wsl-open : WSL で xdg-open する

デスクトップ環境を持つ Linux において、MacOS の open コマンドに相当することをやる際は、xdg-open というコマンドが使える。

一方、WSL を CUI でのみ使っている場合は、xdg-open では Windows 側の GUI アプリでファイルを開けない。

そこで使えるのが wsl-open というツールだ。

wsl-open は npm でインストールできる。

$ npm install -g wsl-open

あとは xdg-open を使いたいタイミングでコマンドを wsl-open と変えるだけ。

# HTML ファイルを指定すればブラウザが起動したり。
$ wsl-open ./index.html

一つ注意点は、WSL 内のファイルを開く時は Windows の Temp フォルダにファイルがコピーされ、それが開かれること。

この仕様のため、「ブラウザで開いた HTML ファイルの変更を確認しながら作業する」といった用途には向いていないので注意。