Twitter 永久凍結後の挙動
僕は Twitter アカウントを永久凍結されている。バカな連中に対してバカと書き込んでいたら凍結されたのだ。
で、永久凍結されたあと、新たにアカウントを作ろうとするとどうなるか、試してみたので挙動を紹介する。事例が少なそうなので。
どうも Twitter は IP アドレスだけでなく、スマホ・PC の端末情報なども覗いているらしく、新アカウント作成後すぐに「電話番号で認証しろ、じゃないと作業を続行させんぞ」という表示が出る。当然全く異なるメールアドレスを使用しているのだが、Twitter はこの時点で「コイツ、過去に永久凍結させたヤツに近い接続情報やな」と見抜いているのだろう。
そこで電話番号を入れたら最後、永久凍結した個人と同じヤツで確定やな、この新アカも凍結や、となる。
つまり永久凍結を回避して新アカを作るには、永久凍結されたアカウントと異なる端末、電話番号、IP アドレスを用意しないと、「個人」が同一であることを特定されて、アカウントが作れないワケだ。
恐らく他にも Twitter が読み取っている情報はあるだろうから、永久凍結された時に接続していたインターネット環境を諸々使わないようにしないと回避しきれないだろう。
心当たりがあろうとなかろうと、一度永久凍結されたら、いくらサポートに異議申し立てなんかをしても無駄みたいで、復活はさせてもらえないようだ。
Twitter はこうやって「有害」な個人を Twitter プラットフォームから排除して、独自の世界を構築している。
日々様々などうでもいい話題で賑わう Twitter。何者でもないのにお気持ち表明を一生懸命行い、Twitter なんかで騒いでいても何も変わらないのに、そこで声を上げることが意味のあることだと勘違いしている。タイムラインの間に挟まる広告を見させられることで企業に収益をもたらし、レコメンドに思考を乗っ取られ、いつの間にか自分の性格や嗜好が改ざんされている。そして当人はそんなことに気付かず、Twitter という沼に自分をうずめていく。
Twitter はこんな風に個人を特定し、操作する術を持っている。健全に使いこなしているつもりの人も、よくよく自分が何にどれだけの時間と思考を吸い取られているか、見返してみてほしい。