ルータ付属の無線 LAN に3つある SSID の違い

OCN から提供されている RS-500KI というルータ (「ホームゲートウェイ」と呼ばれる) を使っている。

このルータには無線 LAN (Wi-Fi) が内蔵されているのだが、接続先として選べるネットワーク名 (SSID) が3つ存在する。これらの違いは何だろう。

目次

帯域の違い

まずはじめに、Wi-Fi の通信帯域が異なる。

b とか g とか n とかは、最大通信速度の違い。2.4GHz 帯域よりも 5GHz 帯域の方が通信速度が速いのだが、電波干渉に弱く、繋がりにくいことがある。

暗号化方式などが違う

さて、そうすると 12 は同じ帯域で、何で2つあるんだろう?と気になる。

これらは無線ネットワークごとに異なるセキュリティ設定が出来るようにするために存在している。

といった感じ。スマホで Wi-Fi の接続先として選択しようとした時に、13 は表示されるが 2 は表示されない、とかいうのは、この隠蔽設定の違いによるものらしい。

SSID 1 の方を、来客に教えてあげる公開ネットワークにして、SSID 2 の方は MAC アドレスで接続元を制限してプライベートなネットワークにしたりできるワケだ。

とはいえ、普通の人はそこまで凝った使い方はしないだろうから、

という運用でよさそうだ。

同時に接続できる上限数は?

ちなみに RS-500KI の場合は、有線 LAN ポートが4つあり、無線 LAN 接続は最大32台まで行けるようだ。

ウチは PC と Fire TV Stick を有線接続していて4ポートはまず潰れている。さらにスマホ、タブレット、スマートディスプレイ、ホットクック、ゲーム機の類で15台くらいは繋いでいたりする。

さすがに全てを同時に使うことはないが、意識せずとも7・8台のデバイスは同時にネットに繋いでいるような状況。よくコレをやりくりしてくれているなーと、ルータくんに改めて感謝の意。w