トーン・ポリシング?甘えんなバカが

トーン・ポリシングなんて言葉があるんだとさ。

「そんな怒った口調で話されたら、議論にならないだろ」というツッコミのことを、トーン・ポリシングと言うのだそうだ。要するに「いま口調とか関係なくない!?話すり替えないで議論してよ!」というワケだ。

…ハァ!?バッカじゃねの?!

いかなる理由があろうとも、感情が表に出ている人間とは、理性的な議論なんか出来ねえって。おフェミさんや特定の人種などがどれだけ虐げられてきたか、どれだけ怒りが溜まっているか、そこはお察ししますし、口出ししません。それでも、怒っている人とは話はできんて。怒らずに話せって。

声高に叫んでる側は、大きく発声していて気持ち良いだろうねー。でもそれは、「この思いが伝わって言動を変えてほしい」と思っている相手には、全く伝わらんて。あんたのテンションを押し付けんな。

「冷静になれ」というテンションの押し付けは良いのかって?良いんだよ。

冷静さは賢さの表れ。怒りに任せた話し方しか出来ない奴は、たかが知れてるんだって。たかが知れてる奴の意見なんか、尊重されなくて良いんだって。

この前も書いたけど、「自分が伝えたいとおりに伝える」のは、相手には伝わらないという点ではなのだ。「あ、この人怒鳴り散らしたいだけなんだな」と受け手に判断されたら、相手がシャットアウトしちゃうから、それ以降は絶対伝わらないんだって。

相手に伝わらなくて良い、世間が何も変わらなくていい、というなら、好きなだけ大声で叫びちらしてればいいと思う。カラオケ行けば?とは思うが、はなっから自分の発言に何の影響力もなくて良いと思ってるなら、まぁ好きにしてれば、って思うよね。

自分の発言が相手に伝わって、相手の言動を変えてほしいとか思うのであれば、感情的にならないこと、冷静に話す姿勢は必須。話の内容によっては自分も協力しようかな、と思っているような人達を、みすみす敵に回すことにだってなる。

感情的に話していいことにする免罪符として「トーン・ポリシング」なんて言葉を使うな。そんな思慮の浅いバカなお前のための言葉じゃねえ。

冷静に、賢く立ち回ろうか。あんたらがバカじゃなかったらそれくらいできるでしょ?