エスノグラフィという言葉を知った。

エスノグラフィ。Ethnography。民族誌学。

自分たちとは違う文化で生活する別の民族を、観察やインタビューによって理解していこうという方法論。

ビジネスの場面では、人間中心の UI を設計していく際に、ユーザを観察するようなやり方を指すそうだ。


「裸足の国で靴を売る」というネタのグループワークを、就活の時に何回かやらされた記憶がある。

「そんな国に需要はない」と捉えるか「全員が顧客になったら凄い売上になるぞ」と考えられるか、みたいなところを見るためのモノで、マーケティングに正解はないよって話だと思うが、自分は当時、面接官たちがどういう模範解答を用意していたのか知りたかった。

当時グループワークでは、「靴は便利ですよー」みたいな売り込みの文句ばかり考えてしまっていた。

お試しで何足か置いていって、後で売るというやり方なんかが良いらしい。当時もっと柔軟に考えられたらなぁ。

自分はこういう国をブルーオーシャンだと思えるほど気が長くないので、まぁ無理でしょうけど。


ま、それはいいとして。

いざ靴を履かない民族に靴を売ろうとなった時に、必要なのは「その民族の行動を観察すること」ではあるよな、と。そしてそれを、エスノグラフィと言うんやな。

というのが今日の学びでした。