映画「Birds of Prey ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」を見た

2020年、Netflix で視聴。

2020年公開の映画で、マーゴット・ロビー主演。メアリー・エリザベス・ウィンステッド出演。

ハーリーン・クインゼルは優秀な成績で大学を卒業し、心理学者として精神病院で働いていたが、そこでジョーカーと出会い恋に落ちる。ハーレイ・クインに名を改めた彼女はジョーカーとともに犯罪行為に手を染めるが、ある日ジョーカーと別れてしまう。

ジョーカーとハーレイは街の悪党たちから恨まれていたが、ジョーカーによる報復を恐れて手を出せずにいた。しかしハーレイがジョーカーと別れたことが知れ渡ると、悪党たちはハーレイの命を狙い始めた。

ゴッサムを支配しようとしているユアン・マクレガーは、マフィアの一家であるバーティネリ家が持っていた「秘密のダイヤ」を手に入れたが、直後にスリの少女カサンドラ・ケインに盗まれてしまう。ユアンの下で働いていた歌姫ダイナは、その少女カサンドラと知り合いだったため、警察に事情を通報。ロージー・ペレス刑事が事態を把握した。

ハーレイはユアンらの会話を盗み聞きしており、カサンドラを自分の下に匿う。ダイヤの在り処を尋ねると、カサンドラが飲み込んでしまったらしい。やむなくカサンドラに下剤を飲ませ、出てくるのを待つことにした。

ダイヤを盗んだカサンドラがハーレイと一緒にいることを突き止めたユアンは、ハーレイに引き渡しを求め、遊園地で落ち合うことになる。

遊園地に立てこもったハーレイとカサンドラの元に、刑事ロージーが現れるが、ハーレイにボコられる。そこに歌姫ダイナが現れる。ユアンへの忠誠を確認するため、ユアンの部下はダイナに「カサンドラの腹を裂いてダイヤを取り出せ」と命令する。

ダイナが渋っていると、そこにメアリー・エリザベス・ウィンステッドが登場、ユアンの部下を殺す。このメアリーは、ダイヤの元々の持ち主であるバーティネリ家の娘で、ダイヤのために家族を殺したマフィアたちに報復活動を行っていたのだった。殺害したユアンの部下が、家族を殺したマフィアの一味の最後の一人だったのである。

ハーレイ、少女カサンドラ、ロージー刑事、歌姫ダイナ、殺し屋メアリーの5人が揃ったところで、ユアンが街の悪党たちを引き連れて遊園地に到着した。5人は協力して遊園地を脱出することにし、一派と戦う。

激しい戦闘の中、カサンドラがユアンに拉致される。ハーレイが後を追うと、カサンドラが隠し持っていた手榴弾をユアンの服に忍ばせた。それに気付いたハーレイはユアンを突き飛ばし、ユアンは一人で爆発粉砕。5人は生還した。

…その後、警察を退職したロージー、復讐を果たしたメアリー、雇い主 (ユアン) がいなくなった歌姫ダイナの3人は、「バース・オブ・プレイ」というヒーローチームを結成。ハーレイとカサンドラは旅立ち、闇の商売を始めるのだった。


DC ユニバース作品の一つ。ジョーカー・バットマン不在のゴッサムシティを舞台に、ハーレイ・クインや女性たちが戦う。

アクション、スタントが多めで、カメラの手ブレも少なく、見やすいアクションシーンが多かった。スタントマンたちは頑張っていたが、登場人物が微妙に多く、ドタバタコメディ色が強いので、少々とっちらかっている。

ストーリーも大雑把で、マゴロビのイカレ具合も今ひとつ。1回見たら十分かな…。