映画「Daylight デイライト」を観た

2021-03-04 視聴。1996年の映画。シルベスター・スタローン主演。

あらすじ

スタローンがトンネル事故で閉じ込められた市民を助ける。

スタローンは救急医療班 (EMS) の隊長だったが、自分の判断ミスにより仲間を死なせてしまい、それにより退職。ニューヨークでタクシー運転手として生活していた。

ある日、産業廃棄物を積んだトラックに、泥棒の逃走車が接触、トンネル内で大爆発が発生する。それによりトンネル内に市民が取り残されてしまった。

たまたま現場近くにいたスタローンは、到着した EMS に助言を伝えるが、仲間を死なせた裏切り者とみなされていたスタローンの意見は取り合ってもらえず。スタローンはトンネルを管理する交通局に直談判し、通気口から単身潜入し、生存者の救助に向かう。

生存者たちはスタローンが到着しても文句が多く、その歪んだ性格に制裁が下るかのように、ウザいヤツから順に死んでいく。結局スタローンはジジイとか犬とか自分の息子 (ニセケータイを売買していた囚人役のセイジ・スタローン) とかその辺を助ける。

皆を逃がすも、自分とヒロインのエイミー・ブレネマンだけ取り残されてしまったので、イチかバチか爆薬を使って地下トンネルから脱出。「ダイ・ハード3」よろしくニューヨークの沖合に打ち上げられ、無事生還する。

感想

1997年、ピアース・ブロスナンの「ダンテズ・ピーク」と雰囲気が似ていていつも混同する。w

スタローンが自己犠牲を払うにしては動機が薄いし、生存者たちの文句は多いし、助けた甲斐がないような連中ばっかり。自分に協力してくれた警備員のおっちゃんは、首の骨が折れて取り残されちゃうし、パニック状態の人間の描写や、人格なんかで生き死にを選べないところなんかはリアルなのかもしれないけど、あんまりスッキリしなかったな。