映画「Commando コマンドー」を観た

2021-04-06 視聴。1985年。

あらすじ

名言の嵐。

元特殊部隊のシュワは、現在は娘 (アリッサ・ミラノ) と二人、山荘でひっそりと暮らしている。

ある日、かつての隊員達が次々と殺されていることを、元上官から聞かされる。その直後、シュワは謎の武装集団に襲われ、娘を人質に取られてしまう。

武装集団の正体は、「バル・ベルデ共和国」の独裁を企むアリアスと、シュワのかつての部下ベネットであった。ベネットはシュワに恨みを持っており、自分の死を偽装してアリアスと結託していたのだった。アリアスはシュワに、自分が大統領に返り咲くための作戦を強要する。

仕方なくシュワはバル・ベルデ共和国に向かう飛行機に乗り込むが、離陸直後に飛行機から飛び降り脱出。アリアスの居所を探るべく、空港で別れたアリアスの部下を追跡する。

その道中、アリアスの部下は CA のレイ・ドーン・チョンを口説いており、シュワは彼女に協力を求める。「お前のことは最後に殺すと言ったな。あれはウソだ」とアリアスの部下を崖から落とし、ビル・デュークをぶっ倒し、武器屋から大量の装備を奪ってアリアスのアジトである小島に辿り着く。

完全武装したシュワは単身でアリアスの軍勢をなぎ倒し、アリアスを射殺。残ったベネットは娘を人質に取るが、シュワは「素手で勝負だ」と挑発。殴り合った末に鉄パイプを腹に突き刺し、シュワの勝利。

駆けつけた元上官は、シュワに軍への復帰を依頼するが、シュワは「もう会うことはないでしょう」と断り、娘とレイとともに島を去るのだった。

感想

話がメチャクチャに分かりやすい。本当にシンプルで、アクションに集中できるのが良い。ほとんどシュワちゃんのプロモーションビデオ状態で、肉体美をこれでもかと見せつけられる。

「ホットショット2」でネタにされたほどの、潔く軍勢が散っていく終盤のバトルシーン。ロケ地の豪邸は「ビバリーヒルズ・コップ」でも使用された、ハロルド・ロイドの家らしい。

吹き替えのセリフがイチイチ面白くて、頭空っぽにしてゲラゲラ笑いながら見られる。アクション映画はこうでなくっちゃ、というお手本のような作品。