映画「Wraith Of Man キャッシュトラック」を見た
2021-12-30 アマプラで視聴。2021年の映画。
あらすじ
冒頭、工事現場の作業員に扮した強盗グループが現金輸送車を襲うシーンが流れる。
現金輸送車を専門に扱う警備会社に転職してきたジェイソン・ステイサム。入社試験では平凡な成績だったが、上司のホルト・マッキャラニーに気に入られ、職務をこなしていく。ある日、現金輸送車を狙った強盗に襲われるが、ステイサムは冷静かつ正確に犯人を射殺。会社は現金を守り抜いたステイサムの活躍を讃え、職場でも一目置かれる存在になる。
場面はステイサムが転職する少し前に遡る。ステイサムは FBI のアンディ・ガルシアとコネを持つギャングのボスだった。冒頭の強盗グループの襲撃の際、ステイサムの息子は無残にも射殺され、ステイサム自身も重傷を負ってしまった。それ以来、闇社会の関係者を縛り上げては息子を殺した犯人を探し回っていたが、一向に真犯人が見つからない。そこでステイサムは、身元を偽装して、襲撃された警備会社に就職して内部の犯行を調査し始めたのだった。
そんな強盗グループの正体は、刺激を求める元軍人達だった。表向きは家族を愛する父親だが、大金を求めて危険な強盗を続けていた。ステイサムの息子を殺したのは、グループの中でもおっかない一面があるスコット・イーストウッドで、リーダのジェフリー・ドノヴァンは彼の凶暴性を危険視しつつも、仲間として行動していた。
大金が動くブラック・フライデー当日。ステイサムは上司のホルトとペアで業務を開始する。そこでホルトは、自分が強盗グループの一味であり、警備会社を制圧して現金を強奪する計画に協力しろと脅迫する。ステイサムは仕方なく従い、強盗グループを警備会社に忍び込ませる手助けをする。社内で激しい銃撃戦が始まるが、社員はほとんど殺害・制圧されてしまう。
自分も縛られていたステイサムは、スキを突いて一味を殺害、一味が着ていた防弾スーツをパクって仲間を一人ずつ倒していく。リーダのジョシュ、内部犯だったホルト、スコット・イーストウッドの3人は現金を持って地下水道へと逃げ込むが、そこでスコットはジョシュとホルトを殺害、一人で現金を持って逃げてしまった。
しかしステイサムは、直前に現金が入ったバッグの中にケータイを忍ばせており、GPS を使ってスコットの自宅を特定した。そして「息子が失った肝臓・肺・脾臓・心臓を返せ」と言って各内臓を順に撃ち抜きスコットを射殺。ステイサムは息子を殺された復讐を果たしたのだった。
感想
ガイ・リッチー監督作品。ステイサムとは
- 1998 Lock Stock And Two Smoking Barrels
- 2000 Snatch
- 2005 Revolver
に続いて4回目のタッグとなる。
ホルト・マッキャラニーは「ファイト・クラブ」などに出ていた。ジェフリー・ドノヴァンは「バーン・ノーティス」の冴えない印象だったが、いつの間にか父親役とか出来る年齢になってた。
「ワイスピ Ice Break」では「リトル・ノーバディ」を演じていた、クリント・イーストウッドの息子さんのスコット・イーストウッドは本作では悪役。早くステイサムに殺されてほしい!と思うようなムカつくバカちんを上手く演じていたと思う。
豪華キャストでなかなか見応えがあった。