Windows10 で iTunes を起動してからウィンドウが表示されるまでが遅い現象を直した

Windows10 でスタートメニューから iTunes を選択して起動しようとすると、そこからウィンドウが表示されるまで5分とか10分とか待たされる現象が続いていた。新規インストール直後はサクサク動くので、数万曲をライブラリに入れていると必ず重くなるのかなぁと思っていたのだが、試行錯誤していたら改善できたのでやり方を紹介する。

目次

環境情報

試行錯誤の際、コレまで使っていた iTunes を完全にアンインストールし、Microsoft Store からダウンロード・インストールできる最新版を素直にインストールした状態だ。

多分一番効果があった対処法

この2つによって、iTunes のショートカットを押下してからウィンドウが起動するまで5分くらいは平気でかかっていたのが、2秒程度にまで短縮された。

スマートプレイリストはライブラリの変更に応じて内容が変化するので、起動時にこのスキャンを行っていて動作が遅くなっていたのかもしれない。自分は「重複している曲」や「メタデータが正しく入力できていない曲」をあぶり出すためにスマートプレイリストを活用していたのだが、起動速度を優先して止めてみた。

自分は複数台の iPhone を所有していて母艦 PC と定期的に同期しているのだが、USB 接続した状態でしか同期させないことにしている。なのに「Wi-Fi 経由での同期」機能にチェックが付いていたので、コレを全てのデバイスで OFF にしてみた。使っていなかった機能のせいで遅かったのかと思うとゲンナリする…。

ちょっとは効果があったかもしれないこと

起動時のパフォーマンスに影響するとしたら「共有ライブラリ」かな、と思うが、コレを ON・OFF してもあまり違いは感じない。

やっていないこと

ネットでググると出てくる、「Bonjour サービスの無効化」とかはやっていない。というか最新の iTunes にしたら Bonjour サービスとか iTunes Helper とかが見えなくなっていた。

以上。