公園で拾った LSI・LCD・FL ゲーム、次世代パズル「ライツアウト」の記憶
今から25年くらい前、僕が小さい頃、公園で小型ゲーム機を拾ったことが2回ほどある。持ち帰ってしまってごめんなさい。
ライツアウト
一つは、5×5 = 25個のボタンが付いていて、ボタンを押すと周囲のボタンの点灯状態が反転するパズルゲームだった。「スーパーマリオ RPG」のクッパ城で、類似するゲームを遊べる。
最近、コレがなんというゲームなのかをたまたま知った。タカラが発売していた、次世代パズル「ライツアウト」 というゲーム機だった。
↑ まさにコレ。有名・人気のゲームだったらしく、「ライツアウト」でググると同商品の画像は沢山出てくる。
名も知らぬ LSI (LCD・FL) ゲーム
もう一つ、拾ってしばらく遊んでいた記憶のあるゲーム機がある。コチラはそもそもどんなゲームだったのか記憶が曖昧なこともあり、まだ正体が見つけられていない。
外観はちょっと縦長で、前述の「ライツアウト」同様、ゲームボーイくらいのサイズはあったと思う。液晶画面が付いていて、鮮やかな赤・黄・黄緑色のブロックが並んでいた記憶があるので、多分ブロック崩し、アルカノイドだったのかなと思うのだが、それ以上の UI や、どんなゲームだったかなどが思い出せない。
こういう液晶が付いている小型ゲーム機のことを、LSI ゲームとか LSI ゲームとかいうらしい。
- 参考 : 電子ゲーム - Wikipedia
- LSI : Large Scale Integration 大規模集積回路チップ
- LCD : Liquid Crystal Display 液晶ディスプレイ
1990年代生まれの世代的には、「たまごっち」が大流行したのを見届けていたが、そこに至る前に「ゲーム & ウォッチ」があり、その前後にこうした LSI ゲーム機というモノがあったようだ。
コチラの「FL THE BLOCK」という LSI ゲームは、ブロック崩しであることは記憶と一致するのだが、筐体の形や色味に全く馴染みがない。ブロックはもっと横長だった記憶があるし、操作系も全然記憶にない。
- ちなみにこの「FL」というのは、真空管の一種である蛍光表示管 (FL 管) から来ているみたい
そもそもこの商品が発売されたのは1981年らしく、自分がゲーム機を拾ったのが1995年前後なので、15年くらい経った品物を拾ったことになり、あまり現実的な感じがしない。
- 参考 : 週刊電子ゲームレビュー「U-ボート大作戦」
- 参考 : 週刊電子ゲームレビュー「クレイジークライミング」
- 参考 : 週刊電子ゲームレビュー「TURTLES」
- 参考 : 週刊電子ゲームレビュー「デジコムブロック」
- 参考 : 週刊電子ゲームレビュー「インベーダー」(学研)
- 参考 : 週刊電子ゲームレビュー「ビームギャラクシアン」
液晶の色味の鮮やかさは ↑ これらのゲーム機の画像を見ると近いモノがあって、液晶の色味は記憶に近いのだが、いずれも本体の形が全然違う気がする。キャラクターは出てこなかったと思うし。本体も液晶も、もっと黒かったと思うんだよなぁ。色味からすると「FL ゲーム」で調べた方が出てくるのかも?
本体が縦長だった記憶でいえば、「クレイジークライミング」が一番近いのかもしれないけど、もっと「ゲームボーイ」に近い、平たい長方形だったイメージなんだよなぁ。ただのボタンで操作したような記憶で、回す系のツマミはなかったと思う。
LSI ゲームは1990年代までにブームが下火になっていたので、「1995年前後に拾った」という記憶からすると、最終盤期に発売された、無名メーカーのパチモンだったりするのかもしれない。
残念ながら自分の記憶もコレ以上なく、当時の写真などにも写っていないので資料がもうないのだが、きっとその商品を見れば「あぁーーっコレだぁぁぁぁああああ」となるはずなので、雑多に LSI ゲームの画像を漁っていくことにする。