三日坊主なら「やる気が出るネタ」を120個用意しとけば1年続く
自分を鼓舞してくれるモノ、奮い立たせてくれるモノ、感動するモノに触れて、「よーし俺も明日から頑張るぞ!」なんて思うけど、そんな決意表明をしても3日で熱が冷めてしまいがち。
でも、「決意を持つと3日は続く」と逆に考えれば、3日おきに自分を奮い立たせてやれば1年持続するのでは? と思った。
1年365日。3で割って約121。誕生日と年末年始の5日分はダラけてもいいことにして (笑)、1年360日と考えてキリよく120。1年につき120個の「自分を奮い立たせてくれるネタ」を用意しておけば、1年間そのやる気を維持できるんじゃないかと考えた。
「自分へのご褒美」とか、ダイエットの「チートデイ」とか、その手の話も、そういう「やる気ブーストの仕組み」だと思えば理解はできる。
120個もユニークなネタを揃える必要はなく、繰り返し興奮できるモノをストックしておけば良い。僕でいえば、「めちゃイケ」という番組が大好きで、ナイナイの岡村さんが大好きなので、めちゃイケの企画で岡村さんが全力でダンスする映像なんかを見ると、やる気が出たりする。
たまたまだが、岡村さんの年齢は僕のちょうど20歳上。20年前の2000年前後の企画は、当時30歳前後の岡村さんの身体能力も絶頂期。岡女のダンスや、オカッチミヤッチでの暴れっぷり、オファーシリーズの全力投球など、この頃の映像は懐かしさを覚えるとともに、当時はあまり気付かなかった「30歳男性の全力」に感動したりするモノだ。
他にも、好きな音楽を聴く、好きな映画を思い出す (2時間見ずとも思い出すだけでも良い)、感動した名言やエピソードを見返すなど、そういう自分を奮い立たせてくれるネタというのは、今からでもすぐに30・50個程度は出てくると思う。あとは日々思い出したり、新規追加したりしていきつつローテーションしてやれば、やる気を復活させられると思う。
大人になると「明日も仕事があるから無理はできない」とか「こんなこと今更やって意味はあるのか」とかとか言い訳しがちだけど、人生の中で最も若いのはいつだって「今」である。若さは何をしても取り戻せない。そういう意味では「今」こそが最善の状態なのだ。
「漁師とビジネスマン」のアメリカンジョークのように、楽しみを老後に取っておこうと思っても、その時まで生きているかも分からないし、今と同じく元気でいられるかも分からない。
あえて失敗しに行く必要はないし、「やらない後悔よりやる後悔」とかいうバカげた言葉は大嫌いだが、変に損得ばかり考えて楽しいことも何もしない、という人生に何が残るんだろうか。利口ぶって結局k何もしなかった奴の人生に、何の意味・価値があるというのだろうか。
例えば僕は釣りやゴルフの経験はないんだけど、「糸井重里が釣りから学んだこと」という話を聞いて、自分も釣りをしてみたいなーと思った。「釣りは定年退職してからの趣味にとっておこう」みたいな考えでいると、「釣りから学べること」を老後まで学べないことになる。もしかしたら今学んだら今後の生き方も変わるかもしれないのに。
だから、現実的には日程調整や機材準備などが発生して、思い立ったその日に釣りが始められるワケでもないけど、早い内にやるべきだなと思うのである。
「後でやろう」としておくと熱が冷めてしまい、再加熱するのに労力が要るのである。
現実的な都合もあるけど、思い立ったら今から、できるだけ早く、やろう。そしてやり続けよう。