「F9 Fast Saga ワイルド・スピード 9 ジェットブレイク」を見た
2021年の映画。ワイスピも9作目。ポールの遺作が7作目 Sky Mission で、前作 (8作目) の Ice Break からシャーリーズ・セロン演じるサイファーが続投。
本作はドミニクの弟ジェイコブが登場。かつてドミニクとジェイコブは父のカーレースを手伝っていたが、ジェイコブがわざと父の車に細工をして父を事故死に追いやったと分かり、兄弟は決別していた。
今回は金持ちのチョイ役オットー君が資金を出し、前作の敵サイファーとジェイコブを仲間にし、ミスター・ノーバディが持っていた「アリエス」というデジタル装置を手に入れようと画策していた。この辺のあらすじはホントどうでもいい。w
4~6作目のあと、東京に移り住んだハンは、3作目 Tokyo Drift のラストでデッカード (ジェイソン・ステイサム) に殺されたと思われていたが、実は裏でミスター・ノーバディと接点があり、その死は偽装したモノであった。という強引な説明でハンは本作に復帰。あとついでに3作目の主人公ショーンも登場して宇宙に飛び立てるポンティアックを提供するが、この辺のシナリオも理解できなくて大丈夫。
とりあえずスポーツカーやスーパーカーを見せびらかし、ヴィン・ディーゼルの自己顕示欲を発散させたアクションシーンを眺めると、いつの間にか全てが解決している。ジェイコブとは和解していて、1作目のポールよろしく、今度はドミニクからジェイコブに車の鍵を渡して別れる。
一行は1作目から登場しているロサンゼルスのドミニクの自宅に集まってパーティして終わる。あれ?オープニングで隠居生活してた田舎の自宅は何なの?
4作目でレティが死んだのを何とか修正した流れもキツかったけど、ハンの復活も無理がありすぎて厳しかった。
1・2作目のクルマ映画、カーレース映画としての本作が好きなので、6・7作目あたりからかなり頑張って見てきたけど、ついにポール・ウォーカーも出られなくなったことだし、もういいかな…。