「どちらか」以外の選択肢を常に持つ

「A か B のどちらかを選んでください」と言われた時に、

といった「隠れ選択肢」が、いつだって存在して、いつだってそれらを選べる、ってことを忘れないようにしたい。


テストで4択問題を出された時に、どの選択肢にも納得できなかったら、「問題が間違っていて、正解はこの中にはないかも」という可能性を考える。実はそれが正しいかもしれない。


自分は A だと思って始めたところ、外野から「B か C のどれかに変更してください、そのままだと損しますよ」なんて注意されたりする。

「あなた間違ってますよ」と言われると、つい視野が狭まって「じゃあ B か C のどっちかを選ばなきゃ…」という風に相手の言うことをすんなり聞いてしまいがちだけど、

こういう選択肢だって、あるんだ。


「そんなことをしたら周りに嫌われるかも」「そんなことをしたらルール違反だと言われる」。そうかもしれない。それでも、だ。

極端な話、法に触れて逮捕される事柄だとしても、最初から相手の言いなりになって考えるのではなく、全ての制限を無視して提示されていない選択肢も考えることって、結構大事なんじゃないかと思う。

まず普通の生活してたらこういう相手 (ルール) の言いなりで全然良いんだけど、

損失も覚悟で、自分の生み出したルールで生きてみる、っていうのは、実際それを選ぶかどうかはともかくとして、「100% 不可能じゃないよな?」と選択肢の一つに捉えてみる。

その「選択の幅」をちゃんと確認しておくっていうだけでも、意味があると思う。


コレだけ気を付けていても、

他人の気持ちを考えちゃったり、自分の見られ方を気にしたりしちゃうと、ついつい提示された選択肢の中から選ぶしかない、と視野が狭まりがちだ。

だからこそもう一度、こんなことを書いた。

俺達には他の選択肢だってあるんだ。俺達は何だって選べるんだ。