新しいメイン PC。Galleria XA7C-R57T を買った

コレまで使ってきたメイン PC「Galleria XG」を買ったのは2017年。

2026年現在も性能的にはなんら不満なく使っていたのだが、Intel Core i7-7700K という CPU が Windows11 に対応しておらず、延長サポート (ESU) を利用しているがそれも2026年10月13日までということで、そろそろ Windows11 対応マシンを買わねばマズいかな、というのは去年2025年から思っていた。

で、昨今の AI 需要や国際情勢に伴う物価高騰で、現在サードウェーブ・ドスパラのサイトで新品のマシンを買おうとすると40万・50万クラスの金額になってしまう。Galleria XG を買った時は24万円で買ったので、さすがに30万超えるような値段はキツイな…と思っていたところ、ヤフオクで状態の良い、そしてお目当てどおりのスペックのマシンを発見。試しに入札してみるかと初回入札したらそのまま落札できてしまった。ということで Galleria XA7C-R57T というマシンの中古を 2026-03-10 に落札。

↑ 詳細スペックは異なるが、本体の外観としてはこれらに近い。

目次

スペック

商品説明および BIOS、デバイスマネージャ等から確認したスペックは以下のとおり。

個人的には「Core Ultra 7 の内蔵 GPU アリモデル」「RAM 32GB 以上」「RTX5070Ti (VRAM 16GB)」が欲しかったので、それを満たしていれば OK。多分「Core Ultra 7 265K」とかのオーバークロックモデルじゃなくても大丈夫っしょ、ということでポチった。

SSD は初体験の NVMe (M.2) SSD。速度がメチャ速くてバビった。

D ドライブと E ドライブについて面白いことがあった。商品説明には「2TB HDD」と書いてあったのに、届いてみたら WesternDigital の青い 6TB と記載のある HDD が載ってるのが目視できた。でも PC 上で認識してるのは 2TB の D ドライブのみ。

「何だコレ?6TB のシールを貼った、中身は 2TB の容量詐欺 HDD なのか?」と思って CrystalDiskMark で速度計測してみたら、HDD なはずなのに C ドライブと同じくらいの速度が出ている。あり得ない。

よくよく筐体を開けて見てみたら、6TB HDD には SATA が繋がっていなかった。どうやら商品説明にあった「2TB HDD」というのは誤記で、「2TB SSD」が隠れていることが判明した。6TB HDD に SATA を接続してフォーマットしてあげたらちゃんと認識したので、結局「メイン 1TB NVMe SSD + 2TB NVMe SSD + 6TB SATA HDD」という商品であったことが判明した。なんだか得した気分。w

ベンチマークで性能を計測してみた

そんな調子なのでそれ以外にもスペックに誤記や、表記詐欺的なことがあってもおかしくないのでは?と疑心暗鬼になり、Geekbench 6 でベンチマークを取ってみることにした。ネット上で見つけた近しいスペックのベンチマーク結果と、ついでにコレまでのメイン PC「Galleria XG」のベンチマーク結果も併記しておく。

計測項目 Ultra 7 265 Ultra 7 265K i7-7700K
Single 2981 3064 1610
Multi 19083 20560 5472

ココで確認したいのは、ネットで拾ったオーバークロックモデル 265K と、今回買ったマシンに搭載の 265 とで、ベンチマーク結果の数値に大きな乖離がないこと。もしも仮にラベルだけ貼り替えて嘘を付いていたとしても、265K に迫る性能が出るならもう Core Ultra 7 265 だと思っていいのでは?w ぐらいに思っているので、まぁコレは本物の Core Ultra 7 265 搭載と見て問題ないだろう。

ついでに、CPU 内蔵グラフィックと、グラボに関しての GPU ベンチマークも取ってみた。コチラもネットで拾った情報を併記しておく。

測定項目 Ultra 7 265 Ultra 7 265K i7-7700K
OpenCL 19529 23012 5778
Vulkcan 20492 (データなし) 5984

次はグラボ。

測定項目 RTX5070Ti 参考データ GTX1080
OpenCL 221985 230205 60842
Vulkan 210861 (データなし) 64708

ということで、GPU に関してもネット上で見つけたベンチマーク結果と大きな差はなし。コレなら RTX5070Ti で間違いないだろう

いずれも驚きなのが、旧メインマシンとの性能差。CPU シングル性能が2倍弱、CPU マルチ性能が4倍弱、内蔵 GPU 性能も4倍弱、GPU 性能は3倍強のスコア差がある

ついでに RAM の性能についても見ておくと、容量は同じ 32GB だが、

5600MT/s と 2400MT/s という「秒間転送回数」が2倍強の差があり、最大帯域幅も2倍以上の違いがある。

ということで、2017年時点でほぼ最高スペックだったはずの i7-7700K・DDR4-2400・GTX1080 から「全体的に2倍程度」高性能な、Core Ultra 7 265・DDR5-5600・RTX5070Ti マシンを購入した、ということで間違いなさそう。

セットアップでつまづいたところ

前述の HDD の件は diskpart とかしたよ、で終わりだが、それ以外に「Windows11 特有のつまづきポイント」みたいなのはなかったかというと、実際のところあんまりなかった。Windows11 OS 自体はコレまでも Asus ZenBook3、Dell XPS15、Dell Latitude5300、GMKtec などなどで経験してきているし、初見ではなかった。

個人的には Classic-Shell というフリーソフトでスタートメニューの UI を変更していたのだが、それが Windows11 では上手く対応していないようで、代わりに Open-Shell を使うことで対処したくらいか。ただコレも、なぜかファイルダイアログが上手く開かないので設定 XML のインポートやエクスポートが上手くできず、レジストリ値を書き出して保存することで代替している。まぁ共有相手がいないので大丈夫か。w

基本的には自分は dotfiles にリカバリ手順をまとめてあって、ちょっと個人情報寄りなツール設定類は別のプライベートリポジトリにまとめてあるので、それらを移植していって2日くらいでメインマシンと同等の環境を作り出せた。

LED 制御ソフトを入れた

買うまで気付かなかったのだが、通電したら本体前面と、中のグラボがピカピカ虹色に光ってる。メッチャクッソゲーミング仕様である。w

調べたところ、本体前面の LED 制御は ASRock PolychromeRGB v2.0.201 を入れることで制御できた。BIOS 内でも設定できるが、マザーボードのメーカーが出してる公式のフリーソフトを入れれば Windows 上で調整できる。

一方、RTX5070Ti の LED 制御は上述の ASRock PolychromeRGB では制御できず、色々調べたところ Palit ThunderMaster で制御できた。ココから察するに、グラボのメーカーは Palit だと推測したワケである (システム詳細とかにメーカー名が全く出てこなかったので他に判断材料がない)。

まぁ虹色に光ってても別に構いやしないのだが、ThunderMaster の方なんかはグラボの温度に合わせて色を変えられたりもするようなので、ただ虹色に光ってるよりは、コレで高負荷かどうかを目視確認できて良いかもしれない。

静音・低ノイズ

使用感としては、かなり静音。CPU には簡易水冷が取り付けられているためか、大きなファンが全体に6個くらいあるのにうなるようなファン回転を感じたことがない。「ロー」な音で、旧メインマシンより体感静かな感じすらする。

Adobe Premiere Pro で動画書き出しして負荷でもかけてやるか、と思ったのだが、負荷でファンが回り出す前に書き出しが終わってしまう爆速度合い。今までちょっと気合い入れないといけないなと思ってたような高負荷タスクが、まるで寝ながらこなしてるような気楽さ。すげぇや。

おまけに、今までギター録音の際に苦労していた「PC 本体から放たれる電磁波ノイズ」についても、劇的に少なくなっていることを実感した。今まで USB アイソレータを買ってみたり、エフェクター側でハイカットをしてみたり試してきたが、結局「パソコンが動いてることで放つ電磁波ノイズ」をピックアップが拾ってしまってそれが強烈にうるさかったので、かなり諦めていたのだが、今回の新しいマシンに関してはノイズゲートを OFF にしてても大丈夫なくらいに、電磁波ノイズの影響が少ない。もちろんノイズゼロではないものの、2KHz 付近でピギピギーと嫌な音が鳴っていたのは完全に消えて、電源由来のハムノイズくらいな感じがしている。コレならローカットやノイズゲート、録音後の調整で全然なんとかなるレベル。

とりいそぎ以上

まだ PC が届いて数日で、セットアップが一段落したかな~ぐらいの段階なので、コレから何か他に気付くことが出てくるかもしれないけど、今のところ最高裁判所である。