シボレー・カプリスおよびリアスパッツフェチ

リアタイヤを覆う「リアスパッツ」を履いた1991・1992年モデルのシボレー・カプリスが好きなのでページを作る。

リアスパッツとは

リアスパッツとは、クルマのリアタイヤを覆うカバーのこと。ホンダの初代インサイトなどを見ると、こういうデザインのクルマをどこかで一度は見かけたことがあるかと思う。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」や「トータル・リコール」、「マイノリティ・リポート」など、近未来を舞台にした映画には必ずといっていいほど、タイヤを覆ったデザインのクルマが登場する。リアスパッツには SF 感があり、フェチ心をくすぐるのである。

第4世代シボレー・カプリスとは

GM 傘下のシボレーが生産するカプリスというモデルの歴史は1965年から始まっており、2019年時点での最新モデルは6代目となる。その中でも1991年から1996年にかけて生産された第4世代は、リアスパッツを採用したモデルだ。

厳密には、リアスパッツが採用されているのはセダンタイプでは1991年式と1992年式のみで、1996年の生産終了まで一貫してリアスパッツが採用されていたのはワゴンタイプのみ。カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している一方、そのデザインは「打ち上げられたクジラ」とまで揶揄されるなど、デザインは賛否両論。

一般車としてはウケが良くなかったものの、パトカーやタクシーのベース車両として採用されたことから、2000年代頃まではアメリカの街中ではよく見かけられたクルマだ。

僕はこのリアスパッツを履いたカプリス・セダンのデザインが大好きだ。このページでは、特に1991・1992年式のカプリス・セダンにスポットを当てていく。

この第4世代カプリスにはいくつかの姉妹車がある。シャーシなどの土台を共用し、コストを抑えながら姉妹車を作ってモデルを増やすのが GM 流。カプリスの場合は B-Body と呼ばれるサイズのプラットフォームが採用されている。

Chevrolet Impala SS : 7th Gen 1994-1996

中東では「Caprice SS」という名前でも売られていたインパラ SS。カプリスの上位モデルとして3年間だけ生産された。リアスパッツは採用されていない。

Buick Roadmaster

1958年に生産終了した前モデルから33年後に登場したビュイック・ロードマスター。セダン・タイプはカプリスと大きく異なるデザインで、ワゴン・タイプ (Estate Wagon) はウッドパネルが採用されているカプリス・ワゴンといった感じ。どちらもリアスパッツが採用されている。

セダン・タイプはキャデラック・フリートウッドにも似ている。

Oldsmobile Custom Cruiser

オールズモービル・カスタムクルーザーは、カプリス・ワゴンをベースとしたワゴン車。天窓が付いていたり、ウッドパネルではなくツートンカラーが選べたり、といったところで差別化を図っていた様子。リアスパッツはあるが、セダンタイプはない。

Pontiac Parisienne Safari

Wikipedia にも該当記事がないのだが、調べていくとポンティアック・パリジェンヌ・サファリという名前で姉妹車が販売されていたようだ。フロントグリルが BMW っぽいキドニーグリル調。ワゴンタイプのみだがリアスパッツは履いている。

第4世代カプリスが登場する映画

リアスパッツを履いたカプリスが見られる映画情報。自分で観たことがあって、なるべくハッキリと登場する作品に絞って掲載。

リアスパッツを履いていない第4世代カプリスが登場する映画

リアスパッツを履いていないカプリスの映画情報。

リアスパッツを履いたクルマが登場する映画

カプリス以外のリアスパッツを履いたクルマが登場する映画。

参考文献

その他このページでは紹介していない映画作品やテレビ作品を含めた情報は以下が詳しい。