映画「S.W.A.T.」について

映画「S.W.A.T.」を劇場で観た2003年当時の記事が出てきたので再公開する。

S.W.A.T.って?

この映画は、日本でも放映された1970年代のドラマ「特別狙撃隊 SWAT」を元に映画化したもの。

ストーリー

ロサンゼルス警察のストリート (コリン・ファレル) は、親友のギャンブル (ジェレミー・レナー) の判断ミスで人質に怪我をさせてしまい、S.W.A.T. 部隊を追放された。ギャンブルは警察を去り、ストリートは S.W.A.T. 復帰のチャンスを待っていた。

6ヶ月後、チャンスがきた。S.W.A.T. 指揮官のホンドー (サミュエル・L・ジャクソン) が現場復帰し、ストリートをスカウトしたのだ。新チームは他に、女隊員のサンチェス (ミシェル・ロドリゲス)、一見ギャングのようなディーク (LL・クール・J)、射撃の名手 T.J. (ジョッシュ・チャールズ)、ベテランのボクサー (ブライアン・ヴァン・ホルト) の4人。彼らはなんとか S.W.A.T. の試験に合格した。

新チームが最初の任務についている頃、ハリウッドでは麻薬王のアレックス (オリヴィエ・マルティネス) が不法入国し、検査はすり抜けたものの車のテールランプが切れていることで逮捕されていた。しかも街中で逃亡を図り、銃撃戦になった。なんとか捕まえたが、アレックスは報道陣の前でこう宣言した。「俺を逃がしたら1億ドルやるぞ!」

この宣言のおかげで、悪党たちがアレックスを護送中に襲撃し、1億ドルを手に入れようとしていた。なんとか切り抜けたが、チーム内にも裏切り者がいた!

ハイジャックした小型ジェット機で逃げようとするギャンブルと T.J.。それを阻止しようとするストリートたち。果たして最後まで戦い抜けるのか!

細部思考

感想

SWAT は友達と見に行った。中一は無料で見られるキャンペーンをやっていたおかげで、私はタダで見られた。いやー、コリンファレルかっこいいね。これだけでこの映画は合格だよ。

…って言っちゃうと「それだけか」と言われそうだから書くよ。ストーリーだけど、まぁこれはいいんじゃない?と思ったよ。先が読めちゃうけど、TV ドラマみたいな軽い感じっていうテーマで作られた映画だから、TV ドラマだと思ってみればいいよ。

アクションとかはあんまり無かった。「映画なんだからもっとアクション出せよ」って思う人。TV ドラマのチャーリーズエンジェルだと思ってみて見ましょう。監督はどうしてもドラマのような軽い感じが出したかったんだろうね。それはそれでいいけどね。

そして、10点満点で点数をつけるとすると、というのを書いておくよ。これは私の見解だから、それほど過信しないように。

気になる点数は?…8点。2点減点な理由は、ドラマみたいな軽い感じにしすぎていたところかな?もうちょっとストーリーをひねったり、アクションを入れてもいいと思ったよ。

2019年に振り返ってみて

…以上が2003年から2004年にかけて公開していた記事の本文ほぼそのまま。全体的に書き方が雑。中1の脳ミソってこんなモンか…。

「感想」でも触れているように、この映画は公開当時、「中学生は無料で観られる」というキャンペーンをやっていたので、小学校からの友達と川崎チネチッタで観た。パンフレットを買ったかは覚えていないが、サントラは買った。初めて自分のお金で買った CD で、今でも持っている。Hot Action Cop の Samuel Jackson がカッコ良すぎて当時1曲リピートしまくってた。この曲聴きながら 3DNA とかやってた記憶ある。

キャストは今見ると豪華な面々だが、当時はまだ若手な俳優が多かった。「マイノリティ・リポート」「フォーン・ブース」「リクルート」などで当時注目を集めていたコリン・ファレル、「ワイルド・スピード」のミシェル・ロドリゲス、「ディープ・ブルー」の LL・クール・J、「ハート・ロッカー」や「ミッション・インポッシブル」シリーズで知られる以前のジェレミー・レナーなど。彼らの現在の活躍を思うと、自分も歳を重ねたんだなぁと改めて実感させられる。

当時「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の特集ページは作っていたが、それ以外にこのサイトで映画に関するページを作ったのは本作が初めて。2008年くらいに映画レビューを書き溜めるようになり、一時期「ネタバレシネマレビュー」という別ブログをやったりもしたが、そちらは閉鎖。2016年からは「El Mylar」というブログで、Netflix で観た作品のレビューを細々と書いていたりする。

16年前の自分に擬似的に再会したみたいで、なんだか不思議な気分。