どっちがどっち?

普段の生活の中で、「似たような言葉があるけど、それとこれの違いは何…?」という経験をしたことは少なからずあるであろう。

そんなときに役立つかもしれない、管理人 Neo が出会った「どっちがどっち?」をまとめてみた。似た言葉の意味をちゃんと知っておいて、正しく分かりやすい言葉を使えるようになっておきたい。

「カフェオレ」と「カフェラッテ」

コーヒーが好きな Neo だが、イマイチ「カフェオレ」と「カフェラッテ」の違いが分からなかったので調べてみた。

これによると、日本では

と呼ぶようだ。また、カフェラッテは、

の2種類がある。

泡立てたミルクといえば「カプチーノ」もだが、カプチーノは「コーヒー + ミルク + 泡立てたミルク」という形が多く、「コーヒー + 泡立てたミルク」のカフェラッテとは区別されるようだ。

「沖縄そば」と「ソーキそば」

修学旅行で沖縄に行ったとき、国際通りにある「なかや」というお店で食べたソーキそばがとてもおいしかったのだが、写真を見ても沖縄そばとの違いが分からなかった。

「沖縄そば」にソーキ肉がトッピングされているものが「ソーキそば」というのが一般的なようだ。

「Disc」と「Disk」

どっちかがスペルミスなのかと思ってたら…

によると、

という違いのようだ。

Disc - 光学メディア
  • CD (Compact Disc)
  • DVD (Digital Video Disc や Digital Versatile Disc)
  • ブルーレイ (Blu-ray Disc)

などなど…。

Disk - 磁気媒体
  • フロッピーディスク (Floppy Disk)
  • ハードディスク (Hard Disk Drive)

などなど…。

円盤全般が「Disk」、音楽用途に限って「Disc」という説もあるが、「DVD」の名称を考えたとき、映像が含まれているのに「Disc」ではおかしいので、正しい説とは思えない。

また、イギリスでは「Disc」の方が好まれ、アメリカでは「Disk」の方が好まれるという違いもあるようだ。

基本的に同じもののようだ。

日本では、ビスケット協会というところが2つを定義して区別していて、糖分や脂肪分の合計が 40% 以上のものを「クッキー」としているようだ。ただ、これは「自主ルール」とのことなので、実際はどっちも同じだといえる。

「預金」と「貯金」

どっちでもいい気がしていたが、明確な区別があった。

「利子」と「利息」

何となくアコムとかレイクとかいう名前が連想される…w。借りる側から見るか、貸した側から見るかによって、呼び方が違うということだ。

「重傷」と「重体」、「全治」と「完治」

病気や怪我関係の言葉を2つ一気に紹介する。まずは「重傷」と「重体」から。

何となく「重体」の方が重いのかな、という考えが合っていた。

その他、似たような言葉を大まかにまとめると以下のようになる。

それぞれの定義が微妙で、ものによっては「何日以上入院すると重症」というような定義があると説明されていたりする。

次に「全治」と「完治」。

つまり、退院できたというのは「全治」で、全ての怪我や病気が元どおり治ったのは「完治」ということ。

「ソーセージ」と「ウィンナー」、「パスタ」と「スパゲティ」

今回は、片方の言葉がもう片方を含む総称、という例を2つ紹介する。まずは「ソーセージ」と「ウィンナー」から。

僕個人は、どうもソーセージの油が合わなくて、あんまり好んで食べなかったりする。

つまり、「ソーセージ」の中の「ウィンナー」ということ。

次に「パスタ」と「スパゲティ」の違い。

というようだ。これも、「パスタ」の中の「スパゲティ」ということ。マカロニなども、「パスタ」の種類の一つである。

「サラミ」と「カルパス」

お酒は飲まないのに、チーズとかサラミとか「クラッツ」とか、おつまみ系が大好きw。

…イマイチ違いが分からん…。

「脂」と「油」

漢字をよく見れば違いが分かる。常温で固体か液体かの違い。

「才」と「歳」、「年令」と「年齢」

今回は2つを同時に紹介する。

「才」と「歳」は、漢字の持つ本来の意味からいうと、「歳」の方が正しいといえる。「才」の方は、意味は違うが、音読みが同じなので「歳」の略字として使われるようになり、一般に広まっている。

「年令」と「年齢」も同じく、「年令」は「年齢」の簡単な書き方として使われ始め、一般に定着したというもの。

このような「漢字表記のゆれ」は他にも多くある。

「ファスナー」と「ジッパー」と「チャック」

今回は似たような言葉が3つある。

「チャック」って和製英語だったのね。元を辿っていくと、最初に呼ばれたのは「ファスナー」だったようだ。

「蝶」(チョウ) と「蛾」(ガ)、「鷹」(タカ) と「鷲」(ワシ)

似たような生物について2つ紹介。まずは「蝶」と「蛾」から。

「蝶」と「蛾」は、結論をいうと、どちらも「鱗翅目」で区別はできない。しかし、日本に生息するものに関しては、以下のページで見分け方が紹介されている。

「鷹」と「鷲」も同じ「タカ目タカ科」で、比較的大きなものを「鷲」、中型から小型を「鷹」と、漠然と別けているだけのようだ。