ファミコン エミュレータ
ファミコンは、海外では NES という名称で発売されている。そのため、ファミコンのことを NES といったりする。
ファミコンのソフトは、ほとんどのエミュレータで快適に動作する。実機の再現度もほぼ完璧だ。
VirtuaNES
ファミコンをプレイするなら、このエミュレータ以外は必要ない、といえるであろう。僕が使っているのはこのエミュレータだけだ。
主な機能
VirtuaNES Official Site - VirtuaNES とは? で、全機能が紹介されている。
- ステートセーブ・ステートロード
- 拡張コントローラ
- 拡張デバイス
- ネットワークプレイ
- チートコード
- スクリーンショット
- ムービー録画
- Wave 録音
などなど…。とにかく機能が豊富で、やりたいことはほとんどできるはず。
本体を起動するまで
- VirtuaNES の公式サイト VirtuaNES Official Site - Download ページに遷移する。
- 特に問題がなければ「Latest Version」の「VirtuaNES Version … (Japanese)」を選んでダウンロードする。
- ダウンロードした zip ファイルを適当な場所に解凍する。
- 解凍したフォルダ内の「VirtuaNES.exe」を選んで起動する。
インストーラがないので、面倒な作業はない。
基本操作・設定
ソフト自体が日本語なので、説明がなくともほとんど分かるはず。
- メニューの「ファイル」で、ROM を開いたりする。
- デフォルト設定だと、キーボードの十字キーで上下左右、X キーが A ボタン、Z キーが B ボタン、右シフトキーがセレクト、エンターキーがスタートボタン。
- 「編集」は、リセットやステートセーブなど、ゲームプレイ中に使う機能が多い。
- 「設定」のメニューから、グラフィックやサウンドなどの各種設定が行える。単純にゲームをするだけなら、特に設定を変える必要はないだろう。
- 「ツール」は、チートコード関連のメニューが入っている。
詳しい説明などは、VirtuaNES の「Doc」フォルダ内に説明書が入っているので参照のこと。
ムービー録画・再生・AVI 変換
まずは、「設定」メニューの「ムービー」で、ムービー録画に関する設定をチェックしておく。
次は録画の開始。「編集」→「ムービー」→「記録 (Alt + R)」を選択する。ムービーファイルの名前を入力する画面が出るので、適当な名前を入れて進める。この画面が閉じられたところから録画が開始される。これ以前に行っていたクイックセーブは無効になるので、最初にクイックセーブをしておくと良いだろう。
録画が始まったらゲームをプレイしていく。S キーのクイックセーブ、L キーのクイックロード、スペースキーの1コマずつ進める (一時停止) 機能なども駆使して、プレイを記録していく。
クイックセーブ・ロードは、最後にロードしたモノのみが記録される (それまで何度ロードしても、その過程は記録されない)。1コマずつ進める機能を使っても、実際の映像では通常のスピードで再生される。チートコードは、途中で ON・OFF を切り替えても記録されないので注意。
プレイが終わったら、「停止 (Alt + S)」を選ぶ。
追記を行うには、「追記 (Alt + A)」を選択し、追記するムービーファイルを選ぶ。そのムービーの最後の地点から録画が再開される。プレイが終わったらまた「停止」を選ぶ。
再生は、再生するムービーファイルと同じ ROM を読み込んでおいてから「再生 (Alt + P)」を選び、再生したいムービーファイルを選ぶだけ。
ムービーファイルは vmv 形式という特殊な形式になっているが、これを AVI に変換する機能も VirtuaNES についている。ROM を閉じている状態で「AVI 変換」を選び、出てきた画面で各項目を確認・入力し、「変換」ボタンを押す。
その他のファミコンエミュレータ
ムービーファイルの形式がエミュレータごとに違うので、サイトで配布されているムービーファイルを再生したい場合は、それぞれのエミュレータを用意しておく必要がある。よく見かけるムービーファイルを再生できるソフトは以下の2つ。
- Famtasia
- nesticle