標準に従い一貫性を持たせる。思い付きで独自の行動をしない

コーディングスタイル、文書の構成などは、標準とされている規則に従い、一貫性を持たせて作る。思い付きで独自のルールを編み出したり、それを毎回コロコロ変えたりしない。

独自な作りのモノは、他の人が理解しにくい、独りよがりなモノになっていることが多い。想定外のパターンも多いだろうし、精度も良くない。「社内文化」のように、「一般常識」とは別に新たに覚え直すことになり、学習コストもかかる。

これに対して、ベストプラクティスや ISO などの規格は、自分個人よりはるかに頭の良い人達が、よってたかって長期間考え抜いて導いたルールだ。汎用性も高いし、チームメンバは各々が「一般常識」として学習していれば教育する必要もない。従うと得られるメリットがあり、従わないと被ることになるデメリットがあり得るからこそ、標準として定めているワケだ。

コレは少々権威主義的な考え方かもしれない。しかし、個人の好みに合うかは別として、チームとして共通認識を作りやすくするためには、既に存在する標準に従い、コロコロとやり方を変えないようにしよう。