外部表現と内部表現を分け、辞書を作る
ユーザが目にする「外部表現」と、開発者が見る「内部表現」は分けて表示・出力するべきだ。
- エラー発生時、ユーザに見せるエラーメッセージと、開発者が確認するエラーメッセージは別々にする
- ユーザには、ユーザの業務に復帰するために必要なアクションを伝える。スタックトレースなどを見せられても分からない
- 開発者向けには、ログファイルを見て原因が特定できるよう、スタックトレース等を出力しておく
- 開発者が顧客との打合せに参加すると、ついつい論理名より物理名で話をしてしまう
- 顧客は大抵、設計書における「論理名」すら認識しておらず、業務上の独自の呼び方をしていることが多い
- それでいてプログラムチックな表現をされても、理解できない
これらは「表現が違うだけで、同一の事柄を指している」ことが分かるよう、対応表となる辞書を作っておくと良い。単語の定義が正確に行えていれば、正確に会話できる。