境界値テスト・Off-By-One エラー

主に単体テスト内で行われる網羅性のテストの一つに、境界値テストというモノがある。

例えば「5回のループを回したい処理」があったとして、for ループの終了条件で「以下」と「未満」を取り違えると、ループ回数が4回になってしまったりする。

他にも、プログラミング言語では 0 ~ 11 で表されることの多い「月」の概念についても、ユーザの入力欄では 1 ~ 12 を受け付けるべきなので、013 など、境界値を超えた値はエラーとすべきである。

こうした境界値をバリエーションとしてテストしておくことが、単体テストの品質を上げる手法の一つといえる。