Ruby をインストールする
2016年初頭、新しいことを始めなきゃと思って、少し前に適当にインストールして弄ったきりほったらかしになっていた Ruby 環境を一掃して、ゼロからやり直すことにした。Ruby と Ruby on Rails を勉強して、Web アプリを作れるようになりたい、Rails を使わない場所でも Rails の考え方を利用したりできるようになりたい、というのが目標。
というわけでまず第一歩、Ruby をインストールするところから。環境は 64bit Windows7。書籍「Ruby On Rails 4 アプリケーションプログラミング」を参考に進める。
Ruby Installer からインストーラをダウンロードする
まずは http://rubyinstaller.org/downloads/ にアクセスする。Ruby Installer For Windows という、安定版に色々なライブラリが入っている Windows 版のバイナリを使う。
自分が試した当時は Ruby 2.2.3 が最新版だったが、今見てみたら 2.2.4 が最新版らしい。以降は自分が試した時の 2.2.3 の表記で説明するが、恐らくほぼ変わらないのでバージョンは適宜読み替えてもらおう。
64bit の Windows7 なので、「RubyInstallers」のリストから「Ruby 2.2.3 (x64)」のリンクを選んで rubyinstaller-2.2.3-x64.exe
をダウンロードする。
Ruby のインストール
ダウンロードしたファイルを実行してインストールを始める。「Ruby の実行ファイルへの環境変数 PATH を設定する」「.rb と .rbw ファイルを Ruby に関連づける」にチェックを入れておく。あとはインストーラに任せれば終了。
インストールされたかどうかの確認
コマンドプロンプトを開いて、ruby -v
と入力してみる。バージョン情報が表示されたら正しくインストールできている。
> ruby -v
ruby 2.2.3p173 (2015-08-18 revision 51636) [x64mingw32]
本日はココまで。次回からは Rails を扱える環境にしていく。
オマケ : irb を試す
手軽に Ruby を書ける環境として、irb (Interactive Ruby) というものが入っている。コマンドプロンプトで irb
と打つと対話モードになるので、その場で Ruby のプログラムが書ける。
以下は irb を起動させ、"hoge fuga" という String を upcase (大文字化) させてみた状態。
> irb
irb(main):001:0> "hoge fuga".upcase
=> "HOGE FUGA"
irb(main):002:0>
=>
で結果が表示されている。抜ける時は exit
。
割と色々なことができて、カスタマイズもできるようだが、まずは Ruby を書いて手軽に動かせる環境があるよ、というところで終わり。