YouTube 動画を mp3 変換して iPod に入れるまでの俺のやり方
YouTube などの動画サイトで拾った動画ファイルから mp3 音源を引っこ抜いたり、ネットで拾った mp3 ファイルとかを iPod に入れるまでにしていること。
タイトルから察してもらえるとおり、音質には拘らない。最初から mp3 だし、聞ければ良いレベル。それと、iTunes 上のライブラリを綺麗に保ちたい、というための作業をしている。
大まかな作業は以下のとおり。
- 各種 Firefox プラグインで動画ファイル or mp3 ファイルをダウンロードする
- (動画ファイルの場合)「携帯動画変換君」で mp3 ファイルを生成する
- 「MP3Gain」で音量調整する
- 「SuperTagEditor 改」で余計なタグを削除する
- 「iTunes」に取り込んでタグ打ちする
1. 各種 Firefox プラグインで動画ファイル or mp3 ファイルをダウンロードする
YouTube 動画であれば、以下の記事に書いたプラグインで動画ファイルをダウンロード。
YouTube 以外の動画サイトや、SoundCloud などの mp3 音源をストリーミングするサイトであれば、以下の記事に書いた「FlashGot」で動画ファイルなり mp3 ファイルなりをダウンロード。
2. (動画ファイルの場合)「携帯動画変換君」で mp3 ファイルを生成する
古いソフトだけど、これが手軽で今まで不満がないのでずっと使ってる。
MP4 形式の動画ファイルであれば「動画・音声⇒ mp3 48000-128kbps (PSP・iPod用)」で変換。低画質のニコニコ動画などは FLV 形式なので、「flv から mp3 を抜き出す」設定で変換する。
「flv から mp3 を抜き出す」設定はデフォルトにはないので、以下のサイトより「Transcoding_flvToMp3.ini
」をダウンロードして導入する。
2017-03-05 追記 : しばらく前から Windows10 環境にしたらいよいよ調子が悪くなったので、「MP4 To MP3」というアプリに移行した。
3. 「MP3Gain」で音量調整する
MP3Gain は、音質劣化なく、mp3 ファイルの音量を調整できるソフト。
まれに変換できない mp3 ファイルがあるが、オプションの「レイヤー1, 2のチェックをしない」にチェックを入れると通ったりする。
レベルは 94.0 dB に設定している。これが iPod で最大音量にした時に、うるさすぎず、「もっと上げたいなぁ」とならない、個人的なギリギリのライン。もちろん、最大音量にすると音漏れは結構するので、外を歩いている時の最大設定。
4. 「SuperTagEditor 改」で余計なタグを削除する
以下のサイトでダウンロードできる SuperTagEditor の改造版を使っている。
mp3 ファイルの余計なタグ情報を消したり、iTunes に取り込んだ時にそのまま見えるタグ情報を一括で打ったりしている。
ぼくが入れるタグは以下のようにしている。個人的なクセが強く、今となっては何をきっかけにこうしたのかあまり覚えていないルールもある。
- 曲名 … 当然。
- アーティスト名 … コンピレーションの時は iTunes 上で見た感じ揃えたいので「Various Artists」にしてしまう。どうせ覚えてるし。
- アルバム名 … 正確さより個人的な探しやすさ優先で、適宜アルバム名は書き換えちゃったりする。特定のアルバムがない場合は目立つように「■」記号を入れている。
- トラック No. … アルバムがある場合のみ。ちなみに複数枚あるアルバムの場合、「CD No.」欄には何も入れず、アルバム名に「Disc 1」などと書いて区別している。
- 作曲者 … ぼくはこの欄を「邦楽」「洋楽」に大きく分けるためのフラグ項目にしている。普通こんなタグはこの欄に入らないので、自分がタグを直した目印にもしている。
- ジャンル … 「作曲者」欄で邦楽・洋楽を分けているにも関わらず「邦楽 Hip Hop」とか「洋楽 Rock」とかいう書き方をしている。これは単純に「Rock」などと書くと iTunes に自動的に「ロック」と日本語に書き換えられてしまうのを避けるため。テクノ系とかは分け始めると辛くなってくるので、まとめたいジャンルだけ作って、あとはザックリ「Techno」「Rock」「Hip Hop」あたりにブチ込むことにしている。
曲名・アーティスト名・アルバム名の表記ルール
- 「The」とか「A」とかで始まるアーティストは冠詞を除外して書く。iTunes が冠詞を無視してソートするのだが、その時の見た目が揃わないのが気持ち悪いので。
- 英語は単語ごとにパスカルケース。「Of」とか「In」とかいう副詞も。
ウーン、クセが凄い。w
5. 「iTunes」に取り込んでタグ打ちする
「SuperTagEditor 改」では一括でタグ打ちするところまでしかやらない。個別のタグ打ちは iTunes に取り込んでから行う。
iTunes が自動的にフォルダ分けしてくれる機能に頼っている。
余計なタグが残っていたら iTunes で消して終わり。
うまく mp3 化できない動画ファイルがある場合は…
動画を再生しながら「カハマルカの瞳」で録音し、Wave ファイルを作る。これを iTunes に取り込んで mp3 に変換し、後続作業を続ける。
問題のある mp3 ファイルの場合は…
- どうしても MP3Gain で変換できない
- SuperTagEditor や iTunes でタグ編集した内容が記録されない
などのおかしな mp3 ファイルの場合は、「Reaper」で一旦 Wave 化 → iTunes で mp3 化、という手順で後続作業を続ける。
「Reaper」は Ver.0.999 までが無料版なので、Ver.0.999 をダウンロードし、適宜日本語化して使えばよろし。
家で聞く時の環境は iTunes + Logicool X-140。適度なスピーカーで十分満足。Tone ノブが付いているが常に右端いっぱい (低音寄り)。
外で聞く時の環境は iPod nano 6G (16GB) + Audio Technica ATH-CKS55Xi。低音が出るカナル型が好みで、値段と相談して大体オーテク。型番に拘りはない。
再生周波数帯域が 5Hz ~ であれば概ね問題なし。イヤホンは3000~5000円程度で選べばいいと思ってる。
思えばどれもかなり古い環境になってしまったなぁ。新しくしたい気がないので、どれも壊れるまでは使い続けるだろうけど。
2017-03-05 追記 : iPod nano は 6G から 7G に、イヤホンも Solid Bass シリーズの別物に変えていたりする。