Mac のターミナルで使うエイリアスを設定しつつ Vim の基本的なキー操作を覚えてみる
個人的に quit と打つと exit になるエイリアスを入れておきたくて調べた。
Windows コマンドプロンプトでのエイリアスの設定方法は以下を参照。
/Users/【User】/ 直下にある .bashrc に書く。.bashrc の新規作成方法と、ターミナル起動時に読み込ませるための .bash_profile の作成方法は以下。
特殊なファイルを Finder で表示するように設定している場合は、Finder から開いても良いけど、せっかくなのでコマンドラインで使うテキストエディタである Vim を使ってみよう。
$ cd ~
$ vim .bashrc
こうすると Vim が開く。Vim の操作は少々特殊なので、最低限以下の操作だけ覚えておく。
| 操作 | キー |
|---|---|
| カーソル移動 | 矢印キー or HJKL |
| 挿入モードにする | I or A |
| 挿入モードをやめる | Esc |
| 保存する | :w |
| 終了する | :q |
vim .bashrc で Vim を開いた直後はノーマルモード。I を押すと下に「—INSERT—」と表示され、テキストを入力できる挿入モードになる。編集はひとまずこれで。
編集をやめるときは Esc。何かキャンセルしたくなったら Esc。保存するときはノーマルモードで :w と入力して Return。保存せず閉じたいときは :w せずに :q で Return。
ということで、早速 I キーで挿入モードにして、以下のように記述する。
alias quit='exit'
alias ll='ls -l'
quit の他に、ll も入れてみた。
入力が終わったら Esc → :wq と入れて Return。保存して閉じる。
変更をその場で反映したい場合は以下のコマンド。
$ source ~/.bashrc
これでエイリアスの設定ができた。