「メダロット」の思い出

以前記事を書いた「カウボーイ・ビバップ」のあと、「発明 Boy カニパン」と「超発明 Boy カニパン」を挟んで、1999年7月2日~2000年6月30日の間、毎週金曜18:00~18:30にテレビ東京でやっていた「メダロット」というアニメと、そのゲームの思い出。

「メダロット。それはテクノロジーが生み出した、全く新しいロボットである。ティンペットと呼ばれる基本フレームに、人工知能メダルを搭載。さらに様々なパーツを合体させることによって、無限の能力を引き出すことができるのだ。」

もう何も見ないでもこのオープニングのナレーションを書き起こせる。たかだか1年弱しかやっていなかったのによく覚えてるなぁ。

当時、親父が 5.1ch サラウンドスピーカーを家のテレビに繋いでいて、あんまり使用頻度は高くなかったんだけど、このオープニングをサラウンドで流しては熱唱する、そんな金曜18時だった。

時期的に、「テレビを見るときは部屋を明るくして…」ってアナウンスが流れ始めたアニメでもある記憶。

エンディングの可愛い感じ、少し経ってから思い出す。


最終回を迎えた翌週、2000年7月7日から2001年3月30日までは、「メダロット魂」という続編がやっていた。こちらは半年程度だったのね。

オープニングの熱唱度合いは少し下がった。家族に見られる「恥」を覚えた。

エンディング。ナエさんとか忘れてた…。

ブロッソメイルとかカッコよかったんじゃなかったかな?「魂」の方は全体的に暗い印象があって、そんなに覚えていない。

最終回を見たかったのだが、幼馴染の女の子の家に遊びに行っていて、前半を生で見られず、VHS に録画した最終回を見返しながら若干モヤつくという思い出。この日はその子と公園に生えてるアロエをかじって食ったりしてた。


ゲームシリーズの方が先だったと思うんだけど、自分は「メダロット4」しかやったことがない。3とか、3のパーツコレクションとかも気にはなってたけど、我が家は意外とソフトを買ってもらえる本数が少なくて買わなかった。

周りでもメダロットのゲームをやっている友達は多くて、メダロット3の CM に出てくる「あ、アリ地獄」をずっと言ってるクラスメイトとかいた。

自分はカブトバージョンのメダロット4を買ったのだが、近所のゲームショップに箱なし中古でクワガタバージョンのメダロット4が出てて、コレ買えばアイテムとか揃えられるな~とか思ってた。確か税抜き980円で、税込みにすると1029円になる計算をずっとしてた。消費税は 5% の時代でした。

結局、自分のお金でゲームを買うのはなんかダメな気がして買わなかった (我が家のゲームの買い方はいつも親が新品をプレゼントしてくれるものだったので、何となくためらった)。当時このゲームショップで「アクションリプレイ」や PAR と出会ったりしていて、懐かしいかぎり。

メダロット4はアニメシリーズとリンクする部分が多かったのだが、随所に「前作までをプレイしていないと分からないネタ」みたいなのが見え隠れしていてモヤっていた。最終的には全クリしてパーツも集めきってやることなくなるくらいにはやりこんだ。

あと、メダロットにハマっていた友達と一緒に、ほるまりん先生のサイン会に行ったことがある。その場でメダロットのマンガ本を買って、その本にサインしてもらったというもの。あんまり覚えてない…w

自分の中のメダロットブームは2003年頃までで、そこから約15年近く触れていないので、今となっては色々と忘れてしまったが、あんなアニメあったな~、当時あんなゲームやってたな~、という記憶はずっと残っている。