気が回る人が損する世界

無神経な人は周りに嫌な顔をされても気付かないから、横入りしたり、人を押しのけたり、周囲に迷惑なことを平気でしまくる。

一方、気が回る人や神経質な人は、対向車の様子、すれ違う人の同線に早くから気が付いてるし、自分の後ろで不穏な動きがあるとすぐさま感じ取れる。

そういう人は、ぶつかって怪我したりするようなトラブルを避けるために自分から先に身を引くワケだが、そうすると無神経な相手方は、身を引いてもらった分だけ自分の前に余裕ができるから、容赦なく割り込んできて占領する。

こういったような、無神経な人がその場を支配でき、気が回る大人の方が肩身の狭い思いをすることは色んな場面でこと起こってて、気が回る人は色んなことが気になってしまうから、物凄くストレスを抱えて生きることになる。

どうして、周りを見て調和をとろうとすることができる大人の方が、こんな思いをしなきゃならないんだろう?

無意識のうちに自然と気を使ってしまう、気を使えてしまう人は、周りがそんな調子なら、と、意識的に無神経な行動をとってみたりする。そうすると、自分がとってみた無神経な行動で周りに身を引かせたことも察知できてしまい、それはそれで居心地が悪い。

かといって我慢していると、やっぱり無神経な奴らにズカズカと自分の領域を侵害されて、だんだんと、無神経なクズどもに暴力を振るって、自分の視界から追い出したくなってくる。

正直者が馬鹿を見る、というか、気を使える方が我慢させられる、どうしたらこんな思いしないで済むだろう。