そいつの成長速度を待っていられない

大体の人間は、ある職場環境に放り込んで、これをやれってモノを与えておけば、何年かかるかは分からないが、いつかきっと、求められる水準に達せるだろう。

しかし、そうなれるのに何年かかるかは分からない。

ニホンノエスイーのように、開発案件に放り込まれて、特にコードもテストの中身もチェックされず、行数や結果件数しか確認されていないような仕事の仕方だと、手続き型で保守しづらい、潜在バグの多い作りでも、その場では OK が出されてしまい、本人はうまく出来たものだと勘違いしたまま生きることになる。

野放しにすると、人間自分の都合の良いように解釈するから、全然平均的な水準に達してないのに、自分は割と出来る方だと思い込んでたりする。

だから普通は OJT とかをやって、その期間に要求水準に達してもらうよう指導するワケだが、バカが呑気に「ただ教えを聞くだけの期間」だと思ってやがる。

そういう奴は自分の学習スタイルや学習スピードを変えないし、要求に合わせて変えようと工夫することもできない。

あのなぁ OJT はお前の成長速度に合わせてマッタリやるもんじゃねぇんだよ。お前程度の人間が一刻も早く迷惑かけない存在になるために急いで勉強する時間なんだよ。お前のこれまでの学習スピードなんか待ってられっかバカ。

組織ぐるみで教材や指導方法考えてってるのに、こんな怠けた奴ばっかりで使い物にならないショボい奴しかできん。こんな奴は自分のグループには要らない。お前程度のレベルの奴に向いてる他の現場に行け。

最初にダメな奴は、こういうワケでこっから教育しても無駄だ。それまでの生き方、親の育て方に難があった証拠だ。こっちは親じゃねえからそれ以上の面倒は見られん。この現場に求められる水準に達せていないのだから、早く首切るしかない。