映画「Fighting アルティメット・ファイター」を観た

2009年。チャニング・テイタム主演。

ニューヨークに出てきたチャニング・テイタムは、テレンス・ハワードに目を付けられ、「賭けストリートファイト」の世界に飛び込んでいく。


…この前観た「ファイティング・キッズ」みたいなストーリーだが、ファイティング・キッズという邦題は「そこまでおこちゃまでもなかったで」と思う一方、原題が「Gladiator」で、そこまで盛るか?!という原題だった。

対して、この「アルティメット・ファイター」は、内容が全然大したことないのに「アルティメット」とかいって、そこまで盛るか?!という邦題だった。原題「Fighting」で、ただ戦ってるだけだし。

テレンス・ハワード演じるスカウトマンの胡散臭さ・二流っぽさは、狙って出してるのか分からないが、とにかくこの映画に箔が付かない。w チャニング・テイタムも、「なぜか強い」し、「うっかり勝つ」みたいな勝ち方で、戦術とかそういうのを感じない。

ズライ・エナオという女優がズライ・ヴェレスという役名で出ている。チャニング・テイタムが一方的に好意を寄せる通りがかりの女なのだが、とにかくこの女とのやり取りのシーンがかったるい。全然面白くない。


この女はテレンス・ハワードの仲間で、賭けストリートファイトの掛け金を受け渡す役割をしていた。チャニング・テイタムの宿敵のライバル・ハーヴェイとの対戦が組まれるが、ハーヴェイはプロボクサーで段違いに強いので、テレンス・ハワードはチャニング・テイタムに「わざと負けろ、それで掛け金を稼ごう」と持ちかける。仕方なく従うチャニング・テイタム。ズライは掛け金を運搬する。

そしていよいよ対戦。大して激闘もしていないがチャニング・テイタムがハーヴェイに勝ってしまう。チャニング・テイタムが勝ってしまったことで、掛け金を失ったと早とちりするテレンス・ハワードだったが、実はズライは直前になって、独断で「チャニング・テイタムが勝つ」方に掛け金を運搬していた。100万ドルを手に入れた彼らはニューヨークを離れる。


…うーん、つまんね。なにこれ。www