Lenovo ThinkPad のラインナップ・特徴・型番の読み方を整理する
ThinkPad X250 を買おうと思った時、シリーズの特徴が分かりづらかったのでまとめることにする。
基本的な命名規則は
- シリーズ名を表す英字1文字
- 3桁の数字
- 百の位 : モニタのサイズ (例 : 3 始まりなら13インチ)
- 十の位 : そのモデルの世代
- 一の位 : Intel CPU なら 0、AMD CPU なら 5
という命名が多いが、「X1」とか、後ろに「s」が付くマイナーチェンジモデルとかもあって、ハッキリしない。
ThinkPad のラインナップと特徴は、独自調べで以下のとおり。
- X : 12・13・14インチ 軽量化メイン。Yoga モデルあり
- L : 13・14・15インチ。X より重いが安いモノが多い。Yoga モデルあり
- E : 14・15インチ。L・T シリーズより安い。3桁の末尾が 5 だと AMD CPU
- T : 14・15インチ。E シリーズより軽く高価
- P : 14・15・17インチ。高性能だが重く高価
- A : 12・14インチ。AMD CPU。3桁の末尾が 5
- ThinkBook : 13・14・15インチ。最廉価。バッテリー小さめでトラックポイントなし。IdeaPad 寄りだがカメラにプライバシーシャッターがあったりする
その他、Lenovo が取り扱うノート PC 周りは以下のようなブランドがある。
- Lenovo
- V : ラップトップ
- E : タブレット・ほぼ ChromeBook
- ChromeBook S
- IdeaPad
- 3桁の数字は ThinkPad の命名規則とは無関係
- Yoga
- Yoga Book、Yoga C、Yoga S など
- ThinkPad の Yoga とか、Lenovo のタブレットモードがあるモデルとはまた別になる
- Legion
- Y : ゲーミングノート
うーん。すげー分かりづらい。
とりあえず選び方から並べるとこんな感じかな。
- とにかく軽さ重視・値段は二の次 → X シリーズ
- とにかく安さ重視・重量は二の次 → E シリーズ → L シリーズ (少し雰囲気が違うが ThinkBook とかもココか)
- コストとパフォーマンスのバランスが取れた通常サイズ機が欲しい → L シリーズ
- コストとパフォーマンスのバランスが取れた大きめの機種が欲しい → T シリーズ
- 重くても性能重視 → P シリーズ (ゲーミングノートの Legion Y とかもココかな)
- Intel CPU が嫌い → A シリーズ、末尾が 5 で終わるモデル
- 会社っぽい PC を避けたい → IdeaPad、Yoga、Lenovo V
- Windows OS を避けたい → ChromeOS の Lenovo E・ChromeBook S
自分はコンパクトさ重視で、12インチの X2xx シリーズから、中古で安価な X250 を選んだというワケ。