GitHub Actions の進行状況を CLI で確認できる hukum を使ってみる
またもや GitHub Actions の話。
GitHub Actions の動作を確認したくて、git push
した直後に GitHub の画面を開いたりするが、もっとサクッと見たいところ。
そこで、GitHub Actions の進行状況を CLI で確認できる hukum を試してみた。
とりあえず使ってみる
hukum は npm でインストールできる。
$ npm install -g hukum
通常どおり、GitHub Actions Workflow を管理しているプロジェクトで git push
などをして、GitHub Actions を発火させたら、すぐに hukum
コマンドを実行する。
$ hukum
すると CLI 上で GitHub Actions の進行状況が確認できる。
GitHub トークンを用意する
hukum は内部的に GitHub API をコールして進行状況を取得しているので、多用すると API コールレート制限に引っ掛かってしまうことがある。
そこで、GitHub アクセストークンを用意し、プロジェクトディレクトリ直下に .hukumrc
として保存しておくと、GitHub アクセストークンを利用して API をコールしてくれる。
.hukumrc
{
"github": {
"token": "【GitHub アクセストークン】"
}
}
以前 hukum が動かなかったが、直してもらえた
当初、自分の環境では hukum がうまく動かなかった。よくよくコンソール表示を見てみると、リポジトリ名の特定にミスっているようだった。
どうも実装上の不備で、git clone
時の URL 中にユーザ名を含んでいると上手く動かないようだ。
どういう URL かというと、以下のような URL。
$ git remote -v
origin https://Neos21@github.com/Neos21/HOGE.git (fetch)
origin https://Neos21@github.com/Neos21/HOGE.git (push)
URL 中の Neos21@
部分があると、当時は hukum が上手く動かなかった。
この件は Issue 報告して、ソース修正こそしていないものの、実装の問題点も指摘はした (← 直したれよ俺)。
そしたら数日後に修正してもらえて、現在はユーザ名付きの URL であっても上手く実行できるようになっている。hukum v1.4.0 では修正されている。
自分でコードを直接直さなくても、バグを見つけたら報告しておくと、こうやって直してもらえたりする。OSS の素敵なところ。
以上~。