XREA サーバで Freenom ドメインの www ありなしどちらでもアクセスできるようにする
メインサイト Neo's World で、長らく XREA サーバの無料プランを使ってきたが (http://neo.s21.xrea.com/)、2020年11月に Value-Domain で独自ドメイン neos21.net を取得した。
このサイトには Freenom で取得した無料の独自ドメイン neos21.tk も割り当ててあるのだが、www ありの場合に上手くページを表示できなかったので、原因を調べて対処した。
というワケで、
- Value Domain で取得したドメインの DNS 設定 → XREA サーバ側の設定
- Freenom で取得したドメインの DNS 設定 → XREA サーバ側の設定
の2パターンを一気に紹介し、当該ドメインに対して www ありでもなしでもアクセスできるようにする。
目次
Freenom の DNS 設定
Freenom DNS の設定は、以前記事にしたとおりで良かった。
| Name | Type | TTL | Target |
|---|---|---|---|
| (空白) | A | 3600 | 【XREA の Public IP】 |
| www | A | 3600 | 【XREA の Public IP】 |
このように設定できていれば OK。
Value Domain の DNS 設定
Value Domain 管理画面の DNS 設定は、以下のように行う。XREA サーバと紐付ける場合は、自動設定をベースにすれば自動的に以下のようになるはずだ。オレンジ色の矩形でマスキングしているところが、XREA サーバの Public IP だ。
www に対して Public IP が割り当てられていれば、DNS 側は OK。
XREA サーバの設定
XREA サーバ側の設定がキモだった。
コレまでは www なしのドメインのみ登録していたが、「ドメインの設定」で、www ありのドメインも登録する。
自分の場合は
neos21.netwww.neos21.net
のセットだったり、
neos21.tkwww.neos21.tk
のセットで登録しておく。
さらに、「サイト設定」の方も、www なし版と www あり版とで、同じように設定しておく。「設定優先順位」は登録した順で決まり、後から変更できないが、特に何も影響しない。
どちらのドメインも「無料 SSL」を使って SSL 化できたので、最終的に以下の URL バリエーションの全てで指定のサイトにアクセスできるようになった。
| URL | Registrar | Protocol | www |
|---|---|---|---|
| http://neos21.net/ | Value Domain | HTTP | 無 |
| http://www.neos21.net/ | Value Domain | HTTP | アリ |
| https://neos21.net/ | Value Domain | HTTPS | 無 |
| https://www.neos21.net/ | Value Domain | HTTPS | アリ |
| http://neos21.tk/ | Freenom | HTTP | 無 |
| http://www.neos21.tk/ | Freenom | HTTP | アリ |
| https://neos21.tk/ | Freenom | HTTPS | 無 |
| https://www.neos21.tk/ | Freenom | HTTPS | アリ |
以上。