Corredor 更新終了します。5年間の振り返りと今後のお知らせ
どうも Neo です。
2016-01-10 から始めたこの Corredor ですが、2020-12-31 をもって更新を終了します。
2021年以降は、私 Neo が2002年から運営しているメインサイト Neo's World にて、引き続き技術系のネタを投稿していきますので、コチラをどうぞ宜しくお願い致します。
今回は本ブログ最終回ということで、運営開始からの5年間を振り返り、2021年からの自分について考えていきます。
目次
- 2016年 : なぜこのブログを始めたか
- 2017年 : 転職してモダン・フロントエンドの世界へ
- 2018年 : 一段落してのんびりする
- 2019年 : コンテナ・クラウドに触れる
- 2020年 : 自分の中で新鮮味が薄かった
- 2020年作った GitHub リポジトリを振り返る
- このブログの成果
- ヒットした記事・しなかった記事
- 今後の本ブログの扱いとお知らせ
- 今後の自分はどう生きる?
- 5年間ありがとうございました
2016年 : なぜこのブログを始めたか
このブログは 2016-01-10 に開始している。この前に数日だけ Blogger でやっていたけど、技術ブログやるならはてブロやろなーと思って移行した。
当時の自分は、新卒入社した SIer の会社で課題感を持っていた。Struts 1 と Oracle DB しか触らないまま、入社から3年が経とうとしていた。現場には尊敬できる PL や PM がいて、SE としてのノウハウは沢山学ばせてもらった。しかし、プログラマとしてのスキルを見ると、古い Java と Excel しか使えず、他の現場に移っただけでも自分はやっていけなくなるだろうなと思っていた。
そこで、今まで学んだ知識の整理と、新たなスキルの習得を目指し、その過程や結果をアウトプットする場として、このブログを作ったのだった。ネット上に自分のスキルを溜めていけば、転職の時にアピールになるかな?という意識も少しだけあったと思う。
2016年の記事で扱っていた主なテーマは以下のような感じ。
- Git・GitHub
- ブログ開設と同時に、書籍を買って学んでいた
- Ruby・Rails
- コレも書籍を買って学んでいた。仕事で使わないモダンな言語を学んでみようと思っていた次第
- Atom エディタ
- VSCode 台頭前って感じがするね〜
- Oracle DB・Excel・Windows バッチ・WSH (VBScript)
- 現場で使っていた技術の整理
- VirtualBox
- Linux を扱ったことがないことも危機感だったので触っていた
- MacOS
- MacBook Pro (Early 2015・13 Inch) を買って学んでいた
- jQuery・Node.js
- CSS や JS は自分の得意分野だと吹いていたが、思えば jQuery も使ったことないし Node.js って何するモノなんだ…?状態だったので取り掛かっていた
- React
- 会社への私物 PC 持ち込みは禁止だったのだが、隠れて MacBook Pro を持って行き、昼休みに会社を抜け出して少し離れた喫茶店で昼飯を取りながら勉強していたのを覚えている
この年は書籍をよく買っていた。「エンジニアのための時間管理術」とか「人を動かす」とか、仕事術や自己啓発系の本もよく読んでいた。30万近い MacBook Pro を買うなど、自分にとっては新たなチャレンジと投資もしていた。年末ぐらいから転職活動を実際に始めていたので、そこでの話題を増やすために、段々モダン・フロントエンドの領域に手を伸ばしている頃だった。
ブログ更新は7月から9月頃にかけて停滞しているが、コレは僕の「毎日更新したい」という悪いクセが働いていたから。目的は毎日更新することじゃなくて、学ぶことだったはず。上手く筆が乗らないなら止めておこうと思っての更新停止だった。
2017年 : 転職してモダン・フロントエンドの世界へ
2017年の前半に転職した。前職より小さい会社で、「社会人」「ビジネスパーソン」として見ると、皆大学生みたいな幼いノリで雑に仕事してんなーと今でも思う。技術的には、今思うと「……」って感じだが、当時の自分としては新しいことを沢山吸収できていた。
2017年の記事で扱っていた主なテーマは以下のような感じ。
- JStat・JMeter
- 前職を辞める直前にやっていた負荷テスト関連の知識
- HTA・Excel
- 前職のチーム内改善として、勤務予定が書かれた Excel をパースしてチーム内 Web アプリに掲示しようとしたりしていて、そういうレガシーな環境でのノウハウが溜まっていた
- はてなブログ Pro
- Pro に登録し、デザインを調整していた
- Xubuntu・WSL
- ChromeBook を買って Xubuntu を入れて遊んだり、WSL を使ってみたりしていた。この頃ぐらいから、Windows 以外の OS への抵抗がなくなってきた
- Vagrant・Image Magick
- 転職直後に初めて触れた技術。素の VirtualBox じゃなくて Vagrant を使って開発環境を構築したり、画像編集すら CLI でやるんだー、みたいなところに驚いていた
- Angular・TypeScript・Gulp
- AngularJS から ES2015 に触れ、Promise の概念を学べたことが、この年の最大の収穫だったと思う。Angular 4 にも手を出し、TypeScript への移行もできた
- Bootstrap・SCSS
- CSS 周りもモダンな技術に触れられた。IE8 向けのハックとか要らなくなったのが嬉しかった (まだ IE11・Edge の判別はしていたけど)
- Cordova
- Cordova を通じて iOS アプリの開発環境に触れたのも大きな成果。iPhone のカメラや Bluetooth を扱えることに感動した
- npm
- Fork したモノが中心だが、npm パッケージを公開するまでになっていた
- textlint
- 文章校正まで npm でやり始めて、JavaScript イケるな、と思うなど。だから他の言語はそれなりでも良くて、Node.js に力を入れていこうかなと思ったのだった
Node.js、Angular、TypeScript、Cordova などをゴリゴリ触った年だった。最終的に HTML5 の資格を取得して、多少はハクが付けられたかなという感じ。この年は Galleria XG と ZenBook3 を購入して、Windows 環境がパワーアップした。
2018年 : 一段落してのんびりする
転職して新たなことを吸収していたが、1年経って疲れ始めた。同棲を始めて、一人暮らしの時のような自由な生活を送れなくなったこともあり、仕事をセーブして体力を温存するようになってきた。
仕事の面では、この1年は同じ現場で保守メインだったので、あまり新しいことをやらなくなっていた。1年間メチャクチャ暇していて、個人的にこねこねしたいモノを好きなだけこねこねして遊べてはいた。でもそれも、一応は業務時間中なので、本当に自由というワケではなく、中途半端だった。
周囲の人間性の低さにイライラしまくっていた時期で、そこは転職を後悔した部分でもあった。「怒らない技術」とか書籍を読み漁っていて、技術と人間性はトレードオフなのか…?と当時は思っていたが、今になって思うと、結局のところ中小企業は全部ショボいってだけだった。
2018年はこんな記事を書いていた。
- Angular
- Angular5 に移行し、その成果を Angular Utilities という Web アプリにまとめていた
- Bootstrap4・Material Design
- CSS フレームワークを色々触る中で、Neo's Normalize を生み出すことになった
- iOS 10・Swift 4
- Cordova を通じて iOS アプリ開発に触れてきたので、ネイティブで書いてみようと思いイジっていた。自分で 120fps・240fps のスロー動画が作れるカメラアプリを作っていた
- Jenkins
- Jenkins おじさんとなり、シェルスクリプトをさらにゴリゴリ書いたりしていた
- jq
- JSON いじくりおじさんになった。ちょっとしたシェル芸ができるくらいにはなってた
- Express・PostgreSQL
- Node.js チョトデキルとか言っておきながらサーバサイドやったことないのはどうなの?と思い、Neo's Hatebu を作る中で Heroku を触り、サーバサイドや DB 絡めてまるっとアプリをこしらえてスキルを磨けた
この年は Dell アンバサダーに選ばれて Dell XPS を触らせてもらうなど、ブログのアクセスアップが高じて良いことがあった。12インチ MacBook に買い替え、Mac 環境に身軽さをもたらした。
2019年 : コンテナ・クラウドに触れる
2019年は冒頭3ヶ月で一気に技術スタックが変わった年だった。初めて Docker・Kubernetes を触り、Oracle Cloud というクラウドサービスを活用して本番リリースをキメた。開発メンバが自分一人なのに全部一人でやってのけたのは、自分はアプリだけじゃなくて、インフラ領域も多少見られるようになったんだな、という自信に繋がった。この時リリースしたサービスは社内政治のために短命に終わるのだが、表彰されてトロフィをもらったりして、初めて自分が作った形のないプログラムに「トロフィ」という形ある物体が成果にくっついて、印象深かった。
その後も Oracle Cloud と密な関係が続き、Terraform を覚えたり、多段 SSH を当たり前にこなしたりできるようになった。ネットワーク系に強くなれたと思う。Heroku なんかは既に触っていたものの、IaaS という意味では OCI が初めてのクラウドだったので、勢いで GCP・AWS・Azure にも手を出した。GCE と OCI で借りられる Always Free なインスタンスは今もバリバリ使っている。
この年にいた現場は、技術的には新しいことをやれたが、職場環境・人間関係は控えめにいって最低だった。ズバ抜けて頭のネジが吹っ飛んだオッサン達が暴れ回っている、気の違った現場だった。彼らに怯えていたワケではない。僕には確実に持っているスキルがあったし、虚勢も嘘も必要なかった。周りも僕個人のことは割と丁重に扱ってくれていたとは思うが、現場全体はイカれたパワハラで死にかけていた。最初はキツかったが、しばらくすると「この人、偉そうなこと言ってるけど結局怒っちゃってるじゃんw」と冷めた目で見られるようになった。冗談半分で愚痴りはするものの、他人に対してほとんど怒らなくなった。丸くなったというべきか?
…ところで、この年にブログで記事にした内容としては以下のようなモノがあった。
- Docker・Kubernetes・Terraform
- コンテナ・クラウドちからが大幅に付いた
- Wercker
- Jenkins も含めて、CI/CD ちからが付いた
- AVCaptureMultiCamSession
- iPhone 11 Pro Max を購入し、最大3つのカメラで同時に動画を撮影する Swift アプリを作ったのだが、全然バズらず
- Excel VBA on Mac
- Mac 環境でも Excel VBA を書くなどした
- LINE
- LINE の API を叩いて Bot を作るなどした。Web 以外の UI でサービスを提供する経験ができた
- Perl・PHP
- 昔 CGI として触っていた言語を再び触り、Neo's PHP Micro Blog に繋げるなどした
- Go 言語
- 新しい言語にも触れたいな、と思い、少しだけやってみた。モダンな言語は困ることが少なくて良いですね
- Slack
- 社内プロキシをすり抜けられる口として Slack を見つけたので、Slack コマンドから Google Apps Script を叩いたりして、色んな処理を Slack から出来るようにしていたw
Zeit Now (現在の Vercel) や Vue、Tmux なんかにも手を出していた。短期間で Docker と Kubernetes を覚えてしまったら怖いものがなくなり、俺はインフラだって何だってやれるやんけ、という気持ちで、Swift をガッツリ書いたり、Go 言語を新たに覚えたりしていた。色々な技術スタックに触れる一方、何かこう、刺激が足りないというか、もう自分が気になることは大体できるようになってしまって、つまらなさも感じていた。どんな言語や環境になろうと、システム化して実現したいことは
- データを一覧で・分かりやすく見たい
- データ同士の整合性を担保したい
- データを永続化したい
ぐらいしかなくて、Web アプリは何やってても一緒だなーって感覚が強くなってきていた。
私生活では、Netflix を見まくり、引っ越しをして、新たな生活が始まっていた年だった。今までよりも「一人で生きていない」ことを実感するようになった。つまり、自分一人がやりたいようには生きられないんだ、という、ある種の諦観を覚えていた。その変化はさほど嫌なことではなかったが、今までのように技術でワクワクしたり、夜通しやりたいことをやってみたりする生活はもう出来ないなと感じていた。
あと、色々あって今は頓挫してるけど、この年は Python を使ったプロジェクトに参加して、コレはコレで仕事とは違う刺激があって良かった。
2020年 : 自分の中で新鮮味が薄かった
パワハラの現場は今年の冒頭までいたが、無事逃げ出せた。こんな中小なのに人一人異動させるのに1年かかるんだと思って幻滅した。もしくは俺がおざなりにされていただけかもしれんが、だったらなおさらもうええわこんなとこ、って感じ。そうこうしてたら流行風邪でフルリモートになり、新しい生活に変わっててんやわんやしていた。
ブログでは以下のような内容を扱っていた。
- Python・Scrapy
- 昨年2019年からやっていたプロジェクトで使用したスタック
- nginx・Freenom・Let's Encrypt
- HTTPS 化の波に対応するなど
- WSL2
- GNOME 環境をこしらえたり、VSCode や Docker との連携で Windows 開発環境が一気に進化した年だった
- Ubuntu
- ThinkPad X250 を買って Ubuntu 専用マシンにして多少遊んでいた
- マルコフ連鎖・MeCab
- 文章の自動生成を試していた
- Mastodon・Misskey
- IFTTT・GAS・Netlify Function あたりを使って少し触っていたけど、結局 Solilog を自作して一人つぶやいている
- OpenCV・WebRTC
- ウェブカメラを扱ったアプリを作るなどした。OpenCV と合わせて Gradle や JavaFX を少し触ったりした
- Raspberry Pi 4
- K8s 関連だったり、ウェブカメラいじりだったりで、多少は遊べるオモチャであった
- GitHub Actions
- 本格的に使い始めた
- Webpack・Svelte・Sapper・Gatsby.js・Preact
- フロントエンド界隈のドッグフーディングが多かったかな。ガッツリそれらを使ってのアプリはあまり作らなかったかも
- VMware
- 久々に Windows 98 を触って懐かしかった
- Remark・Rehype
- Unified 関連のツールで Markdown や HTML をパース・加工した
仕事上では、この情勢で売れそうな新サービスのコア技術をこねこねしてみたり、全然知らなかった AWS や Alibaba Cloud なんかを使う案件に携わったりして、引き続きやったことのない分野を触ってはいる。しかし、もう全然ワクワクしない。ちっとも楽しくない。表面的には新しいモノでも、やっていることの根幹はあまり変わらなくて、自分の中ではあまり新鮮味がなかった。前にもやった似たようなことを、違う言語やフレームワークで覚え直しているだけのような感じがしている。
新しいことをやりたいという欲求はいくつかの形でブログに現れていて、ThinkPad X250 や Raspberry Pi 4 を買ってみたのはその一つだ。ハードから新しいモノを買ってみたら何か違う発見があるかもしれない、と思って、自分で SSD を換装して Ubuntu マシンを作ってみたり、ラズパイを持ち運びできるポータブルマシンに仕立て上げてみたりしていた。
MeCab やマルコフ連鎖を学んだのは、システムやコンテンツを機械に自動生成させられないかと思って触ってみたモノだった。昨今、AI とか機械学習なんて言葉がバズワードのように飛び交っているが、僕はどうも自分で何かを作って、それが作ったとおりに動く、というのに飽きてしまったので、こうなったら自分の手を離れて勝手に生成され、育っていくシステムを作れないか、という思いが募っている。マルコフ連鎖は既存の文章の改変でしかなく、もっと新しい文章が生成できたら面白いのになと思っていたら、世間では GPT-2 や GPT-3 が流行っていた。自分が作ったモノでそれらしい形になったのはねむいガチャ.js ぐらいだが、何らかそうやって、勝手に成長・増殖していくプログラム (ウイルスという意味じゃなくてw) を作ってみたいなと思っている。
OpenCV や WebRTC など、カメラの画像や映像を使ったプログラムも挑戦してみた。この12月に上げた記事は結構そういう趣味のやりたいことに近い内容を取り扱ってみたが、音声認識や発話、AI による映像加工なんかを組み合わせて面白いこと出来ないかなーという思い。元々写真・ビデオ撮影から編集まで好きだったので、それとプログラミングの合わせ技でなんかできたらいいかなと思う。
というか、そういうところぐらいしかもう自分が楽しいと思える分野がなさそうなのである。画像解析なんかはギリギリ仕事に関係しそうだが、文章の自動生成はどうだろう。機械学習ってことで GPT とかやったら仕事に繋がるのかな。仕事したくはないけど、食い扶持は必要。w
新しくないとダメなのか?今知っているモノを深く掘り下げるのはどうか?と言われても、興味が出ないんだから仕方ない。
毎日なんかしら記事を上げることにしていたから、内容の薄い日も多々あった。一応は自分が困ったこととか、その解決策とかを記事にしていたので、自分と似たような人の助けにはなるかなとは思うし、上っ面だけのドッグフーディングも、やった気になりたいだけの人には向いていると思う。自分もそういうところあるから、割と「インストールだけしてみて様子見てみた」みたいな記事は、見てくれる人は見てくれるんじゃないかなと思っていた。どうだろうね?
自分の中で新鮮味がなく、ちっとも楽しくないなと思っている中、「ウェブ縄文時代」という単語を聞き、内に向かっていく個人サイトへ回帰しようと思い立った。それにあたって、メインサイト Neo's World に独自ドメインを割り当てたり、静的サイトジェネレータっぽいモノを自作してみたりして、メインサイトをリニューアルした。自分は元々、他人からの評価を気にしてインターネットをやってこなかったので、元から十分内を向いていると思うのだが、ブログという体裁は、どうも外を気にしてしまいがちだ。個人サイトは何が違うのかといわれると説明が付かないのだが、やっぱりなんというか、もっと個人の枠内に収まった、居心地の良い「ホーム」な感じがしている。メインサイトのリニューアルは割と心が落ち着く作業だったので、やっぱり自分は「ウェブサイト作成」が好きなんだなぁ、と思った。
ええと、何の文章だっけ?
2020年はそんなワケで、仕事上も新しいことをやってはいたんだけど、自分の中で新鮮味がなかったので、試行錯誤していましたとさ。
2020年作った GitHub リポジトリを振り返る
ブログの振り返りは一旦こんなところで。
ブログ以外の活動というと、やはり GitHub に上げたコードが分かりやすいので、2020年に新規作成した Github リポジトリを見てみる。詳細は拙作の List Repos で見ていただけると分かりやすいと思う。
- docker-psm-cli
- docker-oci-cli
- node-calc-cli
- poc-only-once-server
- poc-perfect-yu-gothic
- ios-memo-icon-generator
- practice-markov-chain
- nemui-gacha
- web-camera-light-sensor
- nemui-gacha-js
- practice-javafx-opencv
- python-mecab-cgi
- neos-python-note
- birthdates
- boilerplate-typescript-express
- practice-nginx-nodes-on-docker-compose
- practice-opencvjs
- webrtc-video-chat
- list-repos
- opu
- practice-browserslist
- practice-svelte
- practice-sapper
- boilerplate-nodejs-cgi
- poc-curl-animation-server
- nodejs-cgi-explorer
- site-status
- practice-puppeteer
- practice-paapi
- affi-code-generator
- practice-gatsby
- practice-remark
- solilog
- rehype-prism
- remark-editor
- practice-electron-tray-app
新規作成したリポジトリは36個だった。
practice-
と名の付くドッグフーディングリポジトリが多いか。こじんまりとしたアプリを作ってみたりしてはいるが、なんかこう、一つのウェブアプリ、ウェブサービスとして昇華しきれない内に飽きてしまって、放置されている。飽き性なんだね。続かないね。
このブログの成果
5年間でどれだけの記事を書いたのだろう。ブログ下部の「Archives」セクションを見ればすぐ分かるが、
- 2016年 : 248記事
- 2017年 : 375記事
- 2018年 : 374記事
- 2019年 : 254記事
- 2020年 : 369記事
ということで、合計1,620件の記事を書いた。2016-01-10 から 2020-12-31 までの日数は1,818日らしいので、大体は毎日更新できた方かしら。
カテゴリ数はザッと650種類以上。どういう単位でカテゴリを付けるのか付けないのか、自分の中でも厳密なルールがないので微妙なところだが、それでもおおよそ、5・600種類くらいの技術スタックについて学び、ブログでアウトプットしてきたということになる。多少は誇っても良い数字だろう。
コメントはほとんどなかったけど、AdSense やアソシエイトの収益はそこそこいただけていた。はてなブログ Pro の費用くらいは余裕でペイできていたので、ありがたい限り。
ヒットした記事・しなかった記事
これだけ記事を書いていると、
- 自分の中で力作だったのにバズらなかった記事
- 苦労はしていないがバズらせたくて書いた記事
- バズるとは思っていなかった記事
が色々ある。
- ウェブサイトに適用する游ゴシックフォントを見直しまくった最終解
という記事だ。この記事は力作だったし、このタイトルならウケると思って狙って書いた記事であった。游ゴシックの表示を良くするための記事とか、
- 2018年以降はコレで決まり!Web サイトで指定するゴシック体・明朝体・等幅の font-family 設定
のように font-family
に関するネタはしっかりヒットしたので、自分の得意分野でウケて良かった。
他には、
- Excel の各種パスワードを突破する方法まとめ
なんかは初期に書いた記事で、自分が持つ Excel ちからをまとめられた記事の一つだったと思う。
- Markdown の強調構文で使う「アスタリスク」と「アンダースコア」の違い
- 「.md」ファイルって何?Markdown (マークダウン) のおさらい
- TextLint の技術文書向けのルールセットが便利だった
あたりがウケていたのは意外だった。見てくれる人いたんだーという感じ。
- Crouton を使って ChromeBook に Xubuntu 環境を構築する
- Raspberry Pi 4 に RetroPie を入れてレトロゲーをやってみる
- Amazon Fire 7 タブレット (2019年モデル) を高速化・Google Play 導入。root 化はできず
など、非エンジニアが何かやろうとしてつまづきそうなモノとか、日本語文献が少ないデバイスのカスタマイズ方法なんかは割と見てもらえた。
- コマンドラインで文字コードや改行コードを調べる方法まとめ
- MySQL の「Incorrect string value」エラーを直す (サロゲートペアに対応した UTF8MB4 エンコーディングに変更する)
などのように、文字コード関連の話は不得意なエンジニアが多いのか、参照数が多いようであった。あとは Ruby on Rails のエラーとか、PostgreSQL の話なんかは、同様の話題をググる人のレベルに合わせられたのか、そこそこ参考にされたようである。
一方、自分の中では力作だったのに、予想ほどウケなかった記事は以下あたり。
- iOS 13 AVCaptureMultiCamSession を使った複数カメラでの同時ビデオ録画 iPhone アプリを作った
- OCI 上に OKE クラスタと踏み台サーバを構築する Terraform スクリプトを作った
- WSL2 Ubuntu 18.04 に GNOME + Fcitx-Mozc を導入して日本語デスクトップ環境を構築する最終解
AVCaptureMultiCamSession は、iPhone 11 発表時の FiLMiC Pro のデモが散々ウケてたのに、どうして話題にならないのか分からなかった。皆こういうの実装することには興味ないのね。
頑張って調べて試行錯誤したり、ガッツリ実装してみたりしても、それがウケるとは限らないんだなーと。
以上、このブログの雑な振り返りでした。
今後の本ブログの扱いとお知らせ
このブログは本日 2020-12-31 をもって更新を停止し、2021年以降は放置する。過去記事は2021年以降、順次メインサイト Neo's World に引っ越ししていく。引っ越した記事は本ブログから削除するので、当該記事の URL にアクセスすると「記事がありません」といった表示になってしまうだろう。ただし、移転先の URL をお知らせするようスクリプトを仕込んでおくつもりなので、ご安心を。
別ブログの Murga と El Mylar も、2020-11-01 をもって更新を停止している。コチラも古い記事から順次メインサイトに引っ越している最中だ。引越しした際のお知らせは次のページのように表示されるので、ご参考までに。
- https://neos21.hatenablog.jp/entry/2017/01/23/Terasoluna_%E3%81%8C%E3%82%B2%E3%83%AD%E5%90%90%E3%81%8F%E3%81%BB%E3%81%A9%E4%BD%BF%E3%81%84%E3%81%A5%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F
-
この記事は以下の URL に移転しました:
https://neos21.net/blog/2017/01/23-01.html
-
ついでに、GitHub リポジトリも最近リネームや削除・統合などを行っているので、Google 検索から移動しようとすると 404 になっている場合があるかもしれない。置き場を移したりはしていても、まるっと削除したコンテンツはないはずで、メインサイトから必ず辿り着けるようにしてあるので、お手数だがメインサイトから移転先を探していただきたい。
はてなブログを辞めるワケだが、コレは何もはてなブログが嫌いになったとか、使いづらいとか、そういう理由ではない。はてなブログはよく出来たブログサービスだと思っている。はてブロが悪いのではなく、自分を見直した結果、個人サイトに戻ろうと決めただけである。
また、この技術ブログを更新停止するだけで、技術ネタは引き続きメインサイトに執筆していくつもり。メインサイトにはブログコーナーもあるが、昔ながらの個人サイトの利点を生かして、ブログよりも体系的にノウハウをまとめられると思っているので、そうしたコンテンツの更新も楽しみにしていただきたい。メインサイトは静的サイトながら、自前で RSS (Atom フィード) を組んで配信しているので、フィード購読を宜しくお願い致します。
今後の自分はどう生きる?
分からん!
エンジニア業を辞める予定はないが、飽きてきているので何らかテコ入れはしたい。私的なはずのこのブログが、仕事と繋がり過ぎている感はあるので、メインサイトではもう少し仕事と切り離してみて、仕事は仕事で取り組むようにしてみたい。それでなんか変わればいいなー。
仕事よりも私生活が大きく変わったので、そちらに割くリソースが今後も増えると思っている。メインサイトがいい感じに個人の癒しになるようにしたいな。
5年間ありがとうございました
書きながら思考を整理していたので、長いばかりでとりとめのない文章になってしまった。
5年間続けてきたプラットフォームを離れるのは寂しさもあるが、場所をメインサイト Neo's World に移すだけで、あまり変わりなく生活していると思うので、今後とも Neo's World で引き続き宜しくドウゾ。
Corredor のご愛読ありがとうございました。
八王子のドンキホーテで会おう。