江ノ島に行ってきた
君と行ったらきっと楽しいよ!
江ノ島に行った時の動画を公開しました。
目次
プレゼント探しの旅
愛する我が子と離れて暮らすことになってしまい、月に1回しか会えなくなってしまった。
2021年7月は、そんな面会交流の初回だったので、我が子へのプレゼントを用意して持参しようと思っていた。
2021-07-09 の深夜に「そうだ、江ノ島だ!」と何となく思い立ち、
- 新江ノ島水族館のお土産コーナーに行き、我が子へのプレゼントを買う
- 江ノ島周辺の名所で、行ったことのない「鎌倉高校前の踏切」を見てみる
- YouTube で見付けた、湘南モノレール「片瀬山駅」そばにある、モノレールが頭上スレスレを通過するスポットを見てみる
この3つの目的を決めて、翌朝 2021-07-10 に出発した。
都内から電車で1時間半くらいで「片瀬江ノ島駅」に到着した。
新江ノ島水族館
新江ノ島水族館は過去に2回くらい行ったことあるかな。2004年にリニューアルオープンされた施設で、まだまだ綺麗な水族館だ。
新江ノ島水族館のお土産コーナーは、水族館に入らなくてもお土産コーナーだけ直接入場できる。
何を買おうか迷って15分くらいウロウロしてたけど、新江ノ島水族館のマスコットキャラクター「あわたん」のぬいぐるみをチョイスした。
ぷくぷく ぽこぽこ
えのすいのどこかで
あわの妖精 "あわたん" が生まれました
これからみんなと
お友だちになりたいな
かわええのうかわええのう♪
あわたんのまんまるなフォルムに一目惚れ。可愛い笑顔が、我が子の笑顔にそっくりだと思った。
あわたんには、俺の代わりに我が子のそばにいてもらって、我が子の安全・安心を見守ってもらおうと思い、願いを託して購入した。
江ノ島には入らず
江ノ島のビーチは、この流行風邪のご時世にも関わらず、家族連れやカップルで賑わっていた。
江ノ島の中は今回入らなかった。行って島を回ると半日は潰れてしまい、他のことが出来なくなるので避けた。また、単純に俺一人で行ったところで楽しくない。行くなら我が子と一緒に行きたいので、その時のためにとっておこうと思い、今日は行かなかった。楽しくて大好きなスポットではあるので、以下で少し魅力を語っておく。
僕自身は、コレまで江ノ島は度々訪れていて、デートで訪れたこともしばしば。江ノ島に入る手前のビルにある「江ノ島らーめん」もよく行っていた。
江ノ島の入口には「しらす丼」が美味しいお店が並んでおり、坂を登っていく道すがらも、せんべいやら何やら色んなフードが楽しめる。途中に現れる「エスカー」は、有料のエスカーレーター…。w
江ノ島には野良猫が沢山いて、ねこをたくさん摂取できる。w
江ノ島の坂を登った頂上には展望台があり、大道芸人がよくいる。「恋人の丘 龍恋の鐘」という、カップルで鐘を鳴らして南京錠を付けるとご利益がある、的なデートスポットがある。個人的な経験則では、南京錠を付けようが付けまいが、別れた。w
頂上を越えて島の反対側に下っていくと、「江ノ島岩屋」という洞窟がある。子供にはおっかないだけ、大人にとってもさほど盛り上がるスポットではないが (笑)、東京・神奈川近辺で、波に侵食されて出来た洞窟を手軽に見られるスポットとしてはココぐらいじゃないかしら。
とゆーワケで、江ノ島の「島」を巡るだけで、色んなモノがあって楽しいので、よかったらまた一緒に行きましょう。
鎌倉高校前に行く
江ノ島への入口を背に、江ノ電の江ノ島駅へ向かう。
道中、赤い初代エスティマが停まっていた。このエスティマ、僕が記憶してる限りだと2005年か2006年ぐらいからココに停まっている気がする。タイヤパンクしてるし、ずっと放置されてるのかな。
なんでエスティマに注目したかというと、我が家ではかつて、同じ赤の初代エスティマ TCR に乗っていて、思い入れがあったのだ。市場ではあまり見掛けず、いま Google 画像検索してみても該当する画像がなかったのだが、ウチのエスティマは、ボディサイドに「ESTIMA」という白いデカールを貼っていた。父は改造とかしないので、恐らく購入時に選択できる純正品のデカールだと思う。
Man's desire for pleasure is endless, found in things like one box car full of toys and friends, or a couple simply out for a drive. ESTIMA, a new concept wagon in a category all its own.
↑ こんなメッセージのステッカーが貼られている。
この初代エスティマは2001年に売却し、2代目エスティマに乗り換えていた。2005年ぐらいまでは、旅行好きな父に連れられ、大げさじゃなく毎週のようにエスティマで旅行していた。僕はクルマ酔いしやすく、特に3列目に乗るとすぐ酔っていたが、クルマが、エスティマが大好きだった。クルマの中で父がかける CD で、角松敏生や Jimsaku、山下達郎などを聴いて育った。2代目エスティマは DVD が見られるようになり、頭文字 D の DVD をよく見ていた。初代も2代目も、エスティマは思い出深いクルマなのである。エスティマを見ると、またクルマで旅行したいな、と思う。
…さて、江ノ電の江ノ島駅に到着し、2駅。鎌倉高校前に到着。電車だと4分ぐらいですぐ着くが、歩くと15分以上かかる、不思議な距離である。
鎌倉高校前の駅から出たところにある踏切は、マンガ・アニメの 「スラムダンク」で登場したスポット で聖地と呼ばれている。単純に「海の目の前にある踏切」ということで写真映えすることもあり、見学する人が多いスポットだ。
何となく存在は知っていたが、自分はスラダンを全く通っていないので、特に思い入れはない場所だった。今回は行ったことのない場所に行ってみようと思っていたので、ココをチョイスしてみた次第。鎌倉高校に通う友達がいて、当時ココまで迎えに来たことあったかもしれない。記憶が曖昧なので実質1回目。w
実際来てみると、クルマ通りが多く、電線もなんかゴチャゴチャしていて、パーッと開けた景色ではなかった。人の目で実際に景色を見ている時は、電線や標識などの「ノイズ」を無視して眺められるのだが、写真に撮るとこれらのノイズが鬱陶しくて、なんかこう、うるさい写真になってしまう。その様子は動画内でもお見せしたとおり。
実際にその場の空気を吸う気持ち良さは格別だ。逗子海岸とかもそうだけど、この辺の海岸沿いは本当に気持ち良い。和む。
踏切のすぐそばの信号・横断歩道も、背景が一面海の「映える写真」が撮れるスポット。上手く撮るのは難しいね。
電車賃をかけてはるばるやってきたので、ちょっと粘って居座ってみたけど、周りにカフェなどもなく、本当に踏切しかないので、長居はしづらい。普通に砂浜が気持ち良いので、砂浜でマターリしに来るつもりで行くといいだろう。
片瀬山駅でモノレールを見る
鎌倉高校前の踏切を見学したので、次の目的地へ徒歩移動。この日は物凄く暑かった…。水分は取ろうね。
江ノ島、藤沢の景色は、同じ神奈川県であることもあり、僕の地元・横浜市内によく似ている。ド田舎ではないが、都内よりは程良く人口密度が低く、錆びれたところもあって、人間味がある感じ。w
鎌倉高校前から歩いて20分くらいで、「片瀬山駅」に到着。この片瀬山駅の駅近くには、頭上スレスレを通過する湘南モノレールが見られるスポットがある。前述の YouTube 動画で存在を知った。
だいたい5分くらい待つと、モノレールが通過する。1つのレールで上り下りが両方通過するので、どちらから来るか見極めよう。
ウワサどおり、かなり低い位置を通過する。ちょっとフェンスによじ登ったり、子供を肩ぐるまでもしたら、モノレールを直に触れそうなぐらいだ。背が高い人がジャンプしたら届くんじゃね?
僕は全く鉄道に興味がない人間だが、なんともこの様子が楽しくて、30分くらい居座って5・6回通過するさまを見届けてしまった。おかげさまで思いっきり日焼けしたわ…。w
帰る
当初想定していたスポットに寄り、あわたんも購入できたので、頭上スレスレを通過していった湘南モノレールに乗り込み、帰宅した。
あわたんはその後、我が子にプレゼントした。あわたんと一緒に遊んでくれているといいな。
- お父さんが直接遊んであげられなくて、凄く悔しく、寂しく思っています。君が悲しまずに、楽しく・幸せに過ごせるために今できることはないか、毎日泣きながら考えて、試行錯誤しながら、ちょっとずつ実行しています。
江ノ島探索とあわたんに込めた想いについては以上。
以降は、本動画の編集に関しての蛇足。
動画製作秘話
Olympus OM-D E-M10 Mark II で撮影したフッテージの手ブレが酷いので対処法を探していたところ、Premiere Pro の「ワープスタビライザー」を使えばよくね?と気付く。いくつかのカットでワープスタビライザーを適用して、手ブレを軽減させている。
ワープスタビライザーは映像を若干拡大して処理するので、画角が狭まり、拡大することによるボヤけ感がどうしても発生してしまう。4K で撮影しておいて、ワープスタビライザーを適用した後に 1080p で書き出せば、まだディテールを保ちやすいかもしれない。僕が使ってる Olympus だと 1080p までしか撮影できないし、自分は普段 4K 撮影しないので、今回はある程度妥協。Olympus の手ブレ対策はもうちょっとカメラ側で練っておきたいな。
テロップ入れやナレーション入れは、自分の中でなんとなく要領を掴んできた。相変わらず滑舌が酷いので、この動画のナレーション収録後からではあるが、滑舌改善トレーニングを始めた。独りで誰とも話さずに生活していると、本当に口の周りの筋肉が衰えてくる。舌の動きが悪くて、小さい頃から発音が苦手な「キ」や「リ」だけでなく、「リョ」なども発音が下手になってしまった。頑張って改善していきます…。
また、滑舌の悪さを置いといて、「Sennheiser PC 8」ヘッドセットのマイクで収録した音声というのは、どうしても音質が良くない。録音時の音量、ノイズの拾い具合など、気になり始めるとどうしようもない。コンデンサマイクが欲しくなってくる…。w
音に関していうと、録音環境もそうだが、僕の再生環境も微妙なので苦戦している。
Dell のスピーカー内蔵 4K モニタを買って以来、普段はモニタ内蔵の 3W スピーカーで音を聞いているが、やはりコレだけ小さなスピーカーだと音質が悪いので、撮影した動画の音声と、ナレーションの音声と BGM との音量バランスが上手くできなくなってしまった。
ちょっと前に Audio Technica ATH-M20x というモニタヘッドホンを購入していて、最終的な音量バランスの調整はこのヘッドホンを使って実施した。モニタヘッドホンなので、特段音質に味付けはされていないと思うが、そもそもこういう「ヘッドホン」をして僕のこんな動画を視聴する人がいるのか、と思うと、ヘッドホンでの聞こえ方を信じていいのか、何とも自信が持てなかった。やっぱ何というか、「人並みのスピーカー」を使った方が良いな、って思った次第。
音量バランスとかどうですかねぇ?皆さんの環境で聞きづらいとかこうしろとか要望あれば教えてください。
BGM は今回も全て自作。1日で3曲とも作った。
- SoundCloud - 009 2021-08-09 Awaawa Aquarium
- SoundCloud - 010 2021-08-09 Synth Surf
- SoundCloud - 011 2021-08-09 Chill Major
「Awaawa Aquarium」は、あわたんと我が子をイメージしながら構想を練った。動画の BGM 前提なので、凝った作りにはしていないけど、あわたんのほんわかしたイメージ、我が子の優しいところを思い出しながら、そのイメージが乗るようにシンセの音色を調整した。ベースの打ち込みはどうしても打ち込みっぽさが目立つなぁ…。
「Syntrh Surf」は、Reason Lite 10 に内蔵されている「Scales & Chords」というプラグインを使ってみた。予め曲のスケールとコードの音数などを設定しておくと、単音を押しただけで、自動的にキーに即したコードが演奏されるというシロモノ。経過和音として分数コードなどを入れたい時は難しいが、基本的なコードはコレで作れるし、転回形やポジションの確認にも使えて酔い。
コレを使って Saw Synth を鳴らした。Saw Synth すき。ベースは直前に山下達郎の曲を聴いていたので、伊藤広規をイメージしている。ルート音を淡々と弾くんだけどグルーヴ感が出るあの感じ。イメージはしたけど、成果物にそれが上手く表れているかは何ともいえませんね。w 夏っぽさ、サーフィン感、大波へ挑む緊張感、みたいなのを想像して構成したんですけど伝わってますか…?笑
「Chill Major」は、BGM といえどメロディラインが何もないのは単調かなー、何かアドリブソロっぽいモノを入れてみようかしらん、と思って、キーボードソロを入れること前提で作り始めた。自分が使っている Korg microKEY Air-49 という MIDI キーボードは鍵盤が小さいので、特に黒鍵が押しづらい。そもそもピアノスキルがないのに、物理的な障壁もあるので、どうしたものかしらん、と思って試行錯誤していたのだが、ふと C メジャーキーにすれば白鍵だけで弾けるんじゃね?と思い、FM7 → Em7 → Dm7 → CM7 という簡単なコード進行をベースに作り始めた。
それっぽい音色でそれっぽく白鍵を叩けば、アラ不思議、なんかチルいキーボードソロに。さすがにミスタッチやデタラメすぎる運指があると気持ち悪いので、体裁を整えがてら、ちょっとネタに走ってみようかなと思って、以下の曲のメロディを転用しました。w
- 角松敏生 - Can't You See
- T-Square - Radio Star
- マリオのスーパーピクロス - ワリオ BGM 2
ピクロス懐かしすぎるわ…。w
音楽をゼロから作るのは本当に難しい。ピアノ・キーボードも、ドラムも分からないし、音楽理論もないし、ミキシングも全然分からない。今後も引き続き練習と勉強。
以上、かな。
動画を作っている間は、我が子と一緒に行きたいなー今どうしているかなーなどと考えてしまい、苦しくなってなかなか製作が進展せず、1ヶ月かかってしまった。一度動画ができあがって公開すると、一区切りついてタスクがなくなった虚無感でまた寂しくなる。
毎日本当に、元気が出るような出来事もなくしんどいのだが、あの子も毎日頑張って生活しているのだから、自分も頑張らねば、と思って、歯食いしばってもがいている。