映画「Dante's Peak ダンテズ・ピーク」を観た

2021-09-25。1997年の映画。

地質学者のピアース・ブロスナンは、婚約者だった同僚を火山弾で失い、人一倍火山活動に危機感を抱いていた。

それから4年後、ピアース・ブロスナンはダンテズ・ピークというアメリカの小さな町で、火山活動の兆候を発見する。町長のリンダ・ハミルトンも事態を把握するが、周りの人達は「まだ何も起きていないのに避難を開始したりするのは慌て過ぎだ」などと聞く耳を持たない。

するとついに火山が噴火し、町は飲み込まれていった。ピアース・ブロスナンはリンダ・ハミルトンの息子・娘を探し出し、命からがら廃坑に逃げ延びて一命をとりとめた。

…っていう。

1997年当時は革新的な VFX がふんだんに駆使されていて、SFX (特撮) との組み合わせが見事である。

ピアース・ブロスナンの行動はちょっと行き当たりばったりに見えるんだよなぁ。婚約者を失った割に、冷静さ・計画性がない。でもカッコイイから許す。w リンダ・ハミルトンの「子持ちバツイチシングルマザー」という役どころもナイスだった。

1996年に「ツイスター」が大ヒットし、同年公開されたシルベスター・スタローンの「デイライト」と本作はよく似ているように思う。

1997年は他に「ボルケーノ」も公開されていて、その翌年1998年も、「ディープ・インパクト」に「フラッド」、「アルマゲドン」など、VFX を駆使したディザスター・ムービーが流行っていた頃だ。良い時代だったと思う。