それでいい・それでもいい

ネットや書籍で、世の素晴らしいプラクティスを見聞きする。一流企業はこうやってる、本当のプロはこうやる、デキる人はこう考える、みたいなヤツ。

言っていることは多分正しくて、世間一般的に見ても「それ良い」「そうできたら良い」とは思う。

一方、自分の身の回りを見ると、そうした素晴らしいプラクティスに倣っているとはいえず、何とか回ってはいるけど、至らない点も多かったりする。「まぁ動いてるから良いんだけど、もっと改善はできるだろうになぁ」みたいな。

でも、「この状態こそが良い」とは言えなくても、その環境、その場、その条件においては、「まぁそれ良い」「それでも良い」と言えることは結構あるんじゃないかな、と思うようになった。

GAFAM はこうやってる、良いモノはこうやって生み出される、凄い経営者はこうする、みたいなプラクティスを見聞きして、そういう「良い」方向を目指すのは悪いことじゃないけど、そうしなければ駄目かというと、そうでもない。

大抵のことは「完璧」である必要はなく、「上手くやれればそれでいい」のかもしれない。