映画「Wall Street ウォール街」を見た
久々に映画を見た。1987年・アメリカ。オリバー・ストーン監督。
あらすじ
証券マンのチャーリー・シーンは、投資家のマイケル・ダグラスに気に入られ、インサイダー取引などを経てリッチになる。
チャーリーは、父シャーリー・シーンの航空会社を成長させようと思い、マイケルと協力してシャーリーを説得するが、シャーリーはマイケルを信用ならない男だと一蹴する。
その後チャーリーは、マイケルが父の航空会社を切り売りしようとしていることに気が付く。
チャーリーは仕手戦を仕掛け、マイケルに勝利するも、インサイダー取引で逮捕される。
後日、マイケルと面会したチャーリーはマイケルにボコられるも、その様子を録音しており証券取引委員に提出。チャーリーは裁判所に向かう。
セリフ
- 人生の大事は数分で決まる
- 勝負は常に戦う前に決まってる
- 戦いは欺くこと 強い敵は上手くかわし 敵の怒りをあおり 五分五分なら戦い 分が悪ければひとまず引く
感想
主人公を演じたチャーリー・シーンと、その父役のシャーリー・シーンは実の親子共演。
1987年当時で43歳のマイケル・ダグラスは、ギラギラしたサイコパスみのある投資家を見事に演じている。実在の投資家アイヴァン・ボウスキーがモデルだそう。
対するチャーリー・シーンも、出世を夢見る若手証券マンを熱演していて、大変汗臭いw。マイケル・J・フォックスの「摩天楼はバラ色に」のような汗臭さがある。
2013年の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」も見ておくと、1980年代の金融業界の雰囲気が窺い知れ、本作鑑賞時の予備知識も付けられるかと思う。w
野心と欺瞞のぶつかり合いが面白かった。