金曜コラム

2004年4月23日に始めた、「毎週金曜に更新する」というテイのコラムページを発掘したので、2019年に再公開する。4本中2本のみ復元できた。2019年に振り返ってみての感想は末尾に掲載。

  1. 2004-04-23 レトロゲームの楽しみ方
  2. 2004-04-30 自転車。
  3. 2004-05-08 早くもネタが尽きた。 (現存せず)
  4. 2004-05-14 自由とは何か? (現存せず)

2004-04-23 レトロゲームの楽しみ方

皆さんは「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼビウス」、「マッピーキッズ」(マニアックでスマソ) などをファミコンでやったことがあるだろうか?リメイクや復刻版ではなく、全くのオリジナルを。持っていないキミ。ファミコンは最近6000円程度で新品が売ってるから (AC アダプタ版が出た)、買うと良い。ソフトもそれほど高くない。持っているキミ。もしくは今買ってきたキミ。ここでは「スーパーマリオブラザーズ」を100倍楽しくやることにしよう。

まずは仕事や学校に行く前のところから。ここから楽しく始めるための準備が始まるんだ。まずは本体とカセットを押入れにでもしまっておこう。なるべく取り出すのに時間がかかるようにね。

準備ができたら学校や仕事に行こう。そして、5時頃帰ってくるのがベスト。夏なら6時頃でも良いだろう。なぜかというと、夕日が良い雰囲気をかもし出すからだ。玄関では靴をそろえずわざとらしくふっとばし、急いでゲームを取りに行く。取り出しにくくしたせいで、多少じれったく感じるだろうが、その気持ちを楽しむんだ。

そして急いで電源とコードを TV に繋ぎ、先に本体の電源をつけ、それから TV をつけよう。でないと、面白い番組を見つけてしまうかもしれないからだ。TV をつけたら、映像が映る前にゲームを表示する画面にしよう。

ほら、マリオのタイトル画面が出ているだろ?あれ?出てない?出ていなかったら、ここは北斗の拳をお見舞いしてやろう。カセットを抜き、「アタタタタタタタタ」とか言いながら挿すんだ。爪は切っておいた方が良いよ。ついたかな?付かなかったら今度は窓から放り投げ (ry

タイトル画面が出たら、コントローラを持って立とう。そしてマリオの動きを忠実に再現しながらゲームをするのだ。なんということでしょう!歩いた時の揺れが臨場感を生み出し、自分がマリオになった気分ではないか!このまま調子に乗っていこう。ジャンプの時はボタンを押す直前にジャンプした方が良い。キノコを取ったら巨人になったように偉そうに動こう。やられたらジャンプして、横っ腹から落ちるようにバタリ。マリオがやられた時の気持ちが分かるよ。

こうして夜になる。「ご飯できたわよ~」と言う母親か父親か祖母か祖父かは分からないが誰かの声が聞こえてきたら、「は~い」と返事をして、10分以内でそのワールドをクリアし、次のワールドの1面に行ったところでセーブしよう。でないとまたそのワールドの1面からになってしまうからだ。10分以内で終わらないと、「早くきなさ~い」という声がかかる。ここで5分以内に行かないと、「早く!」と言われてしまう。気をつけよう。

これで、きっと楽しくゲームができるだろう。マリオがやられたときに、リアルにやり過ぎないように気をつけよう。私みたいにアザができたらむなしくなっちゃうからね。

感想

自分で何を書いてるのか分からなくなった。もしかしたら最初で最後の幻のコーナーになるかも。

2004-04-30 自転車。

奇跡の2回目。これは真面目な話だからね。

君は自転車に乗ったこと、もちろんあるよね。その時、歩道を走ったことはないか?走って良いと標識が出ている所はいいが、そういう標識が出ていない所を自転車で通ったこと、多分あるだろう。今回はその話だ。

もし、今君が自転車に乗って歩道を走っている時、目の前にのろのろ歩いている人がいたらどうする?ちぇっ、と思いながら道路に下りてそこを走る?それとも、声をかけたりしてどいてもらう?どっちにしても、自分の邪魔 → 相手が悪い → 自分は良い、という気持ちになっていないか?イライラして、本当に自分が合っているのか確認していないのではないか?そうじゃないだろ。自転車に乗ってる君が悪いんだ。

次に、もし君がそこで歩いている人だったとしたらどう思う?何だコイツは、自転車で歩道を走るなんて、迷惑なヤツだ、と思うはずだ。本来ならこっちが正しいはずなのに、なぜか悪いことをやっているヤツのためにどいてやらなければならない。

私は下校中に、かなりの自転車とすれ違うのだが、この自転車のほとんどが歩道を当たり前のように走っている。許せないから意地でもどいてやるものかと、他人の横に並んで歩いていると、大抵の人は「何だよ」とか言いながら道路に下りて走っていく。「おいおい、違うだろう。自転車にはタイヤが付いてるよ?漢字を見てごらん?『車』なんだよ?車は道路を走るんだよ?自転車も同じなんだよ!」と伝えたいが、わざわざ相手を止めるのも面倒だ。そういう人がどこで気付いてくれるのかは分からない。ただ、少なくとも君は、これを見ている君だけでも、これに注意して自転車に乗ってほしい。

感想

自分で書いておきながら感想っていうのもバカみたいだが、一言。これ、今日の国語の時間に書いたものと全く同じだ。

2019年に振り返ってみて

Archive.org からサルベージできたのは、4つ中2つだけだった。「早くもネタが尽きた。」と「自由とは何か?」は何を書いたのか全く思い出せないが、残っていた2つの内容からするに、思い出さない方が良さそうだ。

「レトロゲームの楽しみ方」は、一発目の記事なのに「自分で何を書いているのか分からなくなった」と言っており、なぜこんなコンテンツを始めたのか理解に苦しむ。ファミコンのスーパーマリオブラザーズにはセーブ機能はないはずなので、スーファミの「スーパーマリオコレクション」に入っている SMB を想像しながら書いているようだ。「お前こそオリジナルの SMB やれよ!」と突っ込まれること間違いなしの謎コラム。

「自転車。」については、同様の内容を中学の国語の授業で書いたのだが、クラスメイトからのウケが悪くてこのサイトにも書いた記憶がある。「道端の人間の動線が気に入らない」みたいな話は2019年になっても書いていて、昔からイライラするポイントは変わっていなかった様子。

2004年4月頃というと、2003年11月に転校した長野の学校に馴染めずにいた頃で、中学2年生になりたての、真の「中二病」を発揮していた時代。あの頃の鬱屈した気分はかなり後になっても引きずっていたが、15年も経ったらさすがに忘れた。若かったんやなぁ…。