BTTF パート2
BTTF パート2のストーリーや舞台裏等。
- Back To The Future 2 Scripts And Trivia … 全セリフ集と細部考察など
ストーリー
パート1から4年経ち、2作目へ突入。マーティがジェニファーとデートしに行こうとした時、ドクがタイムマシンに乗って戻ってきた。「君たちの子供が危ない」そういわれて、2015年に行くことに。なんとか事件を解決したと思ったら、今度はタイムマシンを盗まれ、1985年はビフが権力を握る世界に。1955年まで戻って、その事件を解決しようとする。なんとか解決したら、今度はドクが1885年に飛ばされてしまった!マーティは1985年に帰ることができるのか!
よく見ると…
- 一番最初のシーン。パート1とそっくりだが、ジェニファー役が変わってしまったためにほぼ撮り直し。
- ジョージ役のクリスピン・グローバーが出演を拒否したため、そっくりさんを起用したり、パート1の映像を使ったりしていた。
- スカイウェイの標識に、フェニックス、ボストン、ロンドンとある。おいおい、何処まで行くんだ?
- ゴールディ市長の息子も市長になろうとしている。空に浮いている看板に書いてあるね。
- デロリアンがスカイウェイから路地に下りて来る所、実写とミニチュアとの合成だったんです。後輪のタイヤの雨水が急に垂れなくなる、そこです。
- 天気予報が確実に当たるようになっている。「郵政省はダメ」らしいが、未来でも手紙なのか?
- ドクが50ドルもマーティに渡しましたが、あの頼んだペプシパーフェクトは45ドルもします!
- 全シリーズでひかれそうになるシーンです。マーティJrみたいにくるくる回ってます。
- スティーブン・スピルバーグの息子、マックスが「ジョーズ19」を作ってます。やりすぎ。
- 募金活動をしている人はテリーといって、55年でビフの車を修理してました。
- スポーツ年間のあったアンティークショップには、クリストファー・ロイドが出演していた『ロジャー・ラビット』と『ジョーズ2』のパンフがある。
- マーティJrが店にやってくるとき、店内を覘いた直後は走っているのに、柱を通り過ぎると歩いている。
- グリフがやって来た時、後ろで車を拭いているのは違う役者。仕方ないが。
- ビフとグリフがドアの辺りでやり取りするシーン。ドアの片側で合成してます。その後グリフがビフを連れて行くシーンは、ビフの肩をつかんだのは別の人。よく見るとビフのステッキがドアの所で少しズレてたり、グリフが再度覘く時も少しズレてます。
- グリフとのチェイスシーンで、車が降りて来ましたが、違法です。道路に「着陸禁止」って書いてありますw。
- ドクが戻ってきたときの服にボテンがあります。パート3のことを暗示している。
- マーティをクビにした人は、伊藤富士通という。富士通?
- ギターを弾いてる未来のマーティ。パワー・オブ・ラブの最初のところを弾いてるつもりですが、ロールスロイス事件 (次回作にて) で骨折した為に上手くないです。
- ビフがタイムマシンに乗った証拠があった。出発時間が1955年のはず。それに気がついていれば…。
- ドクが「次のテーマは…女」と言っているのはパート3のクララを暗示している。
- 1985年 A でマーティが踏んだ看板は、ヒルバレーではなくヘルバレーになっている。
- マーティはまた引かれそうになります。今度はバイクです。
- またまたマーティはうなされてます。今回は本当の母親でしたが自分から否定…w。
- ビフが見ていたクリント・イーストウッド主演の『荒野の用心棒』で防弾チョッキを使いますが、パート3でも使うんです。
- 校長のストリグランドが飲んでいたのはウイスキーです。ここで3作中で1回しか見れないストリグランドの笑顔が見れます。
- 1955年に人工呼吸 (CPR) はない。だからあの男の人が「人工呼吸って?」って聞いてたんだね。
- ジョニー・B・グッドの弾き方がパート1と違う。ロレインたちはあそこではキスしないし。
- パート1のジョニー・B・グッドのシーンをよく見ると、天上にはしごがない (みえないだけ?)。
- 全作共通のこやしに突っ込む。またもや前回と同じ肥料のトラック。
- ラストの英語をよく見ると、TO BE CONCLUDED (次回作にて完結) となっている。気がつかなかった。
裏話
- パート2は、パート1のビデオの最後に、スタッフが冗談で「TO BE CONTINUED (次回へ続く)」と入れたせいで出来た。「ドク達の旅は続く」と言うニュアンスだったらしいが、これを見たファンから「次回作はいつだ!」と言われたので作る事になった。こんな状況で依頼されたマイケル・J・フォックスもクリストファー・ロイドも、出演を快く了解してくれた。
- シナリオを作ったが、予算的に難しかったので、2作に分けて作る事になった。それでパート2のラストが「TO BE CONCLUDED (次回で完結)」のクレジットになった。
- スタッフは全員前作と同じだったが、役者ではジョージ役のクリスピン・グローバーが降板しジェニファーがクローディア・ウェルズからエリザベス・シューへ変わった。
- クリスピン・グローバーの代役はそっくりさんのジェフリー・ウェイスマンが扮する。しかし、一部で前作の映像を使っていた。それで、映像を無断で使ったと言ってクリスピンが裁判を起こした。ちなみにその映像は、OP のロレインといる所と55年でビフを殴ったシーン。この裁判は後に和解。
- 今作も各役者のメイクが大変だった。マイケルは1人4役、他の役者も55年、85年、85年A、2015年と大変なメイクだったらしい。
- 今回の一番の見所は1人が画面に同時に2人映るシーン!ゼメキスが ILM に頼んで製作した「ビスタ・グライドシステム」によるものが、これまでの常識を打ち破った。今では合成は普通になったが、当時の最先端技術だった。
- 2015年で年間を渡した後、なんでビフが倒れたのか。それは1996年に、85年 A 以降の生活に耐えられなかったロレインが撃ち殺したから。2015年では、もう死んでいたので、ビフは倒れてしまった。試写会ではビフが消えていくシーンがあったが、意味が分からなかったのでカットになった。
- ジャケットデザインは、商品毎にバラバラになってしまった。
- パート2は日本では2部作中1番ヒットし、当時は「E.T.」の次になる2位で興行収入は54億円だった。
- ホバーボードの撮影方法
- 基本的には普通のスケボーを使った。地面に平らな板を置いて滑ってるように見せた。
- 自然な動きに見せる為に、ドリーと呼ばれるカメラを載せる移動撮影用の機械にマイケルを乗せた。
- さらには高さ 30M ものクレーンで実際に俳優を吊ったんだ。クレーンはスピルバーグの特注。
- ホバーボードにワイヤーをつけて人間が乗り、それにあわせて動いた。
- 靴とホバーボードに270キロのものをつけることが出来る強力な磁石をつけてホバーボードと靴をくっつかせた。
- 最後は合成。色合いを少し変えるだけでもワイヤーが見えなくなったりする様だ。
- マーティがジープにつかまったシーンは、まずマーティの上半身を移している間にジープの後ろについている移動車に乗る。カメラが下半身に映ると上からしがみつける棒が出てくるのでそれに掴まる。マーティがしがみついたら移動者は離れていく。