文章の書き方について
文章を書く際、推敲・校正する際にこういうところに気を付ければ、もっと良い文章になる…みたいなお話。
基本ルール
段落、構成、かかる言葉の順序や「てにをは」の適切な使い方など、文章の書き方の基本ルールについて。
日本語をずっと使っていれば、誰でも自分の主張を文章にできるが、自分の感覚で書いた文章が、自分の思ったとおりに相手に通じる文章が書けているかというと、微妙なところがある。
Web 上で文章を書くにいたって、自分の日本語は伝わるのか、美しく書けているのか、ということを再確認することで、さらによい文章が書けるだろう。
具体的なことをもっと書こうとしていたが、すでに多くの参考になるページがあったので、具体的な内容に関しては、以下のページをご参照のこと。
- 参考 :
HUHEN ふ、へん (笑) - 文章の書き方 (基本ルール、テクニック、考察) のまとめ。(リンク切れ) - 参考 : 松下健次郎の「人を動かすウェブライティング」
- 参考 :
伝わるウェブ文章の書き方まとめ(リンク切れ)
なお、いい年齢であるにも関わらず「し」と「J」をよく書き間違えたり、「きのうわ…」なんて書いちゃうような人は、上のページは参考になりませんので、ご注意をw。
漢字について
パソコンは、自分で漢字を書かなくとも変換すればいいため、それによっていろいろな問題が起こりうる。
ありがちなのが変換ミス。校正しても自分では気付きにくいことはあるが、間違えたままだと、意味が通じなかったり、意味が変わってしまったりする。
少し似ているが、本来の意味とは違う漢字を使っていることもある。
- 「事故に合う」(「合う」は一致すること、正しくは「(不幸などに) 遭う」)
- 「庭園を創る」(「創る」は新しい・初めてのもの、正しくは「(大規模なものを) 造る」)
など、読みが同じ漢字は、それぞれの違いが分かっていないと、おかしな文章になったり、「学がないなぁ…」と思われてしまう。これは知識の問題なので、辞書を引いたり、変換の際に表示されるコメントを見て違いを勉強したりして、正しい文章を書くように心がけるしかない。分からない場合はひらがなで書いたほうがよいだろう。
他にも、何でもかんでも漢字に変換して難しい漢字を使ったり、「兎に角」などの当て字を使ったりするのは、文章が読みづらくなるのでやめた方が良い (僕もやたら漢字に変換する癖があったが、そうやって書いた文章がとても読みづらかったので直すようにしている…)。
しかし、「漢字でないと伝わらないイメージ」や、「(本来漢字でもよいが) カタカナでないと雰囲気が出ない」という場合もあるので、そのときは振りがなをつけるなどして、相手に理解してもらえるように工夫しながら使おう。
どこまで漢字を使うか、という問題については、公用文を書く上での標準とされている「文部省用字用語例」などを参考にするとよいだろう。
英文と日本語の間に半角スペース
日本語文中の半角英数字の前後に、半角スペースを入れるかどうか、という問題。
この話をここで初めて知った人のために一応説明すると、
- 英数字の前後に半角スペースを入れた方が、日本語との間隔が開いて読みやすいよ
- 英文は単語ごとにスペースを開けているのだから、日本語との間でスペースを入れるのはおかしくないよ
- Google 検索だったら、間にスペースが入っていてもちゃんと検索できるから問題ないよ
という意見に対して、
- その半角スペースは、br 要素のように、見栄えを指定するだけの無意味なモノではないか
- CSS やブラウザで対処すべき問題である
- 今後 CSS やブラウザが、自動的にスペースを入れるようになったらどうするんだ
という反論があり、半角スペースの是非が問われていたりいなかったりする問題。
僕は基本的に「スペースを開ける派」だが、結局は個人の勝手だし、決まりがあるワケでもないので、見づらかったら入れればいいと思っている。
その他
- 全角・半角を混在させない
- 同じ単語・反対語の表記の統一
- 二重否定・冗長表現をなくして分かりやすい文章に
日本語文章校正ツール- 大雑把に機械にチェックしてもらえる- 文章を書いたらチェックしたい17の項目