正しく抽象化し概念化する

会話においても、システムの業務要件をまとめるにしても、様々な事柄から共通点を抜き出し (= 抽象化し)、適切な名前を付ける (概念化する) と、それが「一番伝えたいこと」「一番明らかにしたいこと」になる。「抽象」「概念」と「具象」「具体」を適切に紐付け、辞書を作ってチームメンバ間で同じ定義を認識しておくこと。

概念化することで「名前」が付くと、そうでない他の物と区別もできるようになる。

抽象化の観点を間違えると、適切に業務整理 (= 複数の事柄・概念の整理) ができないので、集合図を描けるかどうかでチェックしよう。

「結局、この一連の処理でやりたいことは何か」「つまり一言で言うと何なのか」と概念的に考えると、クラス名やメソッド名も適切なモノが見えてくる。