My Effectors 05

入手した順に載せている。2013年頃。Mooer 全盛期からシンセギターかじった頃まで。このページの機材の内、2023年現在も所有しているのは全然使っていない Pandora Mini だけ。

Korg Pandora Mini

Korg Pandora Mini 01 (2014-01-09 撮影) Korg Pandora Mini 02 (2014-01-09 撮影)

Zoom G2.1NuDigiTech WhammyDT を置いただけのエフェクターボードを作っていたが、エフェクターボードをより軽量化したいと思い購入。2014年1月6日、4,480円で落札。1月9日入手。

写真はなぜか iPhone4 との比較だが、88(W) x 56(D) x 30(H) mm と、サイズ感は Mooer と同じぐらい。Mooer を横置きにすると 93.5(W) x 42(D) x 52(H) mm となるが、Mooer の高さ 52mm はノブなどの突起部分を含んでいて、筐体部分だけだと 34mm 程度。奥行き以外は Mooer より小さいぐらい。

こんなミニサイズだが、ギター、ベース両方に対応できるマルチエフェクターだ。プリセットは200種類、自分で編集した音色も200種類保存できる。単3電池1本で動き、AUX In が付いていて、ヘッドホンアウトもあるため、コレ1つで MP3 プレイヤーの音源をバックにエフェクターをかけた音をヘッドホンで聴きながら練習できてしまうのである。ドンカマも付いていて、機能的には他のマルチエフェクターと変わらない。

内蔵されているエフェクターの音色も良く、歪みも結構使える方。アンプモデリングの種類が豊富で、飛び道具的な音もある。

ひとつ大きな難点があり、歪み・音量が上がると「キーン」という高周波数のヒスノイズが目立ってしまう。筐体内部の回路同士が近すぎることでノイズを拾っていると云われており、ハイゲイン系のエフェクトを使うと顕著になる。弾いている最中は気にならないので、ノイズリダクションを使い、あまりゲインを上げ過ぎないセッティングで使うと良いだろう。アンプモデリングを使わず空間系だけにすればほとんどノイズ感はないので、空間系マルチエフェクターとして住み分けてボードに組み込むのもアリだろう。

本体だけで全然なんとかなっているので試したことはないが、USB でパソコンと繋いでのエディットもできたりする。かなり高機能だが、本体が小さいので接続するケーブル類が増えると鬱陶しくなるかな…w。

コイツをスタインバーガーにでも貼り付けられるようにしておけば、Vox AmPlug 的な最小構成で、家でもスタジオでも使えそうだ。

超小型な手軽さで、音色も豊かで幅広い音作りができるためオススメ。ヒスノイズとうまく付き合っていければコレ1台で十分だろう。

以下はそんなノイジーな Pandora Mini のレビュー記事各種。

BamBasic Master Buffer (売却済)

BamBasic Master Buffer 01 (2014-02-13 撮影) BamBasic Master Buffer 02 (2014-02-13 撮影)

BamBasic Effectribe というエフェクター屋さんがあり、オーダーメイドを色々やっていたりする。そこの Master Buffer というバッファを買った。2014年2月9日、ヤフオクにて5,640円で落札。2月13日入手。

物凄くザックリというと、バッファアンプとは、インピーダンスを下げる装置。ハイ・インピーダンスというものは、ギターのアウトから出た直後の回路で、弦振動を拾うのに優れている。しかしその信号を後段のエフェクターに伝えていく際、ハイ・インピーダンスのままだとノイズを拾いやすくなってしまう。そこで信号をロー・インピーダンスに変換し、ノイズを乗りにくくするための装置が、バッファというワケ。電気関係は詳しくないので、ザッとイメージだけで話をしているが、バッファを通すとエフェクターのノリが良くなって、ノイズも減るよーということ。大抵のバッファはインピーダンス変換だけでなく、音色への味付けもそれぞれで色々やっていたりするそうで、バッファごとの音色の違いを楽しんだりする人も多いんだとか。

バッファが要るなぁ~と思って買ったワケではなかったのだが、使ってみて効果を実感。Mooer の前段に置いてみたところ、まず全てのエフェクターを Off にした時の音質が良く、いくつものパッチケーブルを介していた音質劣化が軽減したようなイメージ。劇的な音の違いはなく、目に見えて (耳に聞こえて?) ノイズが減った、という感じもないが、少なくとも弾いている人はハッキリと分かる、「音の質が上がった」感じ。「抜けが良くなった」と表現しても良いかもしれない。自然な変化でとても気持ち良い。

2018-10-15 売却。

Xotic EP Booster (売却済)

Xotic EP Booster 01 (2014-02-19 撮影)

少し前に人様のボードとギターを借りた時にメチャクチャ良い音で、そこに Xotic EP Booster が入っていたので、自分も欲しくなって購入。2014年2月9日、ヤフオクで9,750円で落札。2月11日入手。

みんながこぞってこのエフェクターをボードに組み込んでいて、自分だけはその波に乗ってたまるか…!と思っていたのだが、実際に弾いてしまったらあまりにも気持ちよくて負けてしまった…。

サイズは Mooer よりほんの少し大きめ。9V 電池が入るため。表には Gain ノブしかないが、内部に Bass Boost Switch と Bright Switch の2つのディップスイッチがある。

このエフェクターを On にすると、音が太くなり、音がグッと前面に出てくるような感じがする。多少音量も大きくはなるが、単純に音量を大きくしているワケでも、単純に歪んでいるワケでもなく、EP Booster 独特の変化をする。Gain ノブを回していくとそれなりに歪むので、大抵は Gain 最小で、On にしっぱなしで使っている。

2023-03-11、売却。→ 2023-11-22 に再購入。

Mooer Mod Factory (売却済)

Mooer Mod Factory 01 (2014-02-13 撮影) Mooer Mod Factory 02 (2014-02-13 撮影) Mooer Mod Factory 03 (2014-02-13 撮影)

引き続き Mooer。色々なモジュレーションが入ったエフェクター。2014年2月11日、5,440円で落札。2月13日入手。

入っているエフェクトは、コーラス、フランジャー、フェイザー、エンヴェロープフェイザー、トレモロ、スタッター、ヴィブラート、ユニヴァイブ、オートワウ、タッチワウ、エンヴェロープリングモジュレーターの11種類。各パラメータは筐体の側面に最初から書いてあるので、迷うことはない。

いずれのエフェクトも「まさにソレ」な音が出せ、パラメータ設定も基本的にはシビアではない。「ワンポイントだけあの効果を使いたい」という時にボードに組み込んでおくと使いやすいだろう。

一部のエフェクトで、ボリュームが少し下がるので、演奏中に違うエフェクトに変えるような使い方は難しいかも。タッチワウがお気に入りだが、こちらは設定が結構シビア。きちんと設定してあげれば、どのエフェクトも必要十分。

2016年12月4日、機材整理のため売却。

Xotic SP Compressor (売却済)

Xotic SP Compressor 01 (2014-02-19 撮影)

Mooer Blue Comp (売却済) が大失敗だったので、Xotic のミニペダルシリーズでコンプレッサーを買った。2014年2月15日、12,800円で落札。2月19日入手。

Boss CS-2 (売却済) のような、すぐにパコンパコンいうコンプではなく、ボスコンよりは比較的ナチュラルにかかるコンプだ。表にはボリュームとブレンドノブ、それから 3 Way のサスティーン / コンプレッショントグルスイッチがある。内部には4つのディップスイッチがあり、アタック / リリースタイム、ハイ / ローカットをそれぞれ変えられる。

ノイズ感が全然なく、どのツマミ位置でも使える音になってくれるので、失敗しないエフェクターだ。

2023-03-11、売却。→ 2023-11-28 に再購入。

Mooer Cruncher (売却済)

Mooer Cruncher 01 (2014-05-17 撮影)

2014年5月13日、ヤフオクで3,000円なり。5月15日入手。Mi Audio Crunch Box Distortion のクローンとのこと。

Mooer Solo (売却済) に似た系統の歪みだが、歪みの幅がかなり広い。絞ればクリーンブースターばりに落ち着くし、上げていくと Mooer Solo よりも歪む。上げ過ぎるとちょっと音が暴れるので、少しおとなしめに、クランチ気味で使うと良いだろう。

2016年12月4日、機材整理のため売却。

Mooer Rumble Drive (売却済)

Mooer Rumble Drive 01 (2014-05-17 撮影)

2014年5月15日、ヤフオクで3,500円。5月17日入手。Mooer の、それも歪みばっかり…。

Dumble Amp という、良い音なのに秘密主義な個人ビルダーが作っているせいで幻になっているアンプがあって、その再現をしているエフェクターが、「ダンブル系」と呼ばれている歪みだ。この Rumble Drive は、そのダンブル系ペダルの代表、Hermida Audio Zendrive のクローン。

キャラクターは TS 系に近いといえるだろうか。TS 系よりはこもらない。音が太く、ピッキングニュアンスが出やすい感じ。個人的には高音がキラキラした、抜ける音が好きなので、TS 系よりは好みだ。

2018-10-15 売却。

Mooer Black Secret (売却済)

Mooer Black Secret 01 (2014-05-28 撮影)

2014年5月24日、ヤフオクで5,600円。5月28日入手。Proco Rat のクローンだが、オリジナルの Rat をよく知らない。

Filter ツマミが普通のトーンツマミと違い、左に回すほど高音寄りになるのは Rat の Filter ツマミと同じ。Vintage と Turbo の2モードがあり、Proco Turbo Rat も再現できるようだ。Boss DS-1 にも通じるカタい感じの「ディズトーションといえば」な歪みで、こういう音はかなり好み。

2016年12月4日、機材整理のため売却。

Mooer Hustle Drive (売却済)

Mooer Hustle Drive 01 (2014-06-29 撮影)

2014年6月26日、ヤフオクで5,460円で落札。6月29日入手。Fulltone OCD Obsessive Compulsive Drive のコピー。ツマミの HP・LP (Hi Peak・Low Peak) まで同じ。

物凄く自然に歪んで、音の分離感もあり、とても使いやすい。ココまで色々 Mooer 系の歪みを買ってきたが、一番お気に入りかもしれない。

2019年5月10日、エフェクターを使わなくなっていたので売却。

Roland GR-55 (売却済)

Roland GR-55 01 (2014-08-06 撮影)

ギターシンセ。青い方が欲しくて、でも青い方は GK-3 ディバイデッドピックアップが付いているものがほとんどなくて、やっと探してヤフオクで購入。2014年8月3日、65,800円で落札。8月6日入手。

サイズはよくあるマルチエフェクターぐらいのサイズ。専用のディバイデッドピックアップから、13ピンケーブルで接続する。レイテンシはほとんどなく、プリセットで色々な音を確かめられる。

GR-300 の音色が出したくて買ったものの、一度その音が出せたら満足してしまい、めっきり使わなくなってしまったので、2015年7月21日に売却。次はディバイデッド・ピックアップ不要な Boss SY-300 を狙うか…。