My Effectors 06

入手した順に載せている。2017年頃。エフェクター熱もだいぶ冷めてまたミニマルなスタイルに戻りたくなってきた頃。

Mooer Flex Boost (売却済)

Mooer Flex Boost 01 (2017-01-21 撮影)

Mooer Pure Boost というクリーンブースターを持っているが、それの兄弟版みたいなヤツの Flex Boost を買った。2017-01-16、ヤフオクで落札。

Pure Boost は Xotic RC Booster のクローンだが、コチラは AC Booster のクローン。Pure Boost よりももう少し歪むが、オーバードライブ的に歪ませた音は、こもりがちで使いづらい感じ。個人的には Mooer Rumble Drive (売却済) くらい抜けるクランチ・OD サウンドが好きなので微妙だった。

2018-10-15 売却。

Mooer Leveline (売却済)

Mooer Leveline 01 (2017-01-25 撮影)

2016-09-26 購入。写真の下段・中央にある Xotic SP Compressor の一つ右、TC Electronic PolyTune Mini (売却済) の左にあるペダルがそれ。

通常の Mooer エフェクターよりわずかに大きめなサイズで実現した、ミニサイズエフェクターペダル。クセもなく使いやすい。

2019年5月10日、エフェクターを使わなくなっていたので売却。

Mooer Wahter (売却済)

Mooer Wahter 01 (2017-01-21 撮影)

2016-09-26 購入。写真の下段・中央にある Xotic SP Compressor の一つ左にある金色のペダルがそれ。

通常の Mooer エフェクターよりわずかに大きめなサイズで実現した、ミニサイズのワウペダル。ペダルを踏み始めるとワウが ON になる、Morley Bad Horsie 2 Vai-2 (売却済) と同じタイプ。しかし、筐体サイズが小さいため、センサーを ON にするために踏み込む強さの調節が極めて難しい。

一応センサータイプは3種類あって、2回タップするように踏むとオンになるタイプや、よく分からないアドバンスドモードとかいうのもある。できれば奥に「カチッ」とスイッチのある、普通のワウが良かった…。

2019年5月10日、エフェクターを使わなくなっていたので売却。

Boss GT-1 (売却済)

Boss GT-1 01 (2022-03-15 撮影) Boss GT-1 01 (2022-03-15 撮影) Boss GT-1 03 (2022-03-15 撮影)

2013年5月に購入した Zoom G2.1Nu というマルチエフェクターを長らく使用してきた。G2.1Nu で作った音をアンプ・スピーカーから流す際は、なんとか耐えられる音質だったのだが、G2.1Nu から USB で PC に接続し、G2.1Nu の音をそのまま PC で録音すると、ノイズが酷く、デジタル臭さがキツく感じられてしまった。

コレがどうしても気になり、新たなマルチエフェクターを求めて買ったのが、この Boss GT-1。2022-03-12、ヤフオクにて14,800円なり。2022-03-15 到着。

自宅では騒音問題のためアンプを使って鳴らせないので、もっぱら GT-1 の Phones 端子にモニタリングヘッドホン (Audio-Technica ATH-M20x) を繋いで利用することになる。なので GT-1 で音作りを完結させられて、その音が良いことが条件なのだが、自分の用途では十分に及第点の良音質であった。

↑GT-1 がどういう音なのかは、上の動画が分かりやすい。僕もコンパクトエフェクターを沢山買い漁り、それらを Marshall VS65R に繋いで鳴らしたりしてきたので、GT-1 に残るデジタル臭さというか、実機と比べた時の音の悪さは一発で分かる。音が減衰していく時に鳴る「キーン」という超高音域のノイズもそうだし、歪み音自体がスカスカに感じる。

それでも、Zoom G2.1Nu のように「どう設定しても隠しようがないデジタル臭さ」というワケではなく、調整次第では十分自然に聴こえる音作りが可能だ。その鍵は「プリアンプ」と「ノイズサプレッサー」機能を、どれだけ上手く使えるかだと思う。この点は使用するギターやヘッドホンに合わせて試行錯誤が必要なので、コレという設定値を共有するだけでは難しいと思う。色々試してみると、良い音がちゃんと作れる。

元々は 2016-09-17 に発売され、当時の販売価格は2万円程度だったそうだ。発売当時から激安で、2022年現在でも十分通用する音質なのが素晴らしい。

欲をいえば、「コンプレッサー」「EQ」「コーラス」を3つ併用したい人間なので、FX が2つではなく3つ設定できるととても良かった。最悪は GT-1 の前段に Xotic SP Compressor でも繋ぎっぱなしにすれば FX の個数は何とかできるかな?同様の理由で、センド・リターン端子があったらとても良かった。これらの機能を叶えるには GT-1000 や GT-1000Core という上位機種が必要になり、値段も5・6万~10万と一気に跳ね上がってしまう。もっと色々な機能に満足できなくなるまで使いこなしてから、自分が本当に上位機種を買うに値する人間なのかどうか見極めてみるw。あと、付属の AC アダプタは常に LED が点灯していて、自宅で使う際はちょっとまぶしい。w

Boss GT-1 に USB を接続し、「Reason Lite 10」という DAW でギター音を録音できた。ドライバやシステムプログラムに関する情報は以下に記す。また、Output 端子および Phones 端子から Yamaha AG06MK2 というミキサーのギター用端子に 6.3mm フォンケーブルで接続しても、ちゃんと PC 側で録音できた。3.5mm 端子との変換アダプタを噛ませたりしても問題なく使えたw。さらに、Phones 端子から「Creative T12 Wireless」という本来 PC 向けのスピーカーを繋いでみたが、それでもそこそこ良い音で鳴らせた。スゲー万能w。ただ、地味なところで Zoom G2.1Nu は USB 給電のみで駆動できたのに対し、Boss GT-1 は USB 給電駆動はできず、必ず AC アダプタか乾電池での給電が必要になる。また、Input 端子に何か接続すると自動的に電源が ON になる仕組みなので、「シールドを繋ぎっぱなしで放置」というのができないのが、自宅での利用者としては若干面倒に感じるポイントか。

音作りの幅は十分広く、コンパクトもマルチもどちらも触ってきた人間でも楽しく、直感的に音作りがしていけるので、コスパの高いマルチエフェクターだと思う。

Boss GT-1 Driver Ver 1.0.0

Boss GT-1 を PC で認識するためのドライバ。上のサポートページからダウンロードできる gt1_w10d_v100.zip は手順書のみ。

ドライバ自体は、Boss GT-1 本体を PC に USB 接続し、INPUT 端子にジャックを挿して電源 ON にすることで、自動的にインターネットからダウンロード・インストールされる。

Windows の場合、「全てのプログラム」を見ると「Boss」→「GT-1」が追加されている。

「GT-1 Driver の設定」アプリを開くとオーディオインターフェースとしての設定がちょっとだけ存在するが、まぁイジらないだろう。

Boss GT-1 04 (2022-03-16 撮影)

Boss GT-1 システム・プログラム Ver 1.09

Boss GT-1 本体のアップデートパッチ。

Boss GT-1 本体の Enter ボタンを押しながら INPUT 端子にジャックを挿して電源 ON にすると、バージョン番号が液晶に映る。まずはこの方法で現行バージョンを確認しておく。

Boss GT-1 05 (2022-03-16 撮影)

システム・プログラムをアップデートする場合は、GT-1 本体の Exit ボタンを押しながら INPUT 端子にジャックを挿して電源 ON にする。液晶には「GT-1 Updater」と表示される。

Boss GT-1 06 (2022-03-16 撮影)

そしたら PC と GT-1 を USB 接続する。液晶には「USB Connected.」と表示され、Windows エクスプローラには USB メモリみたいな感じで「Boss GT-1」が表示されるようになる。

Boss GT-1 07 (2022-03-16 撮影)

上のサポートページからダウンロードした gt1_sys_v109.zip を解凍すると、2つのファイル GT1ROM.BINROMINFO.TXT が存在するので、コレを「Boss GT-1」の中にコピーする。フォルダごとコピーせずにファイル2つのみをコピーする。

Boss GT-1 08 (2022-03-16 撮影)

コピーが終わったら、「Boss GT-1」の USB ハードウェアの取り外しをして、安全に USB ケーブルを抜く。液晶には「Push [ENTER] to start.」と表示される。

Boss GT-1 09 (2022-03-16 撮影)

GT-1 本体の Enter ボタンを押すとアップデートが始まる。しばらく待って、「Completed.」と表示されたら電源を切って良い。また先程のように Enter ボタンを押しながら電源を入れ、バージョン番号がアップデートされているか確認する。

Boss GT-1 10 (2022-03-16 撮影) Boss GT-1 11 (2022-03-16 撮影) Boss GT-1 12 (2022-03-16 撮影)

Boss Tone Studio For GT-1 Ver 1.0.2 For Windows

Boss Tone Studio は GT-1 のエフェクト設定を PC 上で編集管理できるソフト。「Boss Tone Central」というライブラリ機能もあって、著名なギタリストが作ったエフェクトをインストールしたりもできる。

予め Boss GT-1 を PC に接続し、Driver をインストールしておく。

上のサポートページから bts_gt1_w102.zip をダウンロード・解凍し、BOSS_TONE_STUDIO_for_GT1.exe を実行してインストールする。

Boss GT-1 を USB 接続して電源 ON にしてある状態で Boss Tone Studio を開くと、PC 上の操作と GT-1 上での操作が同期表示される。

2023-01-05、Nux MG-30 をメインとするため本機は売却。

Nux MG-30

Nux MG-30 01 (2022-11-28 撮影) Nux MG-30 02 (2022-11-28 撮影)

父が「マルチエフェクターを使ってみたいが使い方が分からない」というので、自分が持っている Boss GT-1 の画面を例に使い方を説明。理屈は分かったが、モノクロの小さな液晶で設定するのはキツイということで、当初父は Boss GX-100 というタッチパネルタイプの後継機種を買おうとしていたが、もっと安くて使いやすそうで音質も良さそうな、Nux MG-30 というマルチエフェクターを見つけた。そして僕の分まで購入してくれた。w

そんなワケで、2022-11-28、我が家に MG-30 が届いた。購入金額は35,100円なり。

Boss GT-1 と比べると明らかに音質が良い。現所有の Zoom G2.1Nu や Boss GT-1 は AD/DA 変換が 24bit なのに対し、Nux MG-30 はそれが 32bit。サンプリングレートも GT-1 が 44.1kHz なのに対し MG-30 は 48kHz ということで、デジタルで処理するマルチエフェクターとしては重要になってくる音質面の性能がかなり高い。DSP (専用 CPU) も2機搭載している。サスティーンが減衰していく時の超高音域の「シュワシュワ~」というデジタル臭く感じる余韻の音がとても少なくて良い。あとなぜか本体の液晶画面でスネークゲームが遊べるのが中華らしいところw。

音質面が高性能で、液晶もカラーで見やすい。タッチパネルではないが、その方がベタつかなくて良いかと思う。選択できる音色はハイブランドなコンプやコーラス等のモデリングも多く、IR のインポートまでできるそうで高級機種にも引けを取らないスペックだ。Boss GT-1 の場合だとフットスイッチは別売りだが、MG-30 にはフットスイッチと TRS ケーブルまで付属している。USB-C ケーブルも付属しているのですぐ PC に繋いでオーディオインターフェースとしても使える。素晴らしい。

基本的にケチをつける場所がないのだが、あえてケチを付けるとしたら、選択できる音色が少なく、特に飛び道具系のエフェクターが少ないので、「いっぱいエフェクターが入ってるマルチを買って変な音出したろ!」的な狙いで買おうとすると物足りないかもしれない。まぁ逆にいえば、「ギターらしく演奏するための良質な音色」が厳選されて搭載されているワケで、そういう意味ではどのエフェクターを使っても破綻しない音に出来上がるのは良いところ。

なんか、自分の中でこの MG-30 が「決定版」なマルチエフェクターになってしまったかもしれない。他の機材売ろうかな…。w

Xotic EP Booster 2台目

Xotic EP Booster 2台目 01 (2023-11-24 撮影) Xotic EP Booster 2台目 02 (2023-11-24 撮影)

2014-02-09 に購入した1台目は 2023-03-11 に売却したのだが、どうしても Nux MG-30 だけでは EP Booster の音が作れず、買い直すことにした。2023-11-22、12,000円でメルカリで再購入。

Xotic SP Compressor 2台目

Xotic SP Compressor 2台目 01 (2023-11-30 撮影) Xotic SP Compressor 2台目 02 (2023-11-30 撮影) Xotic SP Compressor 2台目 03 (2023-12-10 撮影)

2014-02-15 に購入した1台目は 2023-03-11 に売却したのだが、EP Booster を買い直すにあたって、EP の前段にコンプを置きたかったので SP Compressor も買い直した。2023-11-28、15,750円でヤフオクにて再購入。Nux MG-30 と組み合わせて望んでいた音が出せる。