命名ベストプラクティス

コーディングにおいて、命名、名前を付けるということは非常に重要な意味を持つ。与えられたクラス名やメソッド名、変数名などによって、コード内で抽象化された対象物の役割範囲が決まるので、名前が正しくないと内容が分かりにくくなるだけでなく、単一責務の原則を破り、スパゲティ化したコードになりやすい。

文書を書く時にも同じことがいえて、「タイトル」や「見出し」がその章や文書全体の説明範囲を示すワケだから、「〜〜について」といった見出しばかりの文書になるようであれば、もう少し頭を使って構成を考えた方が良い。

名前に使用する単語は必ず辞書を引き、正しい意味を確認する

register (登録する) の名詞系のつもりで regist (「抵抗する」の意味になる)、のような「よくある間違い」は辞書を引いて避ける・

英単語の品詞・単複に注意する

同じモノは同じ単語で記述する

あるユーザ情報を表現するのに usermemberperson などの類語を混ぜて使わない。

命名規則のベストプラクティス、よくある命名方法を知る

上手く名前が付けられない場合は、単一責務の原則が守れているか確認する