My Guitars 01

入手した順に載せている。2006~2010年頃。このページの10本の内、現在も所有しているのは ST68RH のみ。

Schecter Damien-7 AD-DM-7 - Satin Black (売却済)

Schecter Damien-7 AD-DM-7 01 (2010-01-07 撮影) Schecter Damien-7 AD-DM-7 02 (2010-08-25 撮影)

2008年4月16日、僕が高3のときにクラスメイトから4万円で購入した7弦ギター。思えば、自分のお金で自分のギターを購入したのはこれが初めて。しかし、とにかく記憶に薄い!7本も弦があるのに、一番薄い!なぜかというと、購入後全然使わなかったから。

当時ちょっとメタルな気分になっていてて、Korn とかのコピーを個人的にやっていたのだが、ホントにそれぐらいで。ソフトケースに入れていたのに出したらホコリかぶっていたぐらいには放置していた。

シェクターというメーカーも知らなかったので調べてみたところ、このギターの定価は8万4,000円らしい。そしてこれはアームが付いてないモデルだが、アームが付いている Damien-7 FR という型があったり、これの6弦バージョンで Damien-6 と Damien-6 FR (アーム付き) とかがあった。色は全部サテンブラック1色のみ!漢!

素人に7弦は変態過ぎた…。2010年9月3日に mixi で知り合った人へ譲り、そのとき代わりに Fernandes LA-115KK - Red (売却済) を入手した。もっとギターが上手くなって、Dream Theater とか弾けるようになったらまた7弦を買おう…w。

→ その後 Fernandes Revolver Pro 7 FR-125S Elite - Metallic Black Satin を入手して7弦ギタリストに復帰 (?)。

PhotoGenic ST-180 - 3 Tone Sunburst (売却済)

PhotoGenic ST-180 01 (2009-05-01 撮影) PhotoGenic ST-180 02 (2010-01-07 撮影)

2009年5月1日、僕が人生で初めて楽器店で購入したギター、そして人生初のストラトキャスターがコレ。

その日、ベースをやっている友人の当時の彼女がギターを始めたいということで御茶ノ水への買い物に付き合うことになった。その彼女はあれこれ悩んだ末に、これと同じモデルのピンク色のものが欲しいとなったのだが、いざ買うとなると躊躇していた。

そこで、個人的にもギターが欲しかった僕は、「じゃあ一緒に買おう!」と、その隣にあったこのサンバーストのストラトを購入することにした。本体価格は8,900円という超安物。さすが安ギター界の大物、フォトジェニック。しかし僕の初めて買ったギターはまぎれもなくこの超安物なのである。

サンバーストにした理由は、高中正義を意識してであった。僕は小さい頃から父に高中正義を聴かされており、僕自身も高中正義が大好きだったので、見た目だけでも真似したいのでこの色にした。しかしウッカリしていたのが、高中ストラトはメイプル指板、こちらはローズウッド指板だったので、明らかに「見た目だけ」も真似できていなかった。…今思えば「デビュー初期のジミヘンのストラト!」なんて言い訳とかいくらでもできたと思うけどw。

そんなショック (?) があったのと、このあとアホみたいにストラトばかり購入してしまったため、翌2010年の1月下旬 (日付忘れたが19・22・26・29日あたり) に大学のサークルの友人に2千円で売った。あ、関係ないけどサークルの友達に全く同じサンバーストのフォトラトを持っている人がいた。

音は…。なにぶんこれまでストラトを弾いたことがなかったのでよく分からなかったのだが、今にして思うとノイズ多かったなぁ…と。音も細かったかな。トレモロアームでチューニングが狂いやすかったり、あれこれ「超安物」感はあったが、サンバーストのストラトはまた欲しいなと思っている。

→ その後 Fender Japan ST-650SPL - 3 Tone Sunburst (売却済) を購入して3トーンサンバースト・メイプル 22F 指板で高中チックなストラトを堪能。

Fernandes ST-40 - Red (売却済)

Fernandes ST-40 01 (2009-09-06 撮影) Fernandes ST-40 02 (2009-09-06 撮影)

2009年9月3日、人生初のヤフオクで落札したギター。どうしてか2ハムのストラトが欲しくなり、思い付きで入札したら落札できてしまった。落札金額3,760円。落札した直後になぜか超欲しくない気分になりながらも入手。

通常のストラト (といってもこのとき持っていたのはフォトラトだけだったものの) と比べると確かに音が太かったが、ハムバッカーが載っているからといってレスポールみたいな太い音にはならないのね。やはりボディの違いがあるのであろう。赤いボディに黒いピックガードというのも意外とカッコイイ。シールドジャックのプラスチックが割れていたのだが、使用上は特に問題なし。

型番が分からずにいたが、2012年12月、フェルナンデスのサイトにあるカタログを片っ端から見ていると、1986~1988年のカタログに載っている ST-40 と判明。なお、1985年のカタログにも ST-40 が載っているが、こちらはエスカッションが付いている。アルダーボディに Super Humbucker ピックアップというスペックだったようだ。

9月6日に届いたそのギターを、15日に友人に売っていた。当時持っていた Zoom G1 (売却済) というマルチエフェクターと合わせて売って8,500円なり。

K-Garage KST-150 - White (売却済)

K-Garage KST-150 01 (2010-01-07 撮影) K-Garage KST-150 02 (2009-09-09 撮影)

2009年9月5日、上のフェルラトの2日後にヤフオクで落札した K-Garage という安ギターメーカーのストラト。定価1万5,000円のところ、3,999円で落札。ボディに少し傷があるため、ワケありの新品として安く出品されていた。

白いボディにローズウッド指板。ボディはポウロウニア (桐) らしく、とても本体が軽い。音も軽い感じがするが、そこはご愛敬。本体の軽さがとにかく気に入ってよく使っていた。

2010年4月以降は、大学の部室に常備することに。大学で暇になったとき、部室でギターが弾けるようにした。しかしさすがはズボラな人間が集まる軽音楽サークル、他人のものでもお構いなしに使用し、弦が切れたら放置。あまりに部員たちの扱いが酷いので弦に南京錠をかけることで僕以外が使えない状態にしていた。

2011年1月の終わり頃、部室に置きっぱなしのまま部活の先輩に譲ることに決定。「買うから譲って!」と言われたのに未だにお金を受け取っていないのだが…w。

Vintage Stratocaster Model - White (譲渡済)

Vintage Stratocaster Model 01 (2009-09-09 撮影) Vintage Stratocaster Model 02 (2009-11-20 撮影) Vintage Stratocaster Model 03 (2010-01-07 撮影)

またもやストラト。2009年9月7日に3,500円で落札。初のメイプル指板のストラトだ (しかもどうやら貼りメイプル)。上のケガレストラトとともに9月9日に届けられたので、この日は部屋がギターの入った大きな段ボールでいっぱいになった。なぜかギターの段ボールってかさばるんだよな…。Vintage というブランド名の怪しさはご愛嬌w。このブランド、2010年8月頃に安ギター界から姿を消し、2012年頃からまたヤフオクなどで見かけるようになった (最近はもはや開き直って「ロゴなしバージョン」なるものも売ってたりw)。

入札時から分かっていたのだが、ピックアップセレクターの調子が悪いようでリアピックアップに切り替えた際に音が出ないことがある。何度か動かすと鳴ったりする。また、このギターはずいぶん放置されていたらしくあちこちがボロボロ、金属類もサビサビだった。

なぜそんなものを買ったのかというと、レフティ用にしようと思っていたのだった。ナットを交換して左用に弦を張り、気分はジミヘン。スモールヘッドだがw。練習用なので、リア PU が不調だとか、パーツが錆びているとか、そういうことはどうでもよかったりするw。でも音は思ったより良さげ。

2011年1月17日、Twitter のユーザーと不要なものをやりとりできる「Livlis リブリス」というサービスを通じて、とある方にお譲りした。

Yamaha SG1000 - Black (売却済)

Yamaha SG1000 Black 01 (2009-11-14 撮影) Yamaha SG1000 Black 02 (2009-11-15 撮影) Yamaha SG1000 Black 03 (2009-11-19 撮影)

2009年11月14日、友人と横浜をブラついていたところ、モアーズのクロサワ楽器で安売りセールが開催されており、ビルの屋上に特設コーナーが設けられていた。その中に、49,800円のところ半額の24,800円で売られているヤマハの SG1000 を発見!ボディは黒で白濁が進んでいて綺麗ではないが、バイサウンドは生きていた。財布に2万5千円しか入っていなかったが、勢いで購入してしまった。

とにかくまぁ、2万4,800円で購入した Yamaha SG。高中正義ファンなのでいつかは欲しいと思っていた。帰宅後よくチェックしてみるとボディ白濁の他に、トーンノブに貼ってある「Tone」のシールが1つだけ剥がれていたり、フレットがだいぶ少なかったり、ペグがゴールドのモノではなく SG700 あたりから取ってきたと思われるクロームのモノに変わっていたりしていたが、それでも良い買い物をしたと思う。

シリアルナンバーは 058024。下の参考リンクに貼った PDF ファイルの情報によると、Yamaha のエレキギターの全モデルで、シリアルナンバー 025410~059618 は1981年製とのこと。ピックアップカバーを外して裏を見てみたところ、56.11.26 とあった。昭和56年というと1981年。確かにこのギターは1981年製ということになる。自分より10歳も年上のギターだw。

SG1000 と SG2000 の違いはセットネックかスルーネックかが大きな違いで、SG2000 にはサスティーンプレートも搭載されているので、サスティーンの伸びは SG2000 の方がある。それに比べ、SG1000 はどちらかというとロックっぽいサウンド。

SG1000 にはバイサウンドスイッチというものが付いている。要するにコイルタップで、フロント・リアそれぞれのボリュームノブを押すと、それぞれのピックアップのシングル・ハムが切り替えられる。当初の SG2000 には搭載されていなかったが、1986年以降は搭載されている。また2009年10月頃からは、それまでの Push-Push タイプのスイッチから Push-Pull タイプへ仕様変更があった。なお SG1000・SG2000・SG3000 は2010年2月に生産完了が決まり、現在は廃盤となっている。

ボディの白濁や金属パーツのくすみなど、見た目はよくないが、音は SG そのもの。高中本人の SG1000 RS とは製造年も全然違うが、まさに高中!といった音が出る。レスポールとも違う、独特の音だ。立って弾くときはボディの重量が難点だがw。

多くのギターを購入し、あまり使うことがなくなってきたため、惜しい気持ちはあったが2011年11月28日に3万円で譲った。なぜ購入した時より高値で売れるのか不思議だが、きっと生産が終了したモデルだからであろうw。

このギターを手放してから1年後の2012年11月15日、同型のレッドサンバーストを購入した。→ Yamaha SG1000 - Red Sunburst (売却済)

Fender Japan Telecaster (TLM-55M Neck & TL52 Body) - VNT (売却済)

Fender Japan Telecaster 01 (2010-03-20 撮影) Fender Japan Telecaster 02 (2010-03-20 撮影) Fender Japan Telecaster 03 (2010-03-20 撮影) Fender Japan Telecaster 04 (2010-03-21 撮影)

僕はギターには22フレットがないとダメな人間だ。僕の好きなジャズフュージョン系のソロでは 22F、もしくは 22F でのチョーキングなどがよく出てくるためだ。24F あれば最高に助かるが、デザイン的な問題もあってそこまでは求めない。しかし 21F のギターだけはちょっと…と思っている。

ある日、ふとテレキャスターが欲しくなった。52年型の、バータースコッチブロンドのテレキャスの格好良さに惹かれたのである。しかしそういうテレキャスは当然 21F しかない。どうせなら Fender というブランド名が付いていて、かつ 22F のテレキャスはないものか…。

そんなとき、mixi の楽器の個人売買を行うコミュニティで、まさにその条件に合うテレキャスを発見した。しかも2万3,000円とお安い!急いでその所有者にメッセージを送ると、なんとその日に会って手渡しできるとのこと。こうして2010年3月20日、僕はテレキャスをゲットしたのだった。フェンジャパとはいえ、僕にとって初めての Fender ブランドで、初のテレキャスターだ。関係ないが、この日は弟がピアノを買って搬入していた日でもあった。

52年モデルのテレキャスなのに、なぜ 22F まであるのか?実はこのテレキャス、ボディは TL52 というフェンジャパのレギュラーラインナップにある52年型のものなのであるが、ネックが別物なのである (ネックを外してみるとボディには TL52C とあった、アッシュ材のモデルのようだ)。

以前 Fender Japan から TLM というミディアムスケールのテレキャスのシリーズが販売されていた。TLM はミディアムスケールになった代わりに 22F まであり、このテレキャスにはその TLM-55M から持ってこられたネックが付いていたのである。TLM のボディはブリッジが6連サドルになっているが、TL52 は3連サドル。僕は3連サドルの方がテレキャスっぽくて好きである。

初めてのテレキャスで、どんな音がするのか分からなかったが、アンプに繋いでみてビックリ。フロント PU の音がとても太い。自分で弾いているのにレスポールなのかと勘違いするくらい太い音が出た。それと対照的に、リアピックアップはとても「チャリチャリ」している。ストラトの「シャリシャリ」感とはまた違った音だ。別のギターから持ってきたネックということで、オクターブが合うのかどうかなど不安があったが、そういった問題はなく満足 (サドルが TL52 の金色のサドルとは違うので、もしかしたらミディアムスケール用のサドルで調整されているのかも)。ミディアムスケールのためワイドストレッチも楽々、またネックがとても細くて弾き易い。一つケチを付けるとするなら、TLM のヘッドロゴがモダン・ロゴであるところか。52年モデルならスパゲッティ・ロゴが良いと思うけど、別のネックを持ってきているのでしょうがないw。

「Fender ブランドで 22F あるバタースコッチブロンドの52年型テレキャス」となると Fender USA American Deluxe Telecaster Ash くらいしかない (しかもこれは6連サドル)。ネット上では、TL52 のボディに、22F ある F/J TN-SPL というモデルのネックを持ってきてニコイチにしている人もいた。そして僕がゲットした、TLM というミディアム 22F のネックを TL52 に持ってきて作られたこのテレキャス。それをたった2万3,000円で購入できたというのは奇跡といえる。

長らく愛用してきたが、2017年6月頃、引っ越しに際して機材整理する中で売却してしまった。

Fernandes LA-115KK - Red (売却済)

Fernandes LA-115KK 01 (2010-09-03 撮影)

ラルク・アン・シエルとかいうバンドの、確か Ken という人が使っていたらしいギター。…という紹介の仕方で、僕がラルクファンではないことは分かったかとw。

24フレットでフロイドローズが搭載されたギターが欲しいと思い、楽器屋で目立っていた真っ赤なギターを思い出した。調べてみると Ken モデルだそうで。ヤフオクでは中古が比較的安く売られていた。

そのとき Schecter Damien-7 AD-DM-7 - Satin Black (売却済) を mixi で売りに出していたのだが、それを「Ken モデルと交換ではどうか」と言ってきた方がいたので、2010年9月3日にその方とギターを交換して入手した。バイバイ7弦、ようこそ Ken モデル。

交換時に前オーナーさんが「彼女が好きだったギターなので大事にしてやってください」と言っていただけあって、かなり綺麗に使っていたようだ。付属の保証書には2009年4月購入と書いてあった。後になって気付いたが、交換で手放した7弦ギターは僕が自分のお金で購入した初めてのギターで、受け取ったこの Ken モデルは、ベースも含めて10本目のギターだった。

このギター、元々は LA-85KK という型番だったそうで、定価8万5,000円から11万5,000円と値上げしたのを機に LA-115KK という型番に名称変更したようだ。変わったのは名前だけでスペックは同じみたい。同じシェイプだが白いボディにローズウッド指板の LA-80KK というモデルもあった。

真っ赤な外見だけでなく、トーンなし、1ボリュームのみという「男」なギター。ピックアップは SSH だが、リアハムはコイルタップスイッチが付いていてシングルとしても使用できる。5 Way スイッチでフェイズサウンドも出て、いかつい見た目の割にはフツーにストラトっぽい音がする。

大丈夫なのかと不安だった真っ赤なメイプル指板も、弾いてみると別段違和感はなく、ボディ裏面のジョイント部分が工夫されているためハイポジションでもなかなか弾き易い。ロック式のトレモロは初めてだったので、ガンガンアーミングしても狂わないのにはビックリした。ヘタクソでも気分だけはスティーヴ・ヴァイw。

しかし、悪い音ではないが特別良い音でもなく、その時僕が求めていたサウンドとも違っていた。前の持ち主さんには申し訳なかったが、翌月10月17日には mixi を通じて別の方に2万5,000円で売却した。

Fender Japan ST68RH - Black

Fender Japan ST68RH 01 (2010-09-30 撮影) Fender Japan ST68RH 02 (2010-09-30 撮影) Fender Japan ST68RH 03 (2010-09-30 撮影) Fender Japan ST68RH 04 (2021-07-16・2021-10-15 撮影) Fender Japan ST68RH 05 (2021-07-16・2021-10-15 撮影) Fender Japan ST68RH 06 (2021-07-16・2021-10-15 撮影) Fender Japan ST68RH 07 (2021-07-16・2021-10-15 撮影) Fender Japan ST68RH 08 (2021-07-16・2021-10-15 撮影)

僕はジミヘンが好きで、そこからラージリバースストラトフェチというページも作るほど、ラージヘッドが好きだ。Fender Japan の ST68TX というモデルがジミヘンの使用していた69年製ストラトに近いモデルなので、いずれそれを購入しようと思っていた。お金があれば、左利き用の ST68LH を購入し、ネックを入れ替えればリバースヘッドにできるかも…? それとは別に ST68JH という逆ジミヘンスタイルになるギターも欲しいな…などと思っていた。

ある日、何だか急にジミヘンの曲が聴きたくなり、ジミヘンの曲を聴きながらフラフラとネットサーフィンをしていた。すると、ST68RH というモデルが再発売されるという情報を見付けた。このモデルは2006~2007年頃にも一度発売されており、ST68TX のネックがリバースヘッドになっているというイケベ楽器限定モデルだった。それがこの日、再発売されることが決定したようなのである。同じ日の間にジミヘンが聴きたくなり、ジミヘンが使用していたギターのリイシューが再発売される…。その時ふと、今日が2010年9月18日であることに気付いた。9月18日はジミヘンの命日で、2010年はその40周忌だった。

本当に単なる偶然だったのだろうが、その時は何か運命的なものを感じ「これはきっとジミヘンのお告げだ!」と決めつけ、入荷はまだだというのに ST68RH を注文してしまった。自分の貯金のことなど考えずに購入してしまったため、財布の中は大変なことになっていたが、ギターを注文してからもジミヘンが何度か夢に出てきたりして、僕の中ではワクワクが止まらなかった。

9月30日、ようやくギターが到着。見事なラージリバースヘッド!そして PhotoGenic などのコピー品ではない、Fender ブランドのストラトというものも初めて。テキサススペシャルのピックアップはパワーがありながらも綺麗な音がしていてとても良い。単に左利き用のものをひっくり返した ST68JH とは違い、ST68RH はボディが右利き用なので、弾き易さに問題はない。21F しかないので、ジミヘンをコピーするときの専用機にしようと思っている (が、できたら 22F を増設したいところ…w)。

僕はローンが嫌いなので一括で払ってしまい、そのために財政難となってしまった。また、購入してからすぐに定価8万5千円から4万円近く安くなった同型の中古品を見付けたときは若干泣きそうになったが、「こっちはワンオーナーだぜ!」と開き直って納得しているw。シリアルは U015270。

2021-11-12 : 2010-09-18 に購入したこのギター。一番長く所有しているギターであり、2021年時点で所有しているギターの中では唯一新品購入したこともあり、思い入れはある。ただ、難点は21フレットであったところで、使用頻度に関わらず「22F がない」ことがネックだった。そこで、2021-07-16 に「島村楽器 浅草橋ギター & リペア店」にこのギターを持ち込み、22F の増設を依頼した。約3ヶ月後、2021-10-12 にリペアが完了し引き取りに行ったのだが、依頼していたはずのオーバーホールが行われておらず、その場でガリ修復のため、PU セレクター部分を交換してもらった。PU セレクター部品代なども含めた、総リペア費用は約5万2千円。定価8万5千円で購入したギターに、さらに5万かけて、22フレット化したワケである。

出来上がりは素晴らしく、「22フレットを増やしてください」の一言だけで雑に注文したにも関わらず、メチャクチャキレイな仕上がりになっている。表面から見る限りはどこが繋ぎ目なのか分からないほど、木目や色味が既存部分とマッチしている。側面からよーく見ると、21フレットを抜いて、21フレットから先の指板部分を削り、よく似た色合いの木材を当てて21・22フレットを打ち直してあるのが分かる。追加された22フレットの質感もソックリで、何の違和感もない。

ココ数年放置していたせいで PU セレクターのガリが酷くなっていたが、その場で1時間くらいで交換してもらえた。スタッフの手際の良さも感動した。

22F できた後、久々にこのギターをアンプに繋いで弾いてみたが、このギターっていわゆる「ストラトの音」とちょっと違う感じがする。コレがテキサススペシャル PU の特徴なのかな?ハーフトーンも、こう「パコーン」と弾けるような音というよりは、もう少し太さがあり、モリッとして聞こえる感じ (語彙力ないなぁ…w)。リア PU はキンキンして仕方ないので、もっぱらセンターとフロントだけで、少しトーンやボリュームを絞ったところの音が良い感じ。どうしてもシングルコイル特有のノイズが目立つので、キレイなクリーントーンを出すのは諦めて、最初から歪ませて使う方針にしようかな。

Blitz BLP-SPL - TV Yellow (売却済)

Blitz BLP-SPL 01 (2010-11-16 撮影) Blitz BLP-SPL 02 (2010-11-16 撮影) Blitz BLP-SPL 03 (2010-11-16 撮影) Blitz BLP-SPL 04 (2010-11-16 撮影)

2010年11月14日、楽天市場のイケベ楽器でタイムセールが行われており、前から欲しかったこのレスポールスペシャルモデルが9,505円と安かったので購入。そういえば1年前のこの日は、Yamaha SG1000 - Black (売却済) を購入した日だった。ギターが欲しくなる日なのかな…w。

Blitz は Aria Pro II の廉価ブランドで、いわゆる安ギターの部類だが、その中では品質が高く人気のブランド。

レスポール・スペシャルが欲しかったのは、渡辺香津美の「To Chi Ka」のジャケットを見て憧れたからだった。実際は渡辺香津美はあのレスポール・スペシャルでライブやレコーディングを行うことはほとんどないそうだがw。ちなみにジミヘンも使用していたことがあるようだ。

注文して2日後の16日に届いた。良い感じの TV イエローだ。クルーソンタイプのペグはどうせならプラスチックのヤツにしてほしいし、チューン・O・マチックじゃなくてバーブリッジにしたかったところだけど…w。フィルムを剥がす際に木屑が出たり、始めのうちはフレットを触ると手に黒い汚れが付いたりするのはやはり安ギターらしいところだが、気になる問題点はなく、ほとんど調整なしでいきなり使えた。

事前にネット上の情報で、ネック側面のポジションマークがある白いバインディング部分に黄色の塗装がされている、という話を聞いていたが、僕の個体は塗装されておらず、綺麗になっていた。色々聞いてみると、今回のイケベ楽器のタイムセールでこの BLP-SPL を購入した人は問題なかったようだ。改善されたのかな?

音はかなり良い。知人が本家 Gibson のレスポール・スペシャルを持っていて触らせてもらったことがあったのだが、それに劣らず頑張っている。ガンガンに歪ませると音の分離感がなくなる感じがするが、クリーントーンはかなり綺麗に鳴る。フロント、リアを単体で使うと多少ノイズが気になるが、センターで両方鳴らした時の音がとても綺麗で、トータルで見るとかなり良いギターだ。

しばらくして弾かなくなってしまったので、2011年の8月下旬、弟の友人に5,000円で譲った。