My Guitars 07

入手した順に載せている。2025年~現在。

Aria Pro II MK-1500WA - Natural

Aria Pro II MK-1500WA 01 (2025-12-18 撮影) Aria Pro II MK-1500WA 02 (2025-12-18 撮影) Aria Pro II MK-1500WA 03 (2025-12-18 撮影) Aria Pro II MK-1500WA 04 (2025-12-18 撮影) Aria Pro II MK-1500WA 05 (2025-12-18 撮影) Aria Pro II MK-1500WA 06 (2025-12-18 撮影) Aria Pro II MK-1500WA 07 (2025-12-18 撮影) Aria Pro II MK-1500WA 08 (2025-12-17 撮影)

父のメインギターである My Father's Aria Pro II MK-1800WA - Natural が、僕が初めて目にしたギターであり、思い入れのあるシェイプである。2012年に同型機の Aria Pro II MK-1800WA - Natural (売却済) を購入したところ、父の個体とシリアルナンバーがなんと5番違いという兄弟機だった。全く不満はなかったのだが、当時結婚していたこともあり2017年に機材整理のため売却してしまった。

またいつか状態の良い個体に出会えたら購入したいなーと思っていて何となくウォッチしていたところ、今回の個体を発見。2025-12-14 Guitar Traders 様より購入、2025-12-17 到着。

コチラは父の個体、および以前所有していた個体である MK-1800WA とは異なる、MK-1500WA というモデルだ。両者の違いは搭載ピックアップで、MK-1800WA は Dimarzio Dual Sound、MK-1500WA は Aria Extra-III (アリア純正) というピックアップが載っている。ピックアップの6弦の外側に小さな穴が開いていると Dimarzio ピックアップ・穴がなければ Aria ピックアップ、という外見上での区別もつき、本個体が MK-1500WA という判断で矛盾しない。他に細かい違いというとコチラの MK-1500WA にはトラスロッドカバーに「AriaProII」の表記がなかったのだが、コレがモデルによる違いなのか本個体だけ交換されたりしているのかは不明。MK-1800WA と MK-1500WA の違いはピックアップだけとされているので、ボディはウォルナットとメイプルのスルーネック、指板はエボニーで多彩なスイッチ類も同等機能である。

本個体のシリアルは 039006。シリアル1桁目が西暦の下1桁 (0 始まりなので1980年製) な模様。004006・004011・039006 という3本が恐らくは同じ1980年製であることを考えると、2・3桁目の「04」や「39」にも意味がありそうだが、ネット上で見つかる情報とも合致せず、詳しいことは不明…。

さて、今回の個体で多彩なコントロール類を改めて確認してみる。

画像8枚目のキャビティ内の写真でも確認できるが、黒いカバーに覆われているのが 9V 電池。ブースター回路には 9V 電池を必要とする、というのは今回初めて気付いた仕様だった…。以前持っていた個体は Dimarzio Dual Sound ピックアップの特性だったのか、高音域の抜けが悪く、どうセッティングしてもこもった音色だと思っていたのだが、本個体の Aria Extra-III ピックアップは高音域もしっかり出て、かなり使いやすい。デュアルサウンドスイッチによるコイルタップも自然なシングルコイルサウンドで、バッキングでのコード弾きなどに向いていそうだ。

ボディ木部の色味が、父の所有機や以前持っていた個体と比べると本個体は少し明るいかな、という気がするが、ネットで他の個体を色々見ると、型番の違いというよりは個体ごとの経年変化によるものと思われる。いわゆる日焼け・退色が起きている度合いということだ。

↑ 本個体のサウンドバリエーションを確認する動画を作ってみた。

Fender Japan TN72-85 - NAT (Natural)

Fender Japan TN72-85 01 (2026-03-28 撮影) Fender Japan TN72-85 02 (2026-03-28 撮影) Fender Japan TN72-85 03 (2026-03-28 撮影) Fender Japan TN72-85 04 (2026-03-28 撮影) Fender Japan TN72-85 05 (2026-03-28 撮影) Fender Japan TN72-85 06 (2026-03-28 撮影)

Squier 版の72シンライン (Squier Classic Vibe 70s Telecaster Thinline - Natural) を購入したこともあったが、どうしても Fender Japan のモノが欲しくて探し回って購入。2026年現在、TN72 の中古市場は平気で15万以上するので、11万円台で美品が買えたのは良かった。2026-03-25 デジマートで注文、2026-03-28 着。

型番記載は TN72-85 NAT、シリアルは Q094923、前所有者の新品購入が平成18年 (2006年) という保証書が入っていたので、2002~2004年頃のダイナ楽器組み込み・外注製造品で矛盾しない。よく「VNT (Vintage Natural)」と表記される個体もあるが、この当時のカタログを色々見返してみると「NAT (Natural)」表記しかない。個人的には VNT ばりに黄ばんだ色味が好きなのだが、本個体は十分に黄色みがあって良き。

指板の R は当時のカタログを見ると 184R と書いてあって、Fender Japan ST68RH - Black と同じような指板の感じがする (ST68 も指板は 184R で同じ)。ネックは若干太い気がするが、弾き心地は同じ Fender Japan 製品ということもあり似ている。

ボディ材は2002年カタログだと「セン」、2003・2004年カタログだと「アッシュ」の表記になっていて、本個体がどっちなのかは不明。ピックアップは TN-Humbucking となっているが、Fender ロゴ入りのワイドレンジハムバッカー。F ホールによる生音の鳴り感は、意外にも Squier 版より少なめで普通のソリッドギターに近い感覚。

ハードケース付属で高級感もあり、所有欲も満足。欲をいえば 22F にツバ出し延長したい!

GrassRoots G-LS - TVY (TV Yellow)

GrassRoots G-LS 01 (2026-03-28 撮影) GrassRoots G-LS 02 (2026-03-28 撮影) GrassRoots G-LS 03 (2026-03-28 撮影) GrassRoots G-LS 04 (2026-03-28 撮影) GrassRoots G-LS 05 (2026-03-28 撮影)

過去に Blitz BLP-SPL - TV Yellow というレスポールスペシャルタイプのギターを持っていたが、そちらは Tune-O-Matic にクロームペグで、渡辺香津美所有機っぽさがなかった。Gibson ブランドに拘りはなかったが、白いプラスチックのボタンペグにバーブリッジのモノが欲しいな~と思い探していたところ、本個体が新品特価で売られていたので購入。2026-03-25 デジマートで注文、2026-03-27 着。

GrassRoots は ESP 直系の廉価ブランド。Edwards よりもさらに安いブランドで、同じレスポールスペシャルタイプが売られている。新品価格は G-LS が63,800円に E-LS-STD が143,000円ということで2倍ほど違う。

本個体のシリアルは GC2520489。「G」は GrassRoots、「C」は中国工場とかの意味だろうか?(完全に推測) 続く「25」を見るに2025年製なのかな?2026年3月現在の新品特価だったことだし矛盾しない。

ネック・ボディ材は購入店によれば「マホガニー」とのことだが、ESP ウェブサイト上では「オクメ」という代替材の表記。見た目での判別は自分にはできなかった。うっすら黒い導管が浮き出ており、TV イエローの色は濃いめで良き。ネックはかなり太い部類だが弾きにくくはない。スペック上は GP-1G と記載のある P-90 タイプのピックアップは、ストラトのようなシングルコイルよりは太い音が出て、かつチャキチャキとしたカッティングもこなせるような「想像どおりの P-90 タイプのサウンド」で Good。

バーブリッジタイプだがピッチ補正できるように突起が付いていて、オクターブチューニングもバッチリだった。あとはピックアップセレクターのノブをアンバー色のモノにでも変えたらそれっぽくなるかな?なんて想像して楽しんでいる。

Ibanez RG350DXZ - White

Ibanez RG350DXZ 01 (2026-06-11 撮影) Ibanez RG350DXZ 02 (2026-06-11 撮影) Ibanez RG350DXZ 03 (2026-06-11 撮影) Ibanez RG350DXZ 04 (2026-06-11 撮影) Ibanez RG350DXZ 05 (2026-06-11 撮影) Ibanez RG350DXZ 06 (2026-06-11 撮影) Ibanez RG350DXZ 07 (2026-06-11 撮影)

Ibanez RG というと、過去に Ibanez RG350EX - Black というよく似たスペックのモノを持っており、その後 Ibanez RG770FM - DBK というちょっと上位機種を手に入れて、コレに搭載されていた Tone Zone ピックアップのサウンドが気に入っていた。Ibanez RG175B - Black → Mod という廉価版や、30フレット搭載の Ibanez RG550XH - Blue Sparkle なども一時期所有していて今回で Ibanez RG は5本目。ちなみに、Chibanz ではあるが Ibanez JEM7V Replica - WhiteIbanez JEM7V Replica - Acrylic LED も持っていた時期がある。あと父も Ibanez RG350ZB を持っていたりと、Ibanez RG は結構好きなギターだ。

特に RG770FM に載っていた Tone Zone の音がまた体験したいな~と思っており、同時にフロントに Air Norton も載せる王道スペックも良いな~と思っていたところ、RG350DXZ に Air Norton と Tone Zone を載せ替えてある個体を発見し即ポチ。2026-05-31 ヤフーフリマにて5万円ちょうどなり。2026-06-02 到着。

以前持っていた RG770FM が、少なくともリアは Tone Zone だったが、フロントは何に交換されていたのかよく把握しておらず、今回はそのリベンジという感じでもあった。今回はフロントに Air Norton (DP193)、リアに Tone Zone (DP155) が搭載されていることは明らかだったのでサウンドチェック。

リアの Tone Zone に関しては意外にも、以前の RG770FM で感じたような「極端な中低音のモコモコ感」が薄くて、特にハーフトーン時の高音域のキラキラした感じもしっかり出てくれた。コレはボディにダイレクトマウントだった RG770FM とピックガードマウントである本機の差なのか、はたまた木材やブリッジ機構が鳴りに影響しているのかは不明。ともかく、「Tone Zone 過ぎる」ような主張も少なく、適度に高出力なピックアップでとても使いやすかった。

そしてフロントの Air Norton も、高出力な方向性ではあるが決してモコモコこもる感じもなく、適度な甘い音で聴きやすい音。大変良き。

センターシングルに関しては、この生産時期の RG350DXZ に標準搭載されている Quantum だと思うが、相性は良い。より「王道構成」にするなら True Velvet (DP175) あたりを載せる感じだろうか。まぁ今のところ不満はないのでこのままで行こう。

そもそも Air Norton と Tone Zone の組合せは、元々ジョン・ペトルーシが Tone Zone を使っていたセッティングを Ibanez が発展させて市販製品に盛り込んだらしい。なのでサウンドの傾向も「Steve Vai や JEM っぽさ」はあまりない感じ。やっぱりヴァイ味を出すには Evolution ピックアップや Breed、UtoPIA あたりだろうか。

さて、RG350DXZ という本機の歴史についてだが、元々は RG350DX として1998年頃から展開された廉価帯の製品。当初はバスウッドボディ・ローズウッド指板・Infinity ピックアップといったスペックから、2011年頃にゼロポイントシステムを搭載して RG350DXZ に名称変更。この中でもボディ材やピックアップが変わっており、今回入手した個体はシリアルナンバー I201111951 というところから2020年11月生産品と分かる。この頃はボディ材はメランティ、指板はジャトバといった代替材になっている。デフォルトのピックアップも Quantum シリーズが載っている。ネックも3ピースメイプルではなく1ピースメイプルだったりとコストダウンが図られている。2024年以降は RG450DXB という型番でほぼ同等のスペックが引き続き販売中。

そんなワケで、特に木材面では徹底的なコストカットが図られてきた廉価な機種であり、ピックアップだけディマジオにしたところでどうなんだろう…?という思いもあったが、結果的にはコレが5万円で手に入ったなら大満足なサウンドである。久々のダブルロック式で弦のテンション感が強めに感じるところ、ゼロポイントシステムの恩恵を受けられているのかまだよく分かっていないところなど、コレから本機と付き合っていって良さを引き出していきたい。