Squier Telecaster をベースに Esquire を作ろう!

伝説のギター「ルシール」を作ろう!に続く、ギター改造シリーズ第2弾。

「Squier」+「Esquire」=「ESquier」?

僕は以前からヴィンテージナチュラルなブラックガードのテレキャスターが好きで、Fender Japan TL52 VNT のルックスがドンズバに好みだ。そして自分は22フレット仕様が好きなので、以前イケベ楽器コラボの限定モデルで発売された TL52-22 の仕様を求めていた。最終的に、2019年に「Fender Japan Exclusive Classic 50s Telecaster のボディ」と「Fender Japan TN-SPL の 22F ネック」を合体させて「22フレットのブラックガードテレキャスター」を手に入れた。

Fender Japan Exclusive Classic 50s Telecaster (2019-05-08 撮影)

コレでテレキャスに対する所有欲は満たせた…のだが、人間の欲求は止まらない。次はブラックカードで22フレットある「Esquire エスクワイア」が欲しい!と思ってしまったのである。

Esquire というのは、テレキャスターのフロントピックアップがない、リアピックアップ一発のみのモデルのこと。テレキャスターと比べるとマイナーな仕様で、テレキャスが普及している現代において、わざわざ 1PU 仕様なエスクワイアというのは、あまり見向きもされない存在だ。

しかし、Esquire にブリッジカバーを付けた時の「ピックアップがどこにも見えない」感がたまらない。テレキャスと同じ 1 Volume、1 Tone、3 Way Selector というコントロールを持っていて、1PU でどうやってセレクタースイッチが機能するのかというと、「トーンを絞った状態のプリセット」「トーンノブが利く状態」「トーン回路を通らないモード」という3種類の音色が扱える仕組みになっているらしい。コレって萌えますよね?(何)

ということで2022年10月。かねてより物色していたヤフオクで、Squier Classic Vibe 50s Telecaster の中古を2万円台で購入。

Squier Classic Vibe 50s Telecaster (2022-10-15 撮影)

コイツをベースに、

  1. フロント PU を外して回路をエスクワイア仕様にする
  2. 22フレットを増設する
  3. ヘッドロゴを「Fender Esquire」に貼り替える
  4. ピックガードを交換・ブリッジカバーを取り付けて Esquire のルックスを整える

という改造を施していくことにした。

所詮は素人の DIY なので至らぬ点も多いと思うが、「とにかく何でもいいからハンダや塗装などの工作をしたい」「欲しいモノを買うのではなく自分で作ってみたい」という思いもあったので、DIY に挑戦してみる次第。(あと「買おうとすると高くつくから色々と安く済ませたい」のも本音w)

Esquire の回路を作る

まずは何よりもサウンド。フロントピックアップを取り外し、電装回路を改造して Esquire 仕様なコントロール類にしていく作業に取り掛かる。

僕はハンダ付け工作の経験がほぼないのだが、ネットで回路図を調べて、必要そうなモノを買い揃えた。

ハンダごてセット (Manelord・200~450度・60W・110V)

01 2022-12-13

ハンダごて、半田、ピンセットなどのセット。ハンダは200度程度で溶けるし、あまり高温にし過ぎて部品を壊しても良くないので、適度なヤツを買えばいい。

Goot ハンダ吸い取り線 3mm 幅・1.5m 巻き・CP-3015

02 2022-12-11

既存の回路のハンダを溶かして吸い取る際に使用する。ハンダごてセットに「ハンダ吸い取り器」というのも付いてきていたが、個人的には「吸い取り線」の方が扱いやすかった。

Gavitt ビンテージクロスワイヤー (白・黒・黄 各 1m セット)

配線材。とりあえず線を繋げられれば何を買っても良い。クロス (布) 製だと「外の皮を剥く」作業をしなくとも、布を押し込んで配線材を剥き出しにできて楽。

Scud セラミックコンデンサー 0.047μF CR-473E

コンデンサというのは小さな錠剤のような形をしている「セラミックコンデンサ」タイプと、「オレンジドロップ」のような爪くらいの大きめなサイズの「フィルムコンデンサ」タイプがある。どちらも役割や取り付け方は同じで、「高音域を削るためのパーツ」である。

Esquire を作る際は、この 0.047μF という値のコンデンサが3つ必要になる (読み方は「マイクロ・ファラド」、静電容量の単位)。0.05μF タイプでもほぼ同じ。

音に拘りたい人はオレンジドロップでも何でも買えばいいが、コントロール部のザグリに収められるようにハンダ付けしないといけないので、自分は一番安い Scud の小さなセラミックタイプのモノを3つ買った。

札幌貿易 3.3kΩ 1% 1/4W カーボン抵抗 20本入り res-733

03 2022-12-15

コチラは「抵抗」。コレも、Esquire の「トーンを絞った状態のプリセット」部分の回路を作るために必要になる。守るべきスペックは 3.3kΩ という抵抗値だけ。

商品名に 1/4W とか 1/8W とか 1W とかいうワット数が書かれているが、調べた限りだとギターのような回路の場合は 1/8W などの小さいタイプでも問題なし。1W のような大きいタイプをわざわざ選んでも特段変わりはない。

コチラの商品には「1%」とか「5%」とかいうパーセンテージが書かれていたのだが、コレはどうも抵抗の品質のバラつきを示すモノのようだ。88円で20個セットが買えるほどの安いパーツなので、誤差が 1% のモノを選定した。1個しか使わないので残り19個はどうしようかね…w

Montreux Kester #44 60/40 .040 No.1475 1.5m 巻きハンダ

04 2022-12-13

ギター専用のハンダも買ったけど、結局ハンダごてセット付属のハンダを使ってしまってコチラは未使用w。最終的にノイズが多かったりしてイマイチだったので、やっぱりこういう音楽用のヤツを使う方が良いと思った。

ハンダごてセットが1500円くらいで、その他はどれも1つあたり100~200円程度で揃う安いモノを選んだ。2万円のギターを改造するのにそれ以上の値段はかけたくないからな…w。それぞれ書いたとおり、「とりあえず改造する」だけならメーカも材質も適当で良く、コンデンサの容量と抵抗の値だけ見ておけば良いようだ。

今回は既存の回路で使われているボリュームポット、トーンポット、セレクタースイッチは流用することにしたので購入していない。これらも別途購入してもさほど高くはない。

ちなみに、Esquire 回路を組み上げた完成品の「アセンブリ」一式も、1万円前後で買えたりする。コレを買えばピックアップだけハンダ付けして終わりである。

既存の回路をバラす

まずは既存の回路をバラしていく。ピックガードとコントロール部分のネジを開けて外して中を見てみる。色々繋がっていてよく分からない。

05 2022-12-10

見た限り、トーン用に既に 0.047μF のコンデンサが付いているのと、ボリュームポットに「102K」と書かれた、恐らく 0.001μF のコンデンサが付いていた。ハイパス用らしい。あっても良さそうだがコイツは後で外した。

ネットで調べた Esquire の回路図は何種類かあって、細かいところで接続方法が異なるが、概ね同じ仕組みになっているので、既存部分からわざわざ剥がさなくても良い部分を見極めて、要らなそうな配線をまずは取り外した。フロントピックアップが繋がっている配線などは分かりやすい。ハンダごてでハンダを溶かし、ハンダ吸い取り線を沿わせてハンダを吸い取ると、配線材が外せる。最初はハンダの扱いが難しくて手こずったが、慣れたらスイスイと作業できるようになった。

回路図を見ながら組み上げていくが…

既存回路の配線を流用できるところはそのままにしつつ、ネットで見つけた回路図どおりにセレクタースイッチとポット類を繋いでいった。

しかし、いざ音の出力を確認してみると、セレクタースイッチがセンターの時にしか音が鳴らない。センターの状態だと、ボリュームもトーンも効いている。しかしフロントやリアの位置では、ボリュームノブには反応があるものの、音は一切流れてこなかった。

何か間違えているのだろうか?どこを間違えたのか?それとも、素人のハンダ付けが下手で、配線材を焼き切ってしまったりしたのだろうか?パーツを壊してしまっているかもしれないという不安もある中で、唯一の救いは「センターでは全て正常に音が出ていること」であった。つまり、ポットもコンデンサも抵抗も、完全にブッ壊れているワケではない。何かの繋ぎ方を変えれば直せそうだ。

ココでもう一度、ジャックからピックアップ、そしてジャックへと戻る配線がどのように繋がっているのか改めて確認してみた。ボリュームポットに繋がって、セレクタースイッチに繋いで、ピックアップに行って、そこからはトーンポットやコンデンサ・抵抗を経由して、アースがあって…。素人なりに回路図をちゃんと辿れるか確認したのだが、奇妙なことに気が付いた。

回路図どおりにならないセレクタースイッチ「DM-30」

セレクタースイッチからは8つの足が生えていて、端から順に、どことどこを繋げば良いのかが回路図に書かれていた。この回路図のとおりの位置の足にハンダ付けしたのにな…。

そう思ってセレクタースイッチを動かしながら接点を見ていたら、「回路が頭からケツまで繋がる状態」がセンター位置でしか実現できていないことに気付いた。

どうやらこの Squier に採用されているセレクタースイッチは、よくある Esquire の回路図に登場するセレクタースイッチとは「8つの足」の並び順・構造が異なるようだ。その型番は「DM-30 (MADE IN JAPAN)」と書かれていて、調べてみると Scud や YJB Parts といったメーカーが販売しているようだ。

06 2022-12-15

いくつかのレビューや海外のフォーラムで、「並び順の説明が欲しかった」とか「このセレクタースイッチ向けの回路図をくれ」といったコメントが見えたので、やはり世間的によくある 3 Way スイッチとは構造が違うことは明らかだった。

回路図どおりに作れるような、何か別のレバースイッチを買っても良かったのだが、スイッチが壊れているワケでもないのにお金を使うのが嫌だったので、「コレで動くはずだ」という回路図を自分で書いて配線してみた。結果はビンゴ。想定したとおりの動作ができるようになった。若干ノイズが大きいが、元々のピックアップやパーツ類を流用しているせいなのか、ハンダが悪かったのか。エフェクター次第では許容範囲の音になるので、今回はココまでとする。

07 2022-12-15

別に自分で組んだ配線で動こうが動くまいが、誰にも迷惑がかかるモノでもないのだが、なかなか勇気のいる行動だった。世界に情報がない回路図を自分が生み出したのかと思うとちょっと自信がついた。割と電装配線系は何とかなるもんですね。

08 2022-12-15

22フレットを増設する

続いて22フレット化。コレは22フレットの音階が鳴らせるかどうか、2オクターブの音程が出せるようになるかどうかがかかっているので、配線の次に取り掛かったモノだった。

以前、リペアショップで Fender Japan ST68RH に22フレットを増設してもらったことがあるが、プロのような「ツバ出しフレット」は実現が難しそうだったので、21フレットの後ろのネック末尾に22フレットを貼り付けることにした。

木片を両面テープで貼るのは失敗

プレカットされているヴィンテージスタイルのフレットをヤフオクで購入。ネック末尾に瞬間接着剤か何かでフレットを直接貼り付けてしまおうかと思ったが、うまくいくか分からなかったので違うやり方を検討。

09 2022-12-19

続いて百均で桐のまな板を購入。コレにカッターで切れ込みを入れ、そこにフレットを無理やりブチ込み、四隅を簡易ノコギリでカット。あとはひたすら紙ヤスリで削り、上下の板部分や高さを極力削った。このフレットが打ち込まれた木片をネック末尾に貼り付ければ、22フレットが鳴らせるはずだ。むっちゃ乱暴なやり方。w

塗装は百均 (CanDo や Seria にある) で買った、メイプルカラーの木材用水性ニスを使用した。木材への色塗りが楽しくてハマってしまった。塗装が乾いたら、「Mr. Color C46 クリアー」というプラモ向けの透明な塗料をハケで塗ってコーティングした。コレでテカテカなグロス感が出る。

10 2022-12-19

ネックのケツに、この木片を両面テープで貼り付けてやった。

「とりあえずフレットがあれば音が鳴るだろう」そう思ってこんなやり方をしたのだが、結論からいうと全然綺麗に音が鳴らなかった。

一応アタック音は出るのだが、全然サスティーンが伸びない。どうも、ヤワい桐の木片を通じてボディ側など全体的に弦振動が逃げてしまっているようで、22フレットでのチョーキングなどは音が出なかった。だからツバ出しとかしてネック側にガッチリ固定するモンなんですね…。

アロンアルファでフレットを貼る

やっぱりフレットがネックにガッチリ固定されていて、弦の振動が逃げない必要がるんやね…と思って、ネックの末尾にアロンアルファを塗ってフレットを貼り付けてみた。やっぱりまだコチラのやり方の方がサスティーンなどは伸びる。

11 2022-12-23

若干22フレットの位置がズレて音がシャープ気味になるのだが、よしとする。

ヘッドロゴを貼り替える

「やっぱり Fender って言いたい!」と思ったので、ヘッドのロゴ (というかヘッド表面全体) を180番の紙ヤスリでゴリゴリと削った。なんかこのスクワイヤのネック、木目の関係なのか、元々色ムラがあるように見えるんだよね…。

12 2022-12-16

手でヤスリがけするのは辛くなってきたので、途中で4000円程度で京セラの電動サンダー MS-30B を買った。コレに紙ヤスリを取り付けるとブイーーンと一気に削ってくれる。ただし騒音もなかなかのモノなので、近所迷惑にならないようご注意を。

14 2022-12-19

ヘッドのロゴと塗装をまるっと削ったら、600番台の紙ヤスリで表面を整え、「Mr. Color C48 クリアイエロー」に「Mr. Color C49 クリアオレンジ」を少量混ぜて、ハケや古着を使って塗り込んでいく。先程フレット木片に使ったクリア塗料の、色付きバージョンだ。Mr. カラーって良いっすね!ちょっとシンナー臭いが悪くない (?)

13 2022-12-17

コレを塗って1・2時間乾かして、を2・3回繰り返してやると、ヘッドだけヴィンテージモノみたいな風合いが出てきた。フレット側との塗装の色味に差ができてしまっているが、気にしないことにした。というか色を塗るのが楽しくて何度も削って塗り直して遊んでしまったw。

15 2022-12-19

色を塗ったら、「アスペン ラッカースプレー クリア 300ml」というニトロセルロース塗料のラッカー缶スプレーでコーティングしていく。風呂場にダンボールで囲いを作り、シューッと吹きかけて1・2時間乾かす、というのを4・5回やった。メチャクチャシンナー臭くて体調崩したので、できれば庭とかでやった方が良い。マンションのベランダでやったら近所迷惑になるレベルの臭さなので注意。下痢したり目がかすんだりしてしばらく健康を害しました。

本当はサンディングシーラーを先に吹きかけた方が良かったんだと思う。「サンデーペイント サンディングシーラースプレー 300ml」というのも買っておいてはいたのだが、つい気が焦ってラッカースプレーをいきなり吹きかけてしまったw。

16 2022-12-19

ラッカーを吹いたら、ヤフオクで買った Esquire の水貼りデカールを貼り付ける。

17 2022-12-21

ぬるま湯にデカールを30秒ほどひたすと、ロゴ部分が薄いフィルムというかオブラートみたいな感じでめくれてくる。なのでコレをヘッドに貼り付けて、下の台紙を引き抜く。濡れている間は位置調整などができるので、綿棒を使って水気を取りながら位置を決めて貼り付ける。

18 2022-12-21

デカールを貼ったら水気をしっかり取って1日放置。翌日にクリアラッカーを1回だけ薄く吹きかけ、さらに1日放置。その後にクリアラッカーを4・5回、1・2時間の間隔を開けて吹いてやって完了。

完全に我流で、ネック全体との塗装と合っていないのも重々承知だが、「ルシール製作」以来のド素人木工にしては満足行く結果になった。

Esquire のルックスを整えて完成

回路がエスクワイア仕様になり、ヘッドロゴも Esquire に変わり、22フレットも増設した。

最後に「Musiclily 5穴エスクワイアスタイル 1プライブラックマット」のピックガード「Fender Pure Vintage Telecaster Ashtray Bridge Cover Chrome」というテレキャスター用ブリッジカバーを買い、ボディに組み込んでいく。コレで念願の「22フレット Esquire」の完成!

19 2022-12-23

20 2022-12-26

前述のとおり、回路は想定どおりの動作をするが全体的にノイズが大きい。しかし、そんな回路でも自分で初めてハンダ付けして作ったという自負があるし、ヘッドロゴの貼り替えや塗装は素人ながら満足いく出来栄えで、割と好みな色になったし良かった。何より塗装することそのものが楽しくてハマりそうである。

完成写真

完成した写真をいくつか載せておく。

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22 2022-12-26

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25 2022-12-26

悪くないぜ!

総費用

最後に、今回の改造で実際に使用した道具の商品名と購入価格を表にまとめる。値段は購入時の送料込みで、リンクは Amazon の当該商品をなるべく載せている。

改造のために購入した商品
商品名 価格 購入方法
ギター本体
Squier Classic Vibe 50s Telecaster ¥29,260 ヤフオク
配線
Manelord はんだごてセット 温度調節可 (200~450℃) 14-in-1 60W/110V ¥1,999 Amazon
goot はんだ吸い取り線 3mm幅 1.5m巻き CP-3015 ¥174 Amazon
ルシアーオブジャパン Gavitt 製 ビンテージクロスワイヤー 7本撚線 AWG22 白・黒・黄 3色各1m ¥1,298 Amazon
Scud セラミックコンデンサー 0.047μF CR-473E (242円×3つ、うち2つ使用) ¥726 Amazon
札幌貿易 3.3kΩ 1% 1/4W カーボン抵抗 20本入 res-733 (うち1本使用) ¥368 Amazon
22F 増設
まな板 桐 ¥100 キャンドゥ
フレット (22本セット) ¥794 ヤフオク
ヘッド再塗装・ロゴ
Funshare 耐水サンドペーパー 36枚入り 12種類 (120 ~ 3000 各3枚) ¥825 Amazon
京セラ 旧リョービ サンダ MS-30B 93×228mm 636452A ペーパー寸法93×228mm ¥4,985 Amazon
アスペン ラッカースプレー クリア 300ml ¥678 Amazon
Esquire 水貼りロゴ ¥1,674 ヤフオク
スクエア SGM-15 マスキングテープ 15mm 18M ¥193 ヨドバシカメラ秋葉原
クレオス D175 Mr. 塗料皿 10枚入り ¥146 ヨドバシカメラ秋葉原
クレオス Mr. Color C46 クリアー ¥133 ヨドバシカメラ秋葉原
クレオス Mr. Color C48 クリアイエロー ¥130 ヨドバシカメラ秋葉原
クレオス Mr. Color C49 クリアオレンジ ¥136 ビックカメラ西池袋
CanDo サンドペーパー 金属用 5枚 ¥100 CanDo サンシャイン
CanDo 木材用ニス メープル ¥100 CanDo サンシャイン
Seria ナイロン平ハケ 15mm ¥100 Seria 東池袋
外観
Musiclily 5穴 アメリカ/メキシコ製エスクワイヤースタイル テレキャスター用ピックガード、1プライブラックマット ¥1,093 Amazon
Fender Pure Vintage Telecaster Ashtray Bridge Cover Chrome ブリッジカバー ¥2,633 楽天
合計
ギター以外の購入商品の合計 ¥18,385 -
ギター込みの総合計 ¥47,645 -

ギターが3万弱、工具や部品などが2万弱、合計で4.7万円で製作できた。

コレ以外に購入だけして使わなかったモノがある。以下のとおり。

購入したが未使用な商品
商品名 価格 購入方法
Montreux Kester #44 60/40 .040 No.1475 1.5m巻き ハンダ ¥740 Amazon
和信ペイント 水性ニス メープル 130ml ¥957 Amazon
和信ペイント 水性ニス 透明クリア 130ml ¥536 Amazon
サンデーペイント サンディングシーラースプレー 300ml ¥1,185 Amazon
Kiwi 靴墨 45ml ブラウン ¥726 Amazon
Soft99 コンパウンドトライアルセット 25g × 3種類 ¥883 Amazon
Soft99 コンパウンドシート 09184 ¥88 Amazon
Soft99 コンパウンド専用スポンジ 09148 ¥464 Amazon
クレオス GT76 : 300 Mr. 注ぎ口計量カップ 6個入り ¥245 ヨドバシカメラ秋葉原
クレオス Mr. Color 薄め液 (小) T101 ¥150 ヨドバシカメラ秋葉原
クレオス Mr. Color C47 クリアレッド ¥136 ビックカメラ西池袋
CanDo 木材用ニス ライトオーク ¥100 CanDo サンシャイン
Daiso ラッカースプレー クリア ¥110 Daiso ラグーン池袋
Seria 水性ニス メープル 80ml ¥100 Seria 東池袋
合計金額 ¥6,420 -

百均のモノを色々買ったが、それは散歩の行き先のネタにしたのと、百均のモノでどこまで差が出るか検証してみたかったため。今後試していこうと思っている。

購入物の写真とか載せとく。

26 2022-12-18

27 2022-12-19

28 2022-12-20

29 2022-12-20

30 2022-12-19

31 2022-12-22

32 2022-12-22

使っていない塗料が特に多いので、これらを使う「対象」として新たなギターを購入した。次回はそちらの模様をお届けしよう…!今回は以上!

2024-11-03 : Fender 3 Position Vintage Strato Telecaster Pickup Selector Switch に交換

2024-11-03、久々に Esquire を取り出したら、センターポジション以外が鳴らなくなっていた。前述のとおり、元々付いていた DM-30 というセレクタースイッチは内部構造が通常のセレクタースイッチと異なり、ややこしい配線を自分で生み出していた。音が出なくなった原因究明ももう面倒臭くなったので、Fender 純正のセレクタースイッチを買うことにした。

↑ コチラの商品。2,300円程度。セレクタースイッチには「51992」という型番らしきモノが書いてあり、コレで調べると OAK 製の OEM らしきことが分かった。サイズはインチ規格だったが、特に問題なく付けられた。

参考にした配線図はコチラ。オリジナルの Esquire の配線を忠実に再現したモノを利用した。

33 2024-11-07

34 2024-11-07

35 2024-11-07

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上述の配線図のとおりに配線したところ、無事狙いどおりの音が出た。良き良き。

参考文献

今回 Esquire を製作するにあたって参考にしたサイトたち。

ハンダ・配線

Esquire 回路図

ネックの飴色塗装

水貼りデカール